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ブックマーク / akihitok.typepad.jp (23)

  • POLAR BEAR BLOG: 優れたブレインストーミングのための8ヶ条

    週末なのでサラッと。「出されたアイデアを批判するな」「(アイデアの)質より量を目指せ」など、ブレインストーミングに関する Tips は既に数多く存在していますが、最近の Business Week でもこんな記事が出ていました: ■ Eight Rules To Brilliant Brainstorming (Business Week Online) "Eight Rules"ってことで8つの提言がなされています。曰く: アイデアを出すだけならブレインストーミングは時間の無駄(「目安箱」でも設置しておけば十分!)。出されたアイデアをつなげてみたり、ふくらませてみたりする場にせよ。 いくらブレインストーミングが「何を言っても許される場」だったとしても、毎年従業員の10%がリストラされるような職場では、自由な発言など望めない。そのような環境でのブレインストーミングは諦めよ。 創造性は、一人

  • POLAR BEAR BLOG: 知識共有を阻む37の壁

    ブログの良いところの1つは、様々なブロガーによって過去の知識が掘り起こされることだと思うのですが、今日もそんなエントリがありました。 ■ Three-dozen knowledge sharing barriers (Anecdote) Gabriel Szulanski という方(INSEAD の教授?)が1996年に発表された「知識共有を阻む壁」を紹介しているエントリ。様々な阻害要因を網羅&個人・組織・技術の3つのレベルに分類してくれていて、参考になります。というわけで自分用に翻訳&メモ。 ※訂正 下のリストは Gabriel Szulanski 氏の論文からの 出展 出典(9/6 再修正しました -- ご指摘ありがとうございました!)ではなく、Andreas Riege 氏の論文、"Three-dozen knowledge sharing barriers managers mus

  • POLAR BEAR BLOG: 船頭多くして・・・

    「・・・船山に登る」がことわざですが、海外でも同じようなことを考えている人がいるようで: ■ How to Ruin a Web Design - The Design Curve (SEOmoz Blog) 「WEBデザインを台無しにするには」というタイトルの記事。WEBデザインに関する"Design Curve (デザインカーブ)"という概念を提唱しているのですが、説明よりもグラフを見てもらった方が早いでしょう(下図は上記の記事を基に作成したもの): 要は他人に批評されればされるほど、WEBデザインのクオリティは下がっていくという話。特に批評家が5人以上集まった場合、クオリティはゼロになる!と訴えています。ただしここで言う「他人」とは「誤ったタイプの人々」のことで、以下のように定義されています: かつてビジュアルデザインに携わったことの無い人 1996年のデザイン・トレンドがいまだに受

    POLAR BEAR BLOG: 船頭多くして・・・
    dotgram
    dotgram 2006/07/25
    分水嶺
  • 美女が認証システムの代わりに -- hotcaptcha

    「CAPTCHA」(Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart)という言葉を知らなくても、「ユーザー登録をする時に『ここに書かれている文字を読み取って入力しろ』と要求される仕組み」と言えば何のことか分かる人が多いのではないでしょうか。そのCAPTCHAに新しい発想を取り入れた"hotcaptcha"なるものが登場していました: ■ hotcaptcha -- Captcha Mashup 「美女(女性用に男性バージョンもアリ)を3人選ぶと認証される」という CAPTCHA(hot な美女を選ぶ captcha で"hotcaptcha")。サムネイルにカーソルを合わせると画像が拡大表示されるので、じっくり?美醜を判断することができます。正しく美女3人を選ぶと、上のスクリーンショットのよ

    美女が認証システムの代わりに -- hotcaptcha
  • SNSがメールを殺す?

    SNSはEメールを置き換える、と言ってもにわかには信じ難いかもしれません。確かにSNSにはメッセージ送受信機能が付いているものがほとんどですが、同じSNSにアカウントを持っていない場合はどうなるのだということになるでしょう。しかし次のような状況であれば、当に「SNSがEメールを殺す」かもしれません: ■ Social Networks are Killing Email (Bokardo) この記事では以下のような指摘がされています: ミシガン州立大学の在校生45,000人のうち、92%の生徒が Facebook にアカウントを持っている。 生徒はSNSやチャットツールを使って連絡を取り合っているため、ミシガン州立大学は生徒にEメールアカウントを発行することの停止を考えている。 別のケースでは、ある父親が娘にメールを送ったところ、いくら待っても反応が無かった。理由を尋ねたところ、「MyS

  • ツァイガルニック効果とWEBサービス

    『What!?デジタル集客術』というを読んでいるのですが、その中で「ツァイガルニック効果」という言葉が出てきました。なんでも「目的が達成できなかった場合は、完了した場合よりも記憶に残る」という状態を示す心理学用語とのことで、これをビジネスに活用した事例として稲作体験ツアーが紹介されています。どういうことかと言うと、 「稲作体験ツアー」として、田舎に行って田植えをする。 当然、田植えしただけで米ができるわけではないので、「目的が達成できていない」状態になる。 ツアー参加者は帰った後も苗の生育が気になり、記憶に留める。 収穫の時期、参加者はツアーのことを思い出し、今度は刈り取りツアーに参加する。 こんな感じです。必ずしもこんな風に上手く行くとは限りませんが(「田植えしたい!」という人は1.の段階で「目的が達成された状態」になるわけですし)、確かに「特産物を呼び物に観光客を招く」というよりもリ

  • POLAR BEAR BLOG: 締切を守る10の手段

    Matthew Stibbe という人が、「書くことに集中するには」というタイトルの記事を書いています。彼(ロンドンにある Articulate Marketing というライティングのコンサルティング会社で"Writer-in-chief"をしている人物だそう)が締切り直前になって、書き物を仕上げるために行っている10の手段を挙げたものなのですが、参考になりそうです: ■ How to concentrate on writing (Bad Language) ちなみにどんな内容かというと: メーラーを立ち上げるな:立ち上げたとしても、アラート機能などはオフにすること。 自分を隔離せよ:彼自身は Bose のノイズ除去機能付きヘッドホンをするのだとか。 欲と恥を活用せよ:「この仕事を仕上げれば大金が転がり込む!」「この仕事に失敗したら信頼が失われるだろうな・・・」といった欲・恥の気持ちを

  • 良い名刺:11のベストプラクティス

    なんか lifehack 系のネタが続いてしまいますが、週末ということで。最近マイクロソフトを離れることを発表して話題を呼んだ Robert Scoble が、Scobleizer で「名刺のベストプラクティス」という記事を書いています: ■ Business card best practices (Scobleizer) Scoble がまとめた「次に名刺を作るときに参考にして欲しいベストプラクティス」11個について。まずはどんな内容か見てみると: 良い名刺は会話を生む: Scoble がマイクロソフトで最後に使っていた名刺には、点字の説明書きがついていたそうです。またゴムのような素材で作られた名刺も持っていたことがあるのだとか。 スキャナで読み取れるようにしておくこと:最近は名刺専用スキャナも普及してきたことですし。 一般的ではないサイズや形状にしないこと:名刺バインダーや名刺フォル

  • 人生売ります

    今日の TechCrunch で紹介されていた dandelife というサービス、ちょっと面白そうです: ■ Brand your life story with Dandelife (TechCrunch) ■ Dandelife、あなたのライフストーリーをブランド化 (TechCrunch Japanese) タンポポ(dandelion)+人生(life)で dandelife。つまりタンポポの綿毛のように、誰かの人生ストーリーが遠くまで広がっていく・・・というイメージでしょうか(ロゴも綿毛が飛ぶ姿がモチーフになっていますね)。蛇足ですが、どんな内容か簡単に箇条書きすると: 過去に起きた出来事を登録できる。出来事にはタグをつけたり、他の出来事と関連付けたりすることが可能。 Flickr および YouTube のアカウントを持っていれば、それらにアップしてあるコンテンツを簡単に取り

    人生売ります
  • Preloadr -- Flickr の補完サービスが登場

    画像共有サイトの Flickr はすっかりメジャーなサービスになりましたが、もちろん万能というわけではなく、最近では画像共有+アルファの機能を持つものが多く登場しています(例えば以前のエントリで紹介したサービスなど)。で、それに対抗して Flickr そのものがバージョンアップしたのではなく、補完機能を提供するのに特化したサイトが登場したというニュース: ■ Turn your Flickr into a Photoshop with Preloadr! (GO2WEB.net) Preloadr というサイトで、その名の通り、Flickr にアップロードする前(pre-load)に画像を加工できるというもの。さっそくアクセスして使ってみたのですが、既に Flickr のアカウントを持っていて写真をアップ済みであれば、以下のように簡単に編集モードを使うことができます: 写真の回転や切り取り

    Preloadr -- Flickr の補完サービスが登場
  • ITベンチャーが守るべき7ヶ条

    ボストンで行われている TiECON East 2006 というカンファレンスで、"Future of Software"というパネルディスカッションが行われ、そこで「ITベンチャーが守るべき7ヶ条」なるものが提言されたそうです: ■ Kleiner Perkins 7 rules for software start-ups (Don Dodge on the Next Big Thing) ベンチャーキャピタルの Kleiner Perkins のパートナー、Ajit Nazre 氏の意見とのこと。7ヶ条を翻訳してみるとこんな感じ: ユーザーがすぐに価値を手にできるようにせよ -- 初めて使った瞬間から、何か問題が解決できたり、価値が実現されるようにしなければならない。 クチコミを利用しろ -- プッシュ型ではなく、プル型で利用者を増やせ。営業部隊は必要ない。 追加で必要なIT技術(ソ

  • 「消費者参加型」商品開発を成功させるには

    WEB2.0やオープンソース開発に代表される「ユーザー/消費者参加型ビジネスモデル」は、様々な分野に導入されつつあります。先日の New York Times にも、こんな記事が掲載されていました: ■ To Charge Up Customers, Put Customers in Charge (New York Times) 途中でヒッペルの『民主化するイノベーションの時代』が紹介されていることからも分かる通り、ユーザー/消費者を商品開発に参加させるモデルが解説され、このモデルを採用している企業がいくつか紹介されています。例えば最初に登場するのがこちら: ■ Open Source Footwear ユーザーが自由にをデザインして、それをWEBサイト上で公開、投票を受け付けるというもの。実際に投稿されたデザインは、こちらのページで確認することができます。中には商品化が不可能なデザイ

  • 成功報酬型UGC

    ではソフトバンクに買収された Vodafone ですが、オランダでは面白いサービスを展開しているようです: ■ User generated content meets profit sharing (Springwise) 紹介されているのは KijkMij TV (Look at Me TV = 「私を見て!テレビ」)というサービスで、ユーザーが自分の作ったコンテンツ(User Generated Contents, UGC)を簡単に売れるというもの。仕組みはこんな感じ: ユーザーはカメラ付き携帯電話で動画を撮影する。 撮影した動画を KijkMij TV に投稿する。 投稿された動画は次のいずれかのカテゴリに分類される(※自分で分類するのか、Vodafone 側で分類するのかは不明です) -- エロ、面白い、休日、スタント、そして"I love ..."の5つ。 他のユーザーが投

  • POLAR BEAR BLOG: 「チラシ」の将来像とは?

    最近「電子チラシ」というものが普及しつつあるのをご存知でしょうか。毎朝朝刊に折り込まれてくるチラシを、ネット上で見ることができるという技術です。例えばイトーヨーカドーのサイトをでは、各店舗のチラシがすべてデジタル化されて掲載されています。これはウチの近くにある武蔵境店のページ(中央付近にチラシのコーナーがあります): ■ イトーヨーカドー 武蔵境店 PDF形式のチラシもあるのですが、注目すべきは「デジタルチラシ」の方。まるで Google Earth のような操作感で、サクサクとチラシを確認することができます(ちなみに残念ながら FireFox 未対応!なので、IEでご確認下さい)。 このデジタルチラシを開発した凸版印刷から、新たな技術が登場しました。チラシを表示するだけでなく、「どの部分がクリックされたか(拡大されたか)」の効果測定が可能になるというもの: ■ 電子チラシ 効果測定 --

  • 自信は脳の活動を低下させる?

    ITネタではないのですが、ちょっと面白いニュースがあったので。人間は自信を持つにつれて、脳最前部の活動が弱まっていくことが確認されたそうです: ■ 脳最前部の活動 自信持つと弱く -- 奈良先端大が解明 (日経産業新聞 2006年6月1日 第11面) 奈良先端科学技術大学院大学の石井信教授らは、「多分こうだろう」という推測の段階から「これで間違いない」という自信を持つようになるにつれて、額のすぐ内側にあたる脳最前部の活動が弱まっていくことを突き止めた、とのこと。ちなみに記事によれば、脳最前部は人間が特に発達させている部分で、理性や感情をコントロールするのに重要な部分と考えられているそうです。 すごく頭の良い人なのに、明らかに間違っていることに固執している -- 多くの方がこんな例を身近で見ているのではないかと思いますが、この現象が科学的に証明されたということでしょうか。「いくら頭が良くても

    dotgram
    dotgram 2006/06/06
    自信により視野を狭めてるってことのような。自信からくる思考停止?
  • 就職面接2.0

    そろそろこの「~2.0」系タイトルも使い古されてますが、便利なのでつい使ってしまいます。ということで、WEBを使った新しい就職面接の仕組みが登場した、というニュース: ■ Job interviews, reinvented (Springwise) アメリカの HireVue というサービス。オンラインで就職面接が行える、というものです。ちょっと考えれば出てきそうなアイデア(実際どこかの企業で既に始めているかも)なのですが、実際にサービス化されてみると、新しい使い道が考えられそうです。 仕組みはこんな感じ: 就職担当者があらかじめ質問をセット。 就職活動者はWEBカメラ付きのPCを用意し、HireVue のサイトへアクセス。あらかじめ知らされている「インタビュー・コード」を入力すると、面接が始まる。 用意された質問が表示される。各質問が表示された30秒後からWEBカメラによる録画が始まる

    dotgram
    dotgram 2006/06/06
  • POLAR BEAR BLOG: テレビゲームが上手い人は、仕事もよくできる?

    テレビゲームは「ゲーム脳」を作るとか、いやいや「脳を鍛える」ことができるとか、って唱えている教授が実は以前ゲーム反対派だったとか。「テレビゲームは善か悪か?」という議論は尽きることがありません。今月号のハーバード・ビジネス・レビューにも、この議論に新たな一石を投じる記事が掲載されているのですが、意外にもゲーム肯定派だったりします: ■ ネットワーク・ゲームが協調性を養う (ハーバード・ビジネス・レビュー 2006年6月号) 要点はこんな感じ: テレビゲームを習慣的に遊んでいる人は、情報が限られていても素早く判断を下すことに秀でている。画面上ではいろいろなことが同時に発生するので、得た情報から予測を立て、方針を決める能力が養われるため。 この結果、新たに得た情報に基づいて方向転換したり、優先順位を変更したりできるようになる。これは今日のビジネスで要求されている意思決定スタイルと同じ。 オンラ

    dotgram
    dotgram 2006/06/06
  • 予測機能付き価格比較サイト

    価格比較系サイトにもスマート化の波が、といったところでしょうか。TechCrunch でこんな新サービス(非公開ベータテスト中)が紹介されています: ■ Use Farecast To Find Flight Deals (or just fly Southwest) (TechCrunch) 紹介されているのは Farecast という航空運賃比較サービス。明らかに"fare"(運賃、料金)という単語と"forecast"(予測、予報)という単語を合体させた造語ですが、その名が示す通り、単なる料金比較だけでなく「いつ買うのが良いか(待ったほうが安くなるか、今すぐ買うほうが安いか)」というタイミングについてもアドバイスしてくれるそうです。運賃の上下を予測するアルゴリズムには、独自のものを使っているとのこと。 非公開ベータのため、実際のサイトがどんなものかは不明です。なので詳しい内容は Te

  • Ether -- 知識の新しい売り方

    誰もが欲しがる専門知識が、あなたの頭の中に隠されているとしましょう。その専門知識をどうやってお金に換えますか?講演会を開いて講演料を貰う・コンサルタント契約を結ぶ・を書いて売るなどなど様々な方法がありますが、WEBを使った新しい「知識の売り方」がサービス化されたという記事: Super-Stealth Ether to Launch Tonight (TechCrunch) おなじみTechCrunchの記事(Michael Arringtonがバケーションから復帰)。Etherという名前で、現在はクローズド・ベータの最中なのですが、公式ページとTechCrunchに詳細な解説が載っています。それによると、 Etherに登録すると、個人ごとに電話番号(1-888-MY-ETHERに続くextension number)がもらえる。 自分の専門知識に対する値段を設定する(下の画面イメージの

  • 安心感のための検索

    関係者の間で知識に差があると、「騙す」という行為が可能になります。リフォーム詐欺や耐震偽装の問題なども、この「知識の差」というところに一因があると言っていいでしょう。しかし騙されるのを防ぐためといっても、専門家に匹敵するような知識を簡単に得ることはできません。 その代表例の1つが、タクシーでの移動でしょう。知らない土地をタクシーで移動している時に、何か遠回りをされているような気がする・・・という経験を持っている人は多いのではないでしょうか。しかし相手は道の専門家ですし、「これが一番近道だ」と言われてしまえばそれまでです。「この時間帯は遠回りした方が早い」と言われたら、もっと反論は難しくなるでしょう。 そこで出番となるのが、検索エンジンです。今朝の日経流通新聞に、こんなサービスが紹介されていました: 新発想で勝負/タクシーサイト 運賃の目安・道順を表示(日経流通新聞2006年2月27日第16

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