パンがふっかふか。ブルーベリーソースがうまみを引き立てる。はたまたロボットが作る。本場アメリカではさまざまなハンバーガーが出回っていますが、香ばしくてジューシーな牛肉は不可欠です。 ところがことしに入って、異変が起きています。動物の肉ではない、植物由来の代替肉が一気に普及しているのです。本当のところおいしいのか?なぜ急速に広がっているのか?ハンバーガーが大好物で、年間60個以上は食べ歩いている記者が解説します。 (ロサンゼルス支局長 飯田香織) アメリカ第2のハンバーガーチェーンのバーガーキングが、新商品の投入の地に選んだのは中西部ミズーリ州のセントルイス。 新しもの好きが多いニューヨークやロサンゼルスなどの大都市ではなく、畜産が盛んで保守的な考えの消費者が多いとされる地域であえて代替肉に挑みました。 4月から59店舗で代替肉を使った「インポッシブル・ワッパー」を販売。日本円で600円余り