ここ数日、メディアの一部をにぎわせているのが、結婚の取り消し判決。ある男性が、新妻が処女でなかったために結婚の取り消しを申し立て、リールの裁判所がこれを受け入れたもの。この判決は4月1日に出たものですが、5月22日に司法関係の雑誌の中でこの判例が取り上げられ、それをリベラシオン紙が5月29日に記事にし、それから全国的な話題になりました。 裁判所は、民法180条が定める「本質的な資質に問題があった場合、結婚の無効を求めることができる」という条項に基づいて、結婚の取り消しを認めました。 当事者であるカップルは、二人ともムスリム。彼らにとって花嫁の処女性は大事な問題でしょう。まあ、ムスリムでなくとも、処女性にこだわる人たちはいるのでしょうが(厳格なキリスト教徒とかどうなんだろう)。最近、この話題から派生して、処女膜再生手術の現象(実は新しいものではないのですが)なども取り上げられていたりするらし