deepbluedragonのブックマーク (244)

  • HBFR : Vol. 26 (2006) , No. 3 pp.245-252

    要旨 一般に脳研究では神経細胞の働きや,脳損傷に由来する神経学的,または神経心理学的症状の記述,分析などのボトムアップ的なアプローチを取る。一方,脳の計算理論的アプローチでは脳が解こうとする問題は何か,それを解くにはどんな計算が必要か,その基原理は何かをトップダウンに考える。脳が解く必要のある問題の 1 つは不良設定問題であり,到達運動のような単純な運動でも,ターゲットへ到達可能な無数の軌道から最適な軌道を 1 つ選択するための制約条件を決定しなくてはならない。たとえば,トルク変化最小モデルでは,到達運動では各関節に生じるトルクの時間変化の 2 乗の総和を運動軌道全体にわたり積分した値が最小となるような制約が腕にかけられているとしており,不良設定問題を解いている (川人 1996) 。講演では運動の計算理論を背景に運動にまつわる神経心理学的症状 (失書症,失行症,視覚性失認の模写運動)

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    deepbluedragon 2009/02/21
    脳の計算理論に関する簡潔な説明が含まれている。不良設計問題の説明が分かりやすい。
  • 経済学の革新とパレートの社会学

    1870年代,ウェーバーやデュルケームが活躍する少し前の時期,経済学では「限界革命」とよばれる理論上の革新が起こった。メンガー(Menger, Carl, 1840-1921),ジェヴォンズ(Jevons,William Stanley, 1835-1882),ワルラス(Walras, Léon, 1864-1910)らによって限界効用の理論が生まれたのである。

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    deepbluedragon 2009/02/20
    パレートは経済学でよく名前を見るけど、これを読むと社会学でも興味深いことを言っているようだ。その考え方は認知科学的であると同時に、それへの鋭い批判にもなっている。
  • それってとにかく説明体系としての進化論や脳科学のような気もするが: 極東ブログ

    NHKスペシャルの「シリーズ 女と男 最新科学が読み解く性」(参照)という3回シリーズの番組があり、すでに2回まで放映され、私も録画したのを見た。面白いといえば面白かった。特に西田尚美が好演という印象だった。 1回目は”惹(ひ)かれあう二人 すれ違う二人”(参照)ということで、こんな話から。 男女はなぜ惹かれあうのか。脳科学はいま、恋のメカニズムを解明しつつある。その中心はドーパミンという脳内物質。快楽を司るドーパミンの大量分泌が恋する二人の絆となっているのだ。ところが脳科学は同時に、皮肉な状況も浮かび上がらせている。高い代謝を要求するドーパミンの大量分泌は身体への負担が大きく、長く続かない。そのため、“恋愛の賞味期間”はせいぜい3年ほどだというのだ。 まあ、よくある話だ。以前、「愛はなぜ終わるのか―結婚不倫離婚の自然史(ヘレン・E・フィッシャー)」(参照)も話題になった。と思い返すに

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    deepbluedragon 2009/01/22
    進化論は検証可能で実際されてるけど、進化心理学は単なる説明でそれ自体が検証可能であることは少ない。進化心理学とは独立の一貫した科学的成果に則っていればいい方(それでも少ない)。心理学的な男女差も似てる
  • 大「脳」洋航海記 » Blog Archive » 神経社会学のfMRI研究における魔術のような相関

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文のreview・インド料理・ワイン・テニスその他についてマニアックに綴るblog 【脳研究 - reviews & issues】 Voodoo correlation in social neuroscience - Perspectives on Psychological Science Brain imaging studies under fire - Nature News 脳のイメージング研究が炎上中 - 5号館のつぶやき いかにも僕の好きそうな話題を5号館のつぶやきのstochinaiさんが取り上げてくださったので、便乗して論評してみようかと思います。stochinaiさんのところから飛んでこられる方のために、以前の子供の語学学習の男女差についてのエントリと同様、一般(というか主に分野外の研究者)向けとプロ(ヒト認知神経科学の)向け

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    deepbluedragon 2009/01/22
    脳の全体から関連性の高い部位を選んでいるのだから高い数値が出るのは当たり前…という話。調べたい脳部位の選択は独立して行おう。
  • 「現代哲学の見取図」勁草書房

    現代哲学の一大潮流である「分析哲学」は、19世紀後半から20世紀はじめにかけての実証主義や論理分析の発展を背景にヨーロッパに登場し、のちに舞台をイギリスやアメリカへ移して20世紀を代表する哲学のひとつにまでなりました。 論理学、プラグマティズム、科学哲学、心の哲学など、多様な動向と関連の深い分析哲学ですが、その成立から様々な展開に至るまでの道筋や哲学者ごとの位置づけは意外に認知されていません。そこで、千葉大学の柏端達也先生にご協力いただいた哲学者の見取図をもとに、英米を中心とした現代哲学の総合ブックガイドを作成しました。 今まで断片的に興味を持って読んでいたはどんなふうに他のとつながり、ひとつの文脈をかたちづくっているのか。この見取図とブックガイドが、つぎの一冊との出会いや、哲学への新たな探究心を深めるきっかけになれば幸いです。

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    deepbluedragon 2008/12/11
    分析哲学の便利な資料あり。よくできた見取り図に感心するが、「オックスフォードの文章の難しい人たち」の分類は笑うが、そこは知覚の概念性論争にかかわる人ばっかりだな。…あっ!イアン・ハッキングがいない
  • オオカミ少女はいなかった 心理学の神話をめぐる冒険 - 情報考学 Passion For The Future

    ・オオカミ少女はいなかった 心理学の神話をめぐる冒険 学術的には否定されているのに既成事実として何度もよみがえる心理学の話や考え方を叩き割る。 第一章のオオカミに育てられた少女アマラとカマラの話は作り話だったという事実に驚かされた。この事件は幼児期の大切さを説く材料として日の小学校の道徳や高校の倫理の教科書にも使われてきた。私も学校で聞いた記憶がある。 アマラとカマラについては、発見者らによって詳細な観察日誌(和訳も出版されている)や写真が大量に残されている。二人の少女らしき人物がいたことは事実のようなのだが、オオカミに育てられた、だとか、保護された後の生育状況などは真っ赤な嘘らしい。著者は専門家ならばすぐに見破れる大きな矛盾を幾つも指摘している。ところが、当時、資料を真に受けた発達心理学者の大物がアメリカに紹介したために、マスメディアが大きく取り上げて、世界中が当の話だと信じ込んでし

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    deepbluedragon 2008/12/07
    心理学に神話が多いのは確かだけど次の言明は反駁になってない→「専門家らは仮に本当にそうした実験をしたとしても効果があるとは考えられないとも述べている」実験に理屈だけでできないと言ったら科学に発見はない
  • シャンジュー/リクール『脳と心』 | トピックス : みすず書房

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    deepbluedragon 2008/11/25
    引用部分の詩的な感じは嫌いじゃないけど、一歩間違うとクオリア学者に似ちゃうなぁ
  • 山口一郎(2008)「法のパラドクス(ルーマン)と超越論的事実性(フッサール)」[pdf]

    18 法のパラドクス(ルーマン)と超越論的事実性(フッサール) 山口 一郎(東洋大学) 様々な生活世界における社会的秩序の形成プロセスを解明するにあたって、社会 学のみならず、他の精神科学に次第に影響力を持ち始めているルーマンのシステム 論と、フッサールの発生的現象学の方法とを対比的に考察することを通して、二つ の解明の方向性の共通点と相違を明らかにしてみたいと思います。その際、ルーマ ンの現象学とオートポイエーシス論の受容と継承の仕方を見極めることが、重要な 中心課題の一つとなります。 1)法に内在するパラドクスを正面から問題にしているルーマンの論文に「12頭 目のラクダの返還」という論文があり、この論文をめぐる諸研究者のコメントを含 めた論文集『ルーマン 法と正義のパラドクス』 1 、に収められています。ここでい われるパラドクスと、フッサールの「人間主観の逆説(パラドクス) 」とが、

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    deepbluedragon 2008/11/23
    PDFです。タイトルにも関わらず、ヴァレラの神経現象学について詳しく論じられているのが興味深い。
  • 偽科学発見テスト - finalventの日記(Sundaland 2008/12/05 07:49)

    以下のエントリは、当初「偽科学発見テスト」と題されていて、科学的な言説と非科学的な言説をどう考えるかという、一つのテストケースとして考えていました。 想定していなかったいくつかの契機があり、また私の考えも変わったので、その点については、書き改める予定です。 変化の経緯⇒Eijkman shared the 1929 Nobel Prize... - finalventの日記 以下は、それまでの過去の経緯として、ご関心のあるかたはその心積もりで参照してください。 ウィキペディアの以下の項目に含まれている引用部分は、極めて偽科学的説明である可能性が高い。科学的説明の逸脱とその理由を説明しなさい。 ⇒脚気 - Wikipedia 江戸時代の江戸では、富裕層のあいだで玄米に替えて精米された白米をべる習慣が普及し、将軍をはじめ富商など裕福な階層に患者が多かった。江戸時代末期には一般庶民も発症し、江

    偽科学発見テスト - finalventの日記(Sundaland 2008/12/05 07:49)
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    deepbluedragon 2008/11/19
    脚気の引用部分→前半は文章自体の質が悪い(私からすると悪文)。添削だけで疲れる。この文章を選んだこと自体に疑問を感じる。これに比べれば後半は文章がマシ。こっちなら実験計画などの問題が問えそうだ
  • Kyoto University Research Information Repository: できごとと対象―ホワイトヘッド科学哲学の中心概念―

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    deepbluedragon 2008/11/17
    面白い。これを読むとホワイトヘッドがメレオロジーと関連していると分かる。パースの連続主義にも似たところがあると思い至る。個物でも普遍でもない物事を認める哲学史の系譜ってありそうで興味深い
  • また少し現成公案メモ - finalventの日記

    こんなことに関心を持つ人がいるかわからないし、仏教や道元に関心を持つ人でも、私が何を考えているのかバカみたいに見える人もいるだろうけど、そこはご愛敬で、メモ、と。 諸法の仏法なる時節、すなはち迷悟あり修行あり、生あり死あり、諸仏あり衆生あり。 「諸法の仏法なる時節」という限定節が何を意味しているかが、まず難しい、のだが、これは単に「時節」であり、「時」ということだと思う。ここで現代人が道元を誤解するのは、「時」に対する基的な認識を異にしている部分が大きいだろう。 道元にあっては、時とは有であり、彼は有時といっている。有るということは時である。ここで、おそらく道元がその前半生で悩んでいた問題は、たぶん、ゼノンパラドックスと同じだろうと私は思う。飛んでいる矢は止まっているということだ。もちろん、道元はゼノンパラドックスは知らないし、その思考の枠組みで考えているわけではない。 ただ、たぶん、道

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    deepbluedragon 2008/11/17
    これ自体は興味深い話として。大乗仏教系の話って、生成する世界は言葉で尽くすことはできない→すべては縁起である→世界はあるがままに過ぎない…となりがち。でも宗教と哲学は違う。苦の位置づけが宗教の任務
  • 水村美苗「日本語」とクンデラの小国・大国論

    水村美苗の「日語が亡びるとき」は、インターネット検索してみるとかなり評判がよかった。確かに読みやすいし、退屈しない文章なのだから、さすが一流小説家だと思う。しかし、どうして皆そんな簡単に称賛できてしまうのだろうか。あるいは、「新鮮」(読売新聞)だと評価してしまうのだろうか。このあたりは、少々不思議に思う。 いくつかの理由を考えてみた。 ①小国の運命についてあまり考えたことがない人が多かった。――ヨーロッパの小国では、自分の国の言葉が滅びてしまう危険性について、いつも身近な問題だったはずである。人口が少ない国、あるいは人口多くても強国に支配されてしまっていた国では、いつも隣り合わせだったであろう。ましてや近代的文学の言語として生き残るかどうかは、まさに生々しい問題だったに違いない。 例えば、辺境に蹂躙され、独立も維持できなくなったポーランドの言語と文学。人口が少なくロシアに従属してきた歴史

    水村美苗「日本語」とクンデラの小国・大国論
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    deepbluedragon 2008/11/15
    『フランス語によるフランス文学の偉大さは、翻訳でしか読んだことがないような世界の読者が理解できるというパラドックス!』→散文的な文学としての小説が近代の産物であり、普遍的であるべき世界文学を立ち上げた
  • 「シンポジウム『生成文法の可能性』レポ」への言語脳科学からの応答 - スウィングしなけりゃ脳がない!

    2008 年 11 月 9 日に専修大学で行なわれたシンポジウム「生成文法の可能性」に参加し、いつもブログ上でお世話になっている id:dlit さんともお会いすることが出来ました。お会いした感想としては同じく、若け〜というのと、やっぱり言語学の方はきれるな〜という。シンポジウム後はお互い多忙で、ゆっくりお話も出来ませんでしたが、またお会いする機会はあると思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。 レポートは dlit さんがこちら (シンポジウム「生成文法の可能性」レポ - 誰がログ) で丁寧にやってくださっているので、僕は、そこで挙げられている質問にお答えしたいと思います。ちなみにここでの回答はあくまで僕個人の見解でありまして、所属する研究室や共同研究者の意見とは関係があるかもしれませんし、ないかもしれません(笑)。 さて、dlit さんのご質問として ある刺激に対して言語能力に

    「シンポジウム『生成文法の可能性』レポ」への言語脳科学からの応答 - スウィングしなけりゃ脳がない!
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    deepbluedragon 2008/11/11
    科学における実験などでは、前もってこれはできないと言ってしまっては新しい発見も進歩もなくなってしまう。でも無駄な徒労に終わるのを避けたいのは人情。理論が先を照らす光になるかどうかは場合しだい
  • Kinokuniya e-Alert Plus!

    【『ことばをつくる』邦訳!:言語の認知・習得・進化を通じて、ヒトの心の謎に迫る】 (No.213 2008. 7.15配信号) マックスプランク進化人類学研究所のマイケル・トマセロ教授(発達心理学・比較心理学)は、サルのコミュニケーションから社会的認知などの問題に取り組む一方、幼児の言語習得についても数々の研究成果を発表し、認知科学及び言語学においても大きな注目を集めてきました。 彼の唱える用法基盤の(usage-based)習得理論によれば、チョムスキーらの生成文法に代表される言語の生得説は支持されないことになります。その著書が、認知言語学の研究者たちによって翻訳紹介されてきたことは、言語理論におけるパラダイムの衝突を物語っています。 今ここに、彼の言語習得に関する主著”Constructing a Language”が遂に邦訳されました。もう一方の代表作である『心とことばの起源を探る』

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    deepbluedragon 2008/11/11
    言語の認知科学に関する便利な文献リスト(洋書と翻訳が中心だが邦書も込み)。こんな素晴らしいリストを作ってくれたことに感謝します
  • シンポジウム「生成文法の可能性」レポ - 誰がログ

    昨日書くつもりだったんですけど、ちょっとした休憩のつもりが睡眠になってしまいました(^^; ※レポっていっても内容の説明とかは無しで自分の感想ぐらいしか書きません。あしからず。 朝〜午前中の講演 高速バスで向かったため、早めの出発。眠し… 午前中の講演は "Phonetics as Brain Training" Michael Ashby(Senior Lecturer in Phonetics,University College London) phoneticsの知識が言語のperformanceにどういう影響を及ぼすか、プロのphoneticianの頭の中がどうなってるかっていうような話。内容は面白かったんですけど、僕自身の英語の処理能力がかなり落ちているということもあって詳しいレポートには自信が無いのでやめておきます。午後のシンポジウムとはとりあえず関係無いですしね。いやーまた

    シンポジウム「生成文法の可能性」レポ - 誰がログ
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    deepbluedragon 2008/11/11
    面白い。『「科学」としての生成文法研究』を読むとなんかチョムスキー派ばかりな印象がする。用法基盤モデルに批判的なのは分かるけど、進化的適応にも慎重な人ばかり。適応派は言語学より生物学方面で多いのかな?
  • フィリップ・ソレルス「幸福なディドロ」|思想の言葉|SHISO No.1076

    『図書』は大勢の知的好奇心あふれる読者に1938年の創刊以来愛読されてきた「読書家の雑誌」です。 古今東西の名著をめぐるとっておきの話やエピソード、心を打つヒューマン・ストーリー、旅のときめき体験、人生への思索などを綴る、滋味あふれるエッセイの数々。 文学・芸術・学問の面白さを語る対談・座談・インタビュー。若手からベテランまで『図書』ならではの一流の執筆陣が書き下ろす文章の力と味わいは、日常生活にピリッと刺激を与えるスパイスの働きをするはずです。 魅力的なとの出会いの場、読書の新しい愉しみ発見の場として月刊『図書』の定期購読をおすすめいたします。 巻末の新刊案内は岩波書店の出版活動の最新情報をいの一番にお届けする「読者と岩波書店を結ぶホットライン」です。 綴じ込みの〈書籍注文ハガキ〉もご利用ください。

    フィリップ・ソレルス「幸福なディドロ」|思想の言葉|SHISO No.1076
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    deepbluedragon 2008/11/09
    『その後、戦後フランス思想を席巻する動向をその思索のなかで準備しながらも、ついにその手前にとどまりつづけた』…メルロ=ポンティとデリダは表と裏。デリダの不毛さの後ではメルロ=ポンティがまぶしく見える
  • フィリップ・ソレルス「幸福なディドロ」|思想の言葉|SHISO No.1076

    『図書』は大勢の知的好奇心あふれる読者に1938年の創刊以来愛読されてきた「読書家の雑誌」です。 古今東西の名著をめぐるとっておきの話やエピソード、心を打つヒューマン・ストーリー、旅のときめき体験、人生への思索などを綴る、滋味あふれるエッセイの数々。 文学・芸術・学問の面白さを語る対談・座談・インタビュー。若手からベテランまで『図書』ならではの一流の執筆陣が書き下ろす文章の力と味わいは、日常生活にピリッと刺激を与えるスパイスの働きをするはずです。 魅力的なとの出会いの場、読書の新しい愉しみ発見の場として月刊『図書』の定期購読をおすすめいたします。 巻末の新刊案内は岩波書店の出版活動の最新情報をいの一番にお届けする「読者と岩波書店を結ぶホットライン」です。 綴じ込みの〈書籍注文ハガキ〉もご利用ください。

    フィリップ・ソレルス「幸福なディドロ」|思想の言葉|SHISO No.1076
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    deepbluedragon 2008/11/09
    『近年の彼の「人気」は、永き権威破壊に飽きた現代人が、ムード的に権威主義に郷愁を感ずるといった潮流とも無関係ではない』…啓蒙主義とロマン主義の回帰。「エルサレムとアテナイ」という二つの魂とは何か?
  • Battle of Ideas 2008 | Battles in Print | The dubious science of evolutionary psychology

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    deepbluedragon 2008/11/07
    残念ながら進化心理学批判としてはお粗末。まず進化心理学と心理学への進化論の導入を分けて後者は認める。その上で、モジュール論などの様々な議論を叩く。いや、そもそも何が進化心理学かが曖昧な所から叩け
  • 『キャリアラダーとは何か-アメリカにおける地域と企業の戦略転換-』J・フィッツジェラルド著、筒井美紀・阿部真大・居郷至伸訳(勁草書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 独特なである。何が独特かと言うと、まずもって訳者たちの姿勢がである。翻訳書には珍しく、訳者のひとりによる長い(20頁もある)まえがきがついている。それだけでなく、翻訳部分のあとに、他のふたりの訳者もそれぞれ「論点提起」を書いている。単に訳しただけではなく、とことん咀嚼して、原著の意義と要注意点を見極めようとする訳者の意気込みが表れている。カバーのそで部分には、原著者のフィッツジェラルドを囲んで微笑む3人の訳者の写真が載っている。これも珍しい。訳者たちは著者に会いに行って議論した上でこのを刊行しているのだ。要するにこれは、元気のいい若い社会学者たちが、原著と気でがっぷり四つに取り組んだ訳書なのである。 表題にあるように、これはアメリカにおける「キャリアラダー」戦略についてのである。原著タイトルは”Moving up in the New Economy: Car

    『キャリアラダーとは何か-アメリカにおける地域と企業の戦略転換-』J・フィッツジェラルド著、筒井美紀・阿部真大・居郷至伸訳(勁草書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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    deepbluedragon 2008/11/06
    『状況と条件を見据え、多くの主体や組織・機関を巻き込み、目標に向かって行動と実践に移してゆく決断を採るか否かなのだ。「銀の弾丸」などではない。でも地道で地味な営みにこそ、ほんとうの光が宿っているのだ』
  • 認知論的転回 - 池田信夫 blog

    20世紀初頭にソシュールによって始まった哲学の革命を「言語論的転回」と呼んだのはローティだが、『認知文法のエッセンス』は、いま人文科学で認知論的転回が起こっているという。それはチョムスキーに代表される分節言語をモデルとする形式主義を否定し、言語が非言語的な生活の中から生成するプロセスをとらえようとする方法論だ。 その元祖レイコフの理論のコアにあるのは、メタファーの概念である。彼は、言語や知性は先天的に与えられたものではなく、特定の文化圏の中で形成されたフレームに依存するものだと主張する。たとえばブッシュ政権の"tax relief"という政策には「納税者を救済する」というフレームが暗黙のうちに含まれている。この"relief"というフレームの中で論争したことが民主党の敗因だった。 "The Stuff of Thought"は、このテーマを心理学の立場から論じ、言語をフレームの概念で理

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    deepbluedragon 2008/11/04
    うぅ、無茶苦茶だ。やっぱり認知科学の事なんかよく分かっていないと確信。ピンカーはジャッケンドフ流の生成文法派じゃないのか?カーネマンが認知言語学とどう関係が?だいたいメタファーは暗黙知なのか?