「見るのも嫌だ」 同性婚をめぐる前総理大臣秘書官の差別的なことばへの批判がやまない。 そんな中、国会で焦点に浮上しているのが、性的マイノリティー、LGBTの人たちへの理解を増進するための法案の扱いだ。その行方は。 (唐木駿太 高洲康平 米津絵美) 【リンク】「差別は許されない」はダメ? LGBT法案に揺れた自民党 一気に広がる批判 「えっ?今なんて言った?」 2月3日。金曜日の深夜。 ふだんなら静かなはずの総理大臣官邸が、いつになく騒がしくなっていた。 その直前、官邸では、総理大臣秘書官(当時)の荒井を10人ほどの記者団が囲んでの、“オフレコ取材”が行われていた。情報の発信元を明らかにせず、匿名を前提とした取材のことだ。 荒井は、その場で同性婚への見解を問われ、次のように口にした。 「見るのも嫌だ。隣に住んでいたら嫌だ。国を捨てる人が出てくる」 耳を疑うことばだった。 そして、一部報道機関
近江鉄道の活性化、使う側のアイデアは 社員と意見交換、現実的?斬新? 2023年2月22日 11:00
昨日に引き続き、ChatGPTでいくつか遊んでみたテストです。 アイディア次第でいくらでも使い道があると思われますが、いくつかベタなところでご紹介したいと思います。 メールの文例の作成 Q. あなたは大学図書館の司書です。 新しい電子ジャーナルの購入をリクエストしてきた教員に対して、予算の都合上、購入できない旨、申し訳なさそうにお伝えするメールの文案を考えてください。 A. 以下は、新しい電子ジャーナルの購入をリクエストしてきた教員に対する返信メールの例文です。 件名: 電子ジャーナルの購入リクエストについて XXX先生 いつも大変お世話になっております。お送りいただいた電子ジャーナルの購入リクエストについて、誠にありがとうございます。 残念ながら、今年度の予算の都合上、当館では新しい電子ジャーナルの購入ができない状況にあります。大変申し訳ございません。 今後も引き続き、教育・研究に必要な
わが子が小学校へ・・・日本人保護者以上に「わからなくて、不安」毎年1月下旬から2月中旬には多くの小学校で、4月から入学する新1年生の保護者を対象とした入学説明会が行われます。この入学説明会で、学校生活の流れや用意する物、注意事項などを確認し、それぞれの保護者は4月に向けて準備をすることになります。 日本人保護者でさえ、わからないことが多い小学校での生活。日本語が苦手な、日本の小学校に通った経験の無い外国人保護者がさらなる不安を抱える、という状況は想像に難くはありません。 「学校用語」は難しい日本人保護者であれば、役所や学校から出された「おたより」を読み、いつに何があるのか、子どもはどう動くのか、何を持って行き、何は持っていかないのかと言った情報を得ることができますが、外国人保護者の多くにとってはそうではありません。 「ふでばこ」「うわばき」「きゅうしょくぶくろ」「がっきゅうかつどう」「しゅ
「ゲーム実況」の歴史が詳しく書いてある文章があまり見当たらなかったので、自分で書いてみます。 (2月16日:文字による「ゲーム実況」を中心に追記) (2月17日:ニコニコ動画初期とkukuluLIVEを若干補足) ・自分の認識や印象を記述することを主な目的としています ・歴史上重要だと私が考える出来事をピックアップしています ・追加すべき出来事や事実誤認の指摘、思い出語りなど歓迎です ~ 2003年:「ゲーム実況」以前ゲームプレイの鑑賞「ゲーム実況」文化が成立する以前にも、人がビデオゲームをプレイする様子を鑑賞するコンテンツは多く存在していた。 遡れば家庭用ゲーム機が日本に普及していく1980年代からゲームの販促を行っていた「ファミコン名人」が人気を集め、ゲームの攻略ビデオもリリースされた。 また、対戦ゲームの競技大会も盛んに開催され、『モーニング娘。』を輩出したことで知られるテレビ東京の
1 事案の概要 2023年1月18日、大阪高裁において、画期的な逆転勝訴判決が言い渡されました。代理人は、当事務所の、鎌田幸夫弁護士、西川翔大弁護士と中西です。 原告は、大阪府高石市にある羽衣国際大学で非常勤講師(1年契約)として3年間勤務したのち、2013年4月から専任講師として期間3年の有期労働契約を締結しました。その後、2016年4月から期間3年の有期労働契約を更新し、通算して5年を超えたことから2018年11月に無期転換を申し込みました。 ところが、学園側は、大学教員任期法7条の「10年特例」が適用されると主張して、無期転換を認めずに、2019年3月末で期間が満了したことを理由に雇止めにしました。 裁判では、この大学教員任期法の「10年特例」の適用があるかどうかが争点になりました。 2 大学教員任期法の「10年特例」 大学教員任期法4条1項は、①多様な人材の確保が特に求められる教育
No.082 - 人文知コミュニケーターにインタビュー!郭 佳寧(カク カネイ)さん 2023-02-09 国際日本文化研究センター 郭 佳寧(カク カネイ)さん 人間文化研究機構(以下、人文機構)は、人と人との共生、自然と人間の調和をめざし、さまざまな角度から人間文化を研究しています。人間文化の研究を深めるうえで、社会と研究現場とのやり取りを重ねていくことが何よりも重要だと考えています。 そこで人文機構では、一般の方々に向けたさまざまな研究交流イベントを開催しているほか、社会と研究者の「双方向コミュニケーション」を目指した人文知コミュニケーターの育成をおこなっています。 人文知コミュニケーターとはどのような人物か?どういった活動を展開しているのか?をシリーズにてお伝えしています。 第10回目は、国際日本文化研究センター(以下、日文研)の郭 佳寧さんです。郭さんは2022年10月に日文研の
撮影の人気スポットである美術館の階段の踊り場に立つ青木加苗さん。「多忙な年末年始でした」と振り返った=和歌山市(鳥越瑞絵撮影) 長い歴史を持つ国際博物館会議(ICOM)の美術館・コレクション国際委員会(ICFA)で昨年9月から委員長を務めているのが、和歌山県立近代美術館の学芸員、青木加苗さん(44)。このポストに、まだ40代の若さの非欧米人女性が就いたというのはなかなかの快挙に違いない。「世界」と「和歌山」という複眼思考で、青木さんは「美術館の未来」をこれからどう描いてゆくのだろうか。 移民県の歴史に向き合って「信じられない、この数カ月でしたね」 そういって、思い切り笑った。実際、笑い飛ばしてしまうしかないほどの忙しさだったのだろう。 彼女の勤務地である和歌山は、海外への移民が日本で6番目という「移民県」。もちろん、その中には、移り住んだ先で美術を志す人もいた。とりわけ、石垣栄太郎やヘンリ
2023年1月から、九州を中心に全国のつくりての商品が並ぶ「旧寺崎邸」の中に拠点を移しました地域文化商社の中での「本」と「もの」 。本とものが共存する場で続ける、うなぎBOOKSとしての模索 詳細:https://unagino-nedoko.net/archives/46095/ 地域⽂化商社うなぎの寝床(福岡県⼋⼥市)が運営する「うなぎBOOKS」は、福岡県八女市の旧塚本邸にて、2021年9月より活動を始め、『本と人をつなぐ仕事』『本が担える役割を考える場』としての取り組みを続けていますが、2023年1月から、九州を中心に全国のつくりての商品が並ぶ旧寺崎邸の中に拠点を移しました。 “本”と“もの”を同じ場所で、これまでよりも密接した関係として取り扱うことで、ものづくりの場で本が果たせる役割や、その相乗効果を探ることが、うなぎBOOKSの次のフェーズだと捉えています。 「うなぎBOOKS
先週6月25日に開催したセミナー「人類学的リサーチ事始め ~人類学者の情報収集と「問い」の見つけ方~」には、私たちの予想を超えて100名近くもの方々にご参加いただきました。当日は多くのリサーチャーやデザイナーの方々がいらしただけでなく、企画職やエンジニア、研究者や学生など幅広い職種の方々に集まっていただき、多くのコメントが寄せられ、質疑が活発に交わされました。大学院の後輩である水上優さんと企画したこのイベントは、人類学的リサーチの重要性を広く伝える目的で実施したのですが、人類学者による現場や対象に対する実際のアプローチを、いくつかのキイワードや具体的なエピソードと共に紹介し議論するという構成でした。会の詳細は水上さんが書いてくれているので、ご興味ある方はこちらもご覧ください。 なぜ人類学的リサーチが必要なのかそもそもなぜ人類学的リサーチが必要なのでしょうか。またそれはどのような場面で必要と
2024-8月号 AUGUST 特集= 08 REgionalism in 福岡 08 REgionalism in Fukuoka 特集08 REgionalism in 福岡 コロナ禍におけるコミュニケーションのデジタル化は、一極集中する都市像への反省を促し、離散する「地方=Region」に都市像の可能性を見ようとする。 こうした「地方都市」を考える場合、共時的なテーマを通して建築・都市の一般解について考えることだけでなく、ひとまとまりの具体的な場所の特殊解について考える必要があるのではないだろうか。 「地方」という言葉は、「都市」に対する物理的環境としての「田園」、「中央」に対する制度的環境としての「周縁」という二重の意味を持つ。 本特集では、固有の大都市圏を持つ福岡・名古屋・仙台を中心に、「失われた30 年」に醸成された各都市圏における「地方」の持つ二重性について考える契機としたい
ロンドンの桜を見ていたら、2013年のこの時期の出来事を思い出した。 桜の名所、奈良、吉野の知らない方から、一通のメールをいただいた。 そこには「ロンドンの自然史博物館に日本オオカミを見に行きたい」とあった。 ロンドンで日本オオカミ? 日本オオカミって、あの絶滅した・・・??? 日英ミュージアムのコーディネートを仕事にしている私は、メールを受け取るなり、これはちゃんと電話でお話を伺わなければと思った。 依頼主は奈良県東吉野村の議員さんたちだった。 明治も末のこと、なんでも村の猟師がオオカミを捕獲し、「山犬」はいらんかと売り歩いていたのだが (その時はそれが最後とは思いもしなかった)、折りしもアメリカの若い研究者がイギリス人貴族の援助を受けて調査旅行に来ていて、その山犬=オオカミを買ったのだそうな。 そのイギリス人が買い取ったオオカミ(毛皮と頭蓋骨)を大英博物館に寄贈し、 やがてその分館、現
国の機関等(66) 地方公共団体の機関等(122) find_in_page都道府県(所在地) 北海道(7) 東北 青森県(1) 岩手県(1) 宮城県(5) 秋田県(4) 山形県(4) 福島県(2) 関東 茨城県(8) 栃木県(5) 群馬県(3) 埼玉県(6) 千葉県(6) 東京都(31) 神奈川県(10) 中部 新潟県(3) 富山県(3) 石川県(3) 福井県(2) 山梨県(0) 長野県(8) 岐阜県(4) 静岡県(4) 愛知県(4) 三重県(1) 近畿 滋賀県(4) 京都府(6) 大阪府(4) 兵庫県(5) 奈良県(2) 和歌山県(1) 中国 鳥取県(2) 島根県(1) 岡山県(1) 広島県(5) 山口県(2) 四国 徳島県(1) 香川県(5) 愛媛県(2) 高知県(2) 九州・沖縄 福岡県(6) 佐賀県(2) 長崎県(2) 熊本県(3) 大分県(1) 宮崎県(1) 鹿児島県(2) 沖
2015年 パブドメ公開やってみた 足立区立郷土博物館では、著作権の保護期間が終了した博物館資料のデジタルアーカイブをパブリックドメイン(以下パブドメと略します)として公開しています。2015年の公開から今年度で7年が経過し、予想した反応、予想外の結果も経験することが出来ました。メリットとデメリットをふくめてレポートしてみたいと思います。 来館が難しい人たちが見えてくる 足立区立郷土博物館は東京特別区の一つの区が運営する小さな博物館です。現在、デジタル化とウェブ公開の展開として、常設展示はGoogleマップのストリートビュー機能を用いたバーチャルツアー(2020年5月導入)や、最新の特別展『琳派の花園あだち』展もウェブ上でご覧いただけます(2022年10月から導入)。 常設展示=https://www.city.adachi.tokyo.jp/hakubutsukan/virtual-to
ブログメディアで頑固一徹に著作権の問題をえぐるグリン・ムーディの尊さ 2023.02.11 Updated by yomoyomo on February 11, 2023, 02:05 am JST 年明けから、サードパーティ・アプリの禁止に続いてAPIの無料提供の終了と、イーロン・マスク支配下のTwitterに関する、少なからぬユーザーにとって嬉しくないニュースが続いています。 ワタシは前に「Twitter買収後の騒動について、イーロン・マスクという人について大方批判的」と書いていますが、池田純一氏の「イーロン・マスクの評価が、「革命家」から「保守反動」へと一変した理由」が、現時点での彼の評価として適切に思えます。 『つながりっぱなしの日常を生きる』の著者であり、ソーシャルメディアの研究家であるダナ・ボイドは、昨年末に書いた文章で、池田純一氏も指摘する「言論の自由」の絶対擁護者を自認す
2015年 パブドメ公開やってみた 足立区立郷土博物館では、著作権の保護期間が終了した博物館資料のデジタルアーカイブをパブリックドメイン(以下パブドメと略します)として公開しています。2015年の公開から今年度で7年が経過し、予想した反応、予想外の結果も経験することが出来ました。メリットとデメリットをふくめてレポートしてみたいと思います。 来館が難しい人たちが見えてくる 足立区立郷土博物館は東京特別区の一つの区が運営する小さな博物館です。現在、デジタル化とウェブ公開の展開として、常設展示はGoogleマップのストリートビュー機能を用いたバーチャルツアー(2020年5月導入)や、最新の特別展『琳派の花園あだち』展もウェブ上でご覧いただけます(2022年10月から導入)。 常設展示=https://www.city.adachi.tokyo.jp/hakubutsukan/virtual-to
ニュースキャスターとして報道現場で活躍してきた安藤優子さん。現役バリバリの40代後半で母校の上智大大学院に入学し、博士論文を基にした書籍「自民党の女性認識『イエ中心主義の政治指向』」(明石書店)を昨年刊行しました。同性婚に対する差別発言が岸田文雄首相や秘書官から飛び出した理由、研究の原点となったキャスターとしての経験などについて聞きました。(石原真樹、大野暢子) あんどう・ゆうこ 1958年生まれ、千葉県出身。米国の高校を卒業後、米国の大学への進学を目指して貯金しようとデパートのエレベーターガールをしていたときにテレビ局のプロデューサーにスカウトされ、上智大3年生のときに旅のリポート役としてテレビ業界へ。国内外で取材や中継を行い、87年から番組キャスターとして取材、放送。2008年に上智大大学院グローバル・スタディーズ研究科グローバル社会専攻修士課程修了。19年にグローバル社会学博士号取得
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く