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郵政民営化とpoliticsに関するdodolabyのブックマーク (12)

  • 郵貯:改革の理由(4) そして、改革のススメ - マーケットの馬車馬

    やはり週刊ペースで書き進むというのは今の筆者にはなかなか難しく、とうとう選挙直前になってしまったのだが、何とか書き進んでしまいたい。 まず第1回で、郵便事業は一般論としては民営化するのが望ましい、と書いた。また、一般的に語る以外に議論のすべがない事も書いた。水掛け論が見えている議論をするのは時間の無駄だからだ。 次に第2回で、郵貯の資金の出口の親方日の丸っぷりを書いた。そして、早急に郵貯の収益戦略を練り直さない限り、郵貯は黒字を維持する事すら難しくなる可能性について書いた(また、郵貯からの利益に全面的に依存している郵政公社にとって、この問題は致命的になる)。 第3回で、郵貯の資金の入り口、定額貯金の問題を書いた。定額貯金というのは来銀行には手におえない複雑なデリバティブ商品であること(だからこそ、都銀で定額貯金を採用した銀行は無い)、そして、その複雑さに見合うだけの手数料(それはつまり、

    郵貯:改革の理由(4) そして、改革のススメ - マーケットの馬車馬
    dodolaby
    dodolaby 2005/09/09
    「社会的弱者が切り捨てられるのは良くないから歪みは放置すべき」という考え方は原則論として間違っている
  • 郵貯:改革の理由(3) 世界最大のデタラメ商品 - マーケットの馬車馬

    第1回で「没フォルダにネタを腐らせている」と書いたが、それが今回のネタである。このネタ自体は数年前から書いてみたいとは思っていた。ただネタの性質が極めてテクニカルで、直感的に分かりづらいので書くのをためらっていたのだが、いい機会なので何とか分かりやすく書いてみる事にしたい。 で、このデタラメ商品だが、郵貯の定額貯金のことだ。2005年3月末で残高143.2兆円。ちゃんと調べたわけではないが、単体の預金商品としてはほぼ間違いなく世界最大だろう。ハッキリ言うなら、こんな商品を大々的に販売している(預金というのは、銀行にとって「預金証書」を売る代わりに現金を受け取るという商売になる)というただ一点だけでも郵貯を改革すべき理由としては十分だ。 ありがたい定額貯金 定額貯金というのは、一般の銀行預金とは少し違う特殊な預金だ。普通定期預金というのは満期が来るまでは引き出せない代わりに、いつでも引き出せ

    郵貯:改革の理由(3) 世界最大のデタラメ商品 - マーケットの馬車馬
  • Life is beautiful: 理科系人間にも分かる郵便貯金の問題点

    先日、「理科系人間にも分かる『小泉改革の質』」を書いてから、コメントなりトラックバックの形で沢山の方々からフィードバックをいただいた。おかげで、今まで目を通していなかったさまざまな資料を読むことができ、とても良い勉強になった。政治音痴の私が、ブログを通して「自分なりの解釈」を発表するだけで、これだけの有意義な情報が集まるのだから、すばらしい時代になったものだ。一昔前までは、(マスコミから消費者へと)一つの方向にしか流れていなかった情報が、ブログのおかげでさまざまな方向に流れ始めたゆえのメリットをこんな形で実感すると、当にワクワクしてしまう。「ブログという道具が人類のライフスタイルに与えるインパクトは、電気、電話、テレビ、に匹敵するインパクトを持つのでは」と気で思ってしまう私である。 そこで、ここ数日間で新たに学んだもののうち、特に重要と思える「郵便貯金の問題点」に焦点を当てて、私なり

  • 財投機関債を巡って: 極東ブログ

    財投機関債を巡って、この間考えたことのメモをしておきたい。 すでに他のエントリでも書き散らしているが、私は、郵政民営化の問題について財投機関債に着目していた。なぜかというと、ごく簡単に言えば、郵政民営化とは財投改革であって、郵便事業などはとりあえず論点から外してもいいだろうと考えるからだ。 平成十三年度以降の財政投資融資制度によって、特殊法人(財投機関)が資金を必要するときは、まず自力で政府保証なしで財投機関債を発行し(市場からカネを借りるということ)、それが足りなければという限定で、政府保証の財投債(つまり国債:税金からカネを借りるということ)でまかなうとされた。財投機関債が主、財投債(国債)が従である。 つまり、特殊法人は財投機関債によって経営するのが正しいありかたということになる。だから、特殊法人のありかたを考えるときは財投機関債の現状と今後のありかたから考えるのが正しい筋道になる。

  • 郵貯:改革の理由(番外編) 財投機関債のお話 - マーケットの馬車馬

    ちょっと表題から話が外れるのだが、一昨日の日経の記事にあきれ果てたのでひとつ文句を付けておきたい。23日3面の記事なのだが、『巨額の郵政資金がどれくらい民間に流れるか、数値目標を書いていない』という民主党政調会長のコメントを受けて、郵貯残高が3分の2になるという試算はあるが公約はないという点で『民主党案のほうが分かりやすい』とか書いている。 ・・・馬鹿も休み休み言え。民営化した会社の経営指標を政府が決められるわけがないだろう。分かりやすいとか分かりにくいとか、そういう次元の問題ではないことくらい理解してから文章を書いてもらいたい。その程度のことも考えない民主党幹事長もひどいが、そのまま迎合する日経新聞もひどい。金もらって文章を書いている人間に最低限求められる知識と理解ってもんがあるだろうに。 財投機関債と「暗黙の政府保証」 さて、突っ込みはこれくらいにして題に戻りたい。とはいえ、今回は郵

    郵貯:改革の理由(番外編) 財投機関債のお話 - マーケットの馬車馬
  • bewaadさん、議論の進展、ありがとう。 - finalventの日記

    これ⇒■ [economy]財投機関債廃止のために郵政民営化をすべきなのか? ざっと読んだ感じでは、異論はないです。こうした問題を整理したかたちで読みたかったなと思います(もっともbewaadさんにしてみるとすでに書いているじゃないかということでしょうね)。 以下、タメの反論ではありません。関心をもたれるかたがあれば、その参考としてください。 むしろ、交通整理に近い話です。(結論を先にいえば、bewaadさんと私とでは原則部分での理解の差はあまりないようです。政府案の鵺的な性格をどう受け取るかの差異でしょう。) さて。 この理解はそれで概ねOKです。 finalventさんの最大の問題意識は、いわゆる暗黙の政府保証にあるのだと受け止めました。財投機関債、すなわち政府保証のない財投機関発行債券は、法律上(ないし契約上)政府がその支払を保証するものではないにもかかわらず、市場からは政府が尻拭い

    bewaadさん、議論の進展、ありがとう。 - finalventの日記
    dodolaby
    dodolaby 2005/08/24
    法の運用を決定する政治権力を選びなおす事、そしてその権力のエネルギーであるカネのシステムを変更する事
  • マーケットの馬車馬: 郵貯:改革の理由(2) 収益源のタイムリミット

    郵貯の話を選挙後に書くことほど間抜けな事も無いので、頑張って書いてしまう事にする。ざっとネット内外の記事をさらうと、今回の郵貯改革と財投(特殊法人)改革の問題を絡めて議論しているところが多い。これは必ずしも間違っていないのだが、5年前の改革の経緯を踏まえた議論が少なく、そのせいで論点が少しずれてしまっているものも少なくなかった(そして、例によってマスコミはそういうことを説明しない!)。そこで、今回はまず5年前の財投改革の概略を説明した後で、この財投改革で郵貯の収益システムがどう変化してきているのかを整理してみたい。 「大蔵省の第2の財布」 ぐだぐだ説明するよりも、以下の図をご覧いただきたい。5年前の財投改革以前の資金の流れ方だ(数字は郵政公社発足直前の資産残高の内訳)。 郵便貯金の大半は大蔵省の資金運用部に預託され、資金運用部がその資金を何とか公団といった特殊法人に貸し付けていた。一部の資

    マーケットの馬車馬: 郵貯:改革の理由(2) 収益源のタイムリミット
  • だから郵政民営化が必要という結論が妥当なのでは - finalventの日記

    これの続き。 ⇒finalventの日記 - 郵政問題関連補足 最初におことわり。 不毛なタメの議論がしたいわけではなく、問題自体がクリアに説明できれば、それでいいので、私は持説にこだわっているわけではありませんよ、と。 私の問題意識の背景。 私は無意味に特殊法人の仕事を減らすべきではないと思うし、改革は緩やかに行うべきだと考えている。だから、財投債(事実上の国債)については、それが国に必要なら国がやるべきだし、基的にそれは損得の問題ではない。利益なんかでないでよろしい。赤字でよい。しかし、利潤の出るものなら、民間でやればいい。その峻別点を曖昧にするもの(財投機関債)からまずお掃除お掃除。 で、問題。 財投機関債を視点に郵政民営化を見てみようかね、ということ。 なぜ、財投機関債に着目するか? これが2001年からの財政投融資改革、その行政改革大綱の一つの象徴的な結論でもあったし、この成立

    だから郵政民営化が必要という結論が妥当なのでは - finalventの日記
  • bewaad institute@kasumigaseki:郵政民営化と解散を考える

    dodolaby
    dodolaby 2005/08/13
    近年の名目GDP成長率低下こそが歳入の著しい減少を通じて政府債務の発散への道を着実に進ませている
  • 衆議院解散の意味

    非常に残念な結果になった。亀井静香氏など国民の聞きたいことしか言わない無責任な発言を繰り返す政治家が支持される世の中にさすがに頭にきた。政策はマジックじゃないんだから、何かを達成しようとしたらコストもかかるしいいところ取りはできないんだ。一般人で今回の事件の意味をきちんと把握できている人があまりに少ないのでここで整理しておこうと思う。 緊急号外として書き下ろしてみました。長いですが是非多くの人に読んでいただければと思います。 産業として成立していない日の銀行業: 全国銀行全ての償却前業務損益合計から不良債権償却費合計を引いた業務損益を見ると、過去10年以上にわたり(厳密には1993年より)、毎年平均3兆円以上のマイナスになる。このことは毎年3兆円も政府によるミルク補給が無いと銀行業界は産業として成り立ってきていないことを意味している。全国銀行全ての総資産合計は約800兆円。一方郵政公社の

    衆議院解散の意味
  • 郵政民営化に反対している郵政族議員を落選させよう - Q&A

    Q&A Q:  民主党はなぜ郵政民営化に反対しているのでしょうか。 A:  民主党は連合・自治労などの族議員が多く、これらの労組の意向を受けて反対しているもので、国民の利益を考えてのことではありません。族議員としては、例えば五十嵐文彦、伊藤忠治、小沢鋭仁、川内博史などがおります。 また、旧社会党の議員であった横路孝弘、赤松広隆、大畠章宏、五島正規、土肥隆一、鉢呂吉雄、細川律夫、松龍、仙谷由人、筒井信隆、千葉景子及び岡崎トミ子らの議員もおり、社会主義化とは逆行する民営化には反対です。全体として社会主義的思想を持った議員が多く、実体は民主党ではなく新社会党または自治労の政党すなわち官主党です。 Q:  共産党及び社民党は郵政民営化になぜ反対しているのでしょうか。 A:  郵政民営化は「官から民へ」の流れの中に位置づけられるものです。しかし、共産党及び社民党は民から官へすなわち社会主義国家の建

  • 反対票投じた自民議員22人 - ライブドアニュース

    8日、関連6法案は参院会議で採決が行われ、反対多数で否決された。与党自民党から、賛成や態度未定としていた議員が大量に反対に回った。ライブドア・ニュースの調べで分かった自民党所属の反対議員22人は次のとおり。 ◆亀井派(比例代表4、選挙区7) 桜井新・比例 魚住汎英・比例 秋元司・比例 荒井広幸・比例 中川義雄・北海道 狩野安・茨城 中曽根弘文・群馬 大野つや子・岐阜 柏村武昭・広島 亀井郁夫・広島 後藤博子・大分 ◆旧橋派(比1、選4) 長谷川憲正・比例 河合常則・富山 田村公平・高知 岩永浩美・佐賀 吉村剛太郎・福岡 ◆堀内派(選3) 田中直紀・新潟 真鍋賢二・香川 田浦直・長崎 ◆無派閥(選3) 倉田寛之・千葉 二之湯智・京都 鴻池祥肇・兵庫 【了】 ■関連コンテンツ ■関連記事

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