トップ > 富山 > 3月5日の記事一覧 > 記事 【富山】 サクラウグイ　試し焼き　小矢部の料理店　きょうから提供 2011年3月5日 サクラウグイを炭火で焼く中井さん＝小矢部市島で 県西部を流れる小矢部川の春の風物詩、サクラウグイ漁のシーズンを迎え、小矢部市内の川魚料理店では五日からの提供を前に、試し焼きが始まった。 同市島の料理店きぶね店主の中井富雄さん（５３）は、二月下旬から小矢部川支流で漁を始めた。今年は大雪で水温が低く、身が締まっているという。 中井さんが体長一五センチ前後のサクラウグイを、いろりの炭火で焼くと店内に香ばしいにおいが漂った。五月下旬ごろまで提供される。 サクラウグイは、産卵期を迎える桜の季節に、体がピンクに染まることが呼び名の由来。臭みのないあっさりとした味で、田楽刺しなどに調理される。　（宮本隆康） この記事を印刷する PR情報 Ads by Yahoo!リス

■食と文化にまつわる思い　近藤誠一さんは外交官生活３８年、パリでユネスコ大使、コペンハーゲンでデンマーク大使として過ごされた。食と文化にまつわる思いや経験が楽しい。　エチオピアで初めて発見されたというコーヒー、「カフェインのもつ快い刺激と興奮作用は早くから人々を惹（ひ）きつけ、酒を禁じられているイスラーム世界では熱狂的に歓迎された。病に倒れたモハンマドのために大天使ガブリエラが『メッカの夜のように黒い』飲み物を運んできたという伝説もある」という。　“パンとフランス人”。日本人がお米を好きなように、フランス人はパンが大好き。「彼らにとってパンは飢えをしのぐというより文化的に生きるためのシンボル」。確かにフランスのパンはおいしい。　愉快なのが“鯛の塩焼き”。近藤さんは魚の塩焼きが好物で、フランス料理にはないのでメインはお肉が多い。たまたま鯛の塩焼きをメニューにみつけて、さっそく注文。ところが、

北斗星（３月５日付） 寒ブナは「非常に動作が緩慢で、緩慢というよりも殆（ほとん）ど動かない」。寒い日には「水底の泥に頭を突っ込んでいる」。釣り好きだった井伏鱒二が、そう書いている（「釣師・釣場」新潮文庫） ▼つまり、魚の習性を知らなければ釣り上げることはできない。寒ブナはなかなか釣れないことで知られるが、魚を取ることが趣味ではなく、冬の食料を得るための大切な営みだったころ、私たちの祖先は獲物にする魚の習性に通じていた ▼それが伝統漁法として伝えられている。３日付本紙県北版に載っている藤里町の「ジャガキ」もその一つ。川べりを棒で突いて魚を追い出す漁で、水が冷たくて魚の動きが鈍い期間に行われた。地域住民の共同作業でもあった ▼県南の内陸部を中心に残っている冬の「ためっこ漁」は細い木の枝を束ねてしばらく川の中に沈め、小魚が中に潜むのを見計らって引き上げる漁法。大漁を期すには、沈めた枝の束に

ＹＥＳ ＮＯ

県は４日、先月２８日から山川湾（指宿市）に出していた赤潮警報を解除した。４日午後６時現在、漁業被害の報告はないという。 水産振興課によると、先月２８日にプランクトン「ヘテロシグマ・アカシオ」の増殖を確認したが、今月１日以降、着色域は見られず、細胞数が増加する傾向もないという。 同湾では、地元漁協がカンパチなどを養殖している。

Ｂ級グルメを地域おこしの起爆剤に－－県内自治体が“ご当地グルメ”振興の予算を大幅に増やしている。津山ホルモンうどんや蒜山焼そばがＢ－１グランプリで上位入賞した波に乗り、県はＢ級グルメ関連予算を前年度の６倍以上の２５４６万円に増額。備前市は１１月に兵庫県姫路市であるＢ－１グランプリに出場する日生カキオコ応援のため、３３１万円の予算を組んだ。 県は１１年度当初予算案にＢ級グルメを巡るスタンプラリー開催などに２０７３万円を計上。昨年の津山市に続いて真庭市で秋に開催する予定の「Ｂ級グルメフェスタｉｎ真庭」（仮称）の支援費３８４万円も盛り込んだ。 兵庫県姫路市で今年１１月に開かれるＢ－１グランプリでの岡山ＰＲ事業に８９万円を計上。県観光課は津山ホルモンうどんやひるぜん焼そば、初出場の日生カキオコなどに長い列ができると予測。「テレビで放映されたら、全国にアピールできる」とピオーネなど県特産品を配るなど

三河湾に浮かぶ吉良町の梶島（かじしま）で４日、アサリの潮干狩りが解禁された。初日は強風の中、潮干狩り客約１１００人でにぎわった。 梶島は同町の宮崎漁港から約１・２キロ沖合の周囲約１・４キロの無人島。アサリは大ぶりでおいしいとされる。潮干狩りは５月２１日までで、西三河漁協吉良支所は「３月末から４月末ごろが食べごろ」と話している。 入漁料は渡船料込みで大人２３００円、小人１０００円。１人１袋（７キロ）のアサリを持ち帰れる。問い合わせは同支所（０５６３・３２・０２２４）。【佐野裕】

いわき市は、地場産の魚の消費を増やそうと進めている「買いたい魚ものづくりプロジェクト」の一環として２３日、同市小名浜の海鮮レストランさすいちで、新商品の発表会を開く。今回は調理済みの魚料理を持ち帰り用パックとして売り出すのが特徴。消費者の反響に期待している。 同市は昨年、ホームページで市民を対象にメヒカリなどいわきで取れる１９種の魚類の人気投票を実施。さらに首都圏から招いたモニター約３０人に、人気上位５種の調理レシピを考案してもらった。それぞれ三つの方法で調理した写真をホームページに載せ、再び人気投票で売り出す料理を絞り込んだ。 この結果▽メヒカリのカレー唐揚げ▽アジのさつま揚げ▽タコのガーリックライス▽ヒラメのカルパッチョ▽ドンコの味噌（みそ）鍋▽ドンコトマト煮－－が選ばれた。ドンコは３調理法のうち人気が伯仲した二つを選んだ。発表会では、これらの料理がパッケージ化されて出され、水産関係者

ペットボトルを振って中に入れた生地を練るというピザづくりの方法を、益田市の市民団体「ネイチャーキッズ寺子屋」が考案し、特許を取得した。野外でも調理可能な方法で、地域に出向いてトッピング食材を探すなどすれば、食育にもつながる。関係者は「益田から発信し、全国に広めたい」と意気込んでいる。（小川紀之） 寺子屋は２００４年に設立され、親子に野外活動を提供する活動をしている。外で遊びながら、おいしく料理も楽しめる工夫をするうちに、ペットボトルを使ったピザづくりの手法を考えついた。 水と小麦粉を空のペットボトルに入れ、人肌で温めながら攪拌(かくはん)するうちに、ほどよく生地の発酵も進む。０５年に特許庁に特許申請し、今年１月末に認められた。 特許を取得したことで、団体オリジナルの手法として堂々と公開、情報発信ができるようになる。近く、詳しい作り方を団体のホームページ（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｎｋ‐ｔｅｒａ

冷たい川の中でゴム手袋をつけずに素手で手際よくアオノリを採りをする人＝天草市栖本町で、全日写連梅戸吉伸さん撮影 天草市栖本町の河内川の河口で、アオノリ採りがシーズンを迎えている。週末になると春の味覚を求めて家族連れが訪れ、まだ冷たい川の中に長靴で入り、川底の岩肌に自生するアオノリを手際よく採っていた。 この河口は川と海の水が混じり合う汽水域で、色鮮やかなアオノリが育つことで知られる。生のまま塩もみにしてポン酢で食べたり、風にさらして乾燥させ、みそ汁の具やお好み焼きなどにかけたりして磯の香りを楽しむという。

私が小学生の頃だから、４０年ほど前のことになる。仙台市青葉区小松島の我が家に、シジミやアサリ、カレイなどを大きなかごに入れて、行商にくるおばあさんがいた。その新鮮な貝や魚で母が作るみそ汁や焼き魚が、とても楽しみだった。 今、振り返ってみると、近郊の名取市の閖上（ゆりあげ）漁港から来るおばあさんだったようだ。まだコンビニは無く、スーパーが出始めたころの話である。 当時、アカガイを食べた記憶がない。日本一とも評価される閖上産のアカガイだけに、裕福ではなかった我が家では買えなかったのだろう。 ならば、と先日、毎日曜日に開かれている閖上漁港の朝市に行った。びっくりするほどの人出だった。閖上産のカレイをはじめ、県内の各漁港で取れたというカキやイカ、マグロなどが並んでいる。 だが、アカガイは一軒の店に一皿あっただけ。東京の有名なすし店からの注文が多く、築地市場に直行するのだそうだ。日を改めて行

県広聴広報課がインターネットの交流サイト「フェイスブック」に同課のページを開設し、岩手の魅力をＰＲしている。同課によると、都道府県で開設したのは初めてだという。 同課のページでは、県内の各種イベントや岩手に関係するサイトの紹介などが掲載されている。誰でも見ることができて、コメントもできる。現在は、関東方面からのアクセスが多いという。 同課では独自のホームページ（ＨＰ）がすでにあるが、担当者は「直接、県のＨＰを見たいと思ってインターネットをする人は少ない。フェイスブックをする過程で岩手のページもみてもらい、口コミで岩手の魅力が広まって欲しい」と期待している。 フェイスブックは全世界で利用者が５億人を超える交流サイト。最近では、中東で多発するデモの参加を若者が呼びかけたり、ニュージーランド南部地震の安否不明者が開いているページにメッセージが書き込まれたりするなど、注目されている。閲覧は（htt

「くぎ煮」や「釜揚げ」に使われるイカナゴの新子漁が３日、大阪湾と播磨灘で解禁となった。淡路島でも淡路市の育波浦や津名、南あわじ市の南淡など９漁協から漁船が出漁し、２隻の漁船で網を引く漁法で捕ったイカナゴをそれぞれの漁港に水揚げした。 新子は体長３〜５センチのイカナゴの稚魚で、資源保護などの理由で解禁日を設けている。淡路市の生穂漁港では、漁船から水揚げされたイカナゴが次々と縦約４０センチ、横約６０センチのかごに移され、待ちかまえていた仲買人たちによって競り落とされた。 津名漁協の関係者によると、同漁協ではこの日、約９０隻の漁船が漁に出て昨年並みの約１３００かご分の水揚げがあった。体長がまだ小さいものもあり、値段は昨年よりも３割ほど安いという。県水産課によると、新子漁は約１カ月間続く。

【北京＝矢板明夫】中国国務院（政府）は５日、全人代に提出した第１２次５カ年（２０１１～１５年）計画草案の中で、「海洋経済発展の促進」と題する項目を盛り込んだ。海洋権益の保護と拡大をより一層、重要視する姿勢を打ち出したといえる。　同項目は、「海洋産業構成の改善」と「海洋総合管理の強化」の２部分で構成されている。天然ガス、石油を含めた資源開発や漁業、観光業を発展させるとともに、自然保護や離島の管理強化などが盛り込まれた。この計画の成立を受けて、沖縄・尖閣諸島周辺や東南アジア諸国と領有権紛争を抱える南シナ海で中国艦船の活動がさらに活発化するとみられる。　草案では「海洋開発と総合管理能力を高めるため、海洋発展戦略を制定する」と明記しており、軍、国土資源省、国家海洋局、農業省漁政局など複数の関係部門による共同作業で、近く戦略案が策定されるとみられる。　中国当局は２０１０年に離島を管理するための海島保

トップ > 静岡 > 3月5日の記事一覧 > 記事 【静岡】 浜名湖の幸をたこ焼き風に　新居の団体「広めたい」 2011年3月5日 浜名湖産のカキやエビを詰めて揚げた「浜名湖玉」＝湖西市新居町で 浜名湖で捕れたカキやエビなどの水産物をたこ焼きのようにして揚げた「浜名湖玉」を、湖西市新居町の商店でつくる町づくり団体「きらく市」が考案した。誰でも簡単に作れるシンプルさが売りで、「浜名湖の食材を全国に知らせたい」と意気込んでいる。 ６日午前に同町の浜名湖今切パーク海湖館である催し「海湖館朝市」で初めて売り出す。 てんぷらにした具を小麦粉ベースの生地で包み、たこ焼き器で焼き、さらに油で揚げて完成。天つゆにつけて食べる。表面がサクサクしているのが特徴だ。第１弾の具はカキとエビ。今後はアサリやアオノリなども候補にあがっている。 同町の居酒屋経営山本智視さん（３９）が中心となって試作を重ねた。１番の工夫

ホタテ貝殻活用　エコなマネキン　青森産粉末５割使用 青森県産ホタテの貝殻を原料に使ったマネキン 青森県産ホタテの貝殻を原料に使ったマネキンが開発され、マネキン販売・リース業のヤマトクリエーション東北（仙台市）が取り扱いを始めた。再生可能な「水産バイオマス資源」である貝殻を素材の５１％に使用している。 　マネキン「バイオマス婦人ボディ」は、女性の上半身用で、高さ７４センチ、重さ約２．５キロ。青森県平内町の農業資材製造販売会社から貝殻の粉末を調達し、合成樹脂と混ぜて成型する。ヤマトクリエーション東北の親会社ヤマトマネキン（東京）が開発し、製造している。 　クリエーション社によると、従来品はバイオマス素材の割合が多くても３割程度とされる。ホタテの貝殻を用いることで化石資源の使用を控え、二酸化炭素の排出を減らす。残り４９％の合成樹脂も、焼却処分時にダイオキシンを発生させない種類を選んだという。 　

南房総カツオの町勝浦。鰹は小魚を餌に北上し索餌回遊で日本近海に現れる回遊魚です。春先に黒潮が房総半島沖に達する頃になると北上し勝浦周辺の海はかつおの豊かな漁場となります。こうして捕れたかつおは勝浦港に水揚げされます。 このページでは勝浦入港船を掲示致します

ワインにお薦め　「ほやラスク」開発　塩釜で試食会 「ワインにも合いますよ」とほやラスクをすすめる加藤施設長（左） 仙台市太白区のＮＰＯ法人「あなたの街の三河やさん」は、県産のホヤとひとめぼれを使った「ほやラスク」を開発、４日に宮城県塩釜市のマリンゲート塩釜で試食会を始めた。 　ラスクはパン生地に、乾燥したホヤ粉末とひとめぼれのご飯を練り込んで焼き上げた。ご飯の甘味とホヤ由来の潮の香りが特徴的だ。 　試食会は１日１０００食分を用意、６日まで開く。味や包装、価格についてアンケートを行い、さらに改良を重ねて４月にも販売する。 　ラスクは三河やさんが運営する障害者就労支援施設「おいしいパン屋さん」（太白区）が、ホヤ加工販売「三陸オーシャン」（青葉区）、イベント企画会社「Ｙ．Ｍ．Ｏ」（青葉区）と連携して開発。仙台市の農商工連携連携商品開発支援事業の助成金を活用した。 　加藤美枝施設長は「ホヤ嫌いな人

ネコは偏食せず栄養バランスをとってエサを食べることができる、という研究結果を英国の民間研究所がまとめた。いろんなエサを好きなように食べさせると、たんぱく質、脂質、炭水化物の３大栄養素の摂取量を自分で調整していたという。 　ペットの栄養や健康などを専門とする「ウォルサム研究所」が、大人のネコ１００匹以上を対象に調べた。 　ネコに食べたいものを自由に食べさせると、たんぱく質の摂取量は１日あたり２６グラム、脂質は９グラム、炭水化物は８グラムだった。この割合は、自然のなかで魚などを食べて暮らすときに近かった。 　固形タイプの１種類のエサだけでは、炭水化物が多めでたんぱく質が少ないため、この「摂取目標」を完全に満たすことはできない。含まれる栄養素が異なる３種類のエサを食べる比率を調整することで、自然の状態に近づこうとすることがわかったという。 　また、炭水化物の摂取量には１日あたり７０キロカロリーと

スケソウダラを海風と天日にさらして干し魚にする棒ダラづくりが釜石市の釜石漁港岸壁で続き、淡い褐色の光沢が浜をまぶしく染めている。 金網に１匹ずつ丁寧に並べるのは同市東前町の水産加工業、新田国雄さん（６２）、サダ子さん（６０）夫婦。県内トロール漁の拠点、宮古魚市場から買い付けた細長い形の新鮮なスケソウダラを一晩氷の入った塩水に漬け、２日ほど天日干しにする。 「今の時期の厳しい風と日差し、これがいいんだ。身が軟らかく、うまみもたっぷりに仕上がる」と国雄さん。この道、３０余年の技が「浜の逸品」を生み出す。【鬼山親芳】

６日の「海苔（のり）の日」をＰＲするため、広島県内ののり加工販売業者など24社でつくる広島青苔（あおごけ）会は同日、広島市中区の基町クレドふれあい広場で販売イベントを開いた。 焼きのりや味付けのりなど約50種類を市価の半値程度で販売し、買い物客がまとめ買いしていた。生ノリをすく工程を体験するコーナーもあり、家族連れが列をつくっていた。 東区のパート社員角田佳奈さん(37)は「子どもがおやつ代わりによく食べる。栄養があり、今後も食べさせたい」と話していた。 海苔の日は全国海苔貝類漁業協同組合連合会（千葉県市川市）が１９６６年に制定した。イベントでの売り上げは、ひろしまこども夢財団（広島市中区）へ全額寄付する。 【写真説明】ノリすきに挑戦する子ども

◇日出町水産専門員・上城さん 日出町などは、海草の一種「アマモ」の藻場を再生して、特産の城下カレイの漁獲量を増やす取り組みを進めている。試行錯誤の末に海中での発芽にこぎつけ、期待も高まっている。【高芝菜穂子】 ◇海中での発芽成功 城下カレイは、マコガレイのうち日出町の日出城跡そばの海岸でとれるものを言う。江戸時代には幕府にも献上され、全国から求める人が町を訪れる。だが、産卵場所の埋め立てなどで漁獲量が減少。日出町のカレイ類の水揚げは、ピーク時・昭和４０年代の年間約１４０トンから０８年は１３トンにまで減っている。 対策のため、県は６８年から稚魚を放流。町は０７年、県の水産試験場などに長年務め定年退職した上城（かみじょう）義信さん（７０）を嘱託の水産専門員として招いた。 上城さんらの調査で、かつて別府湾岸全体に広がっていたアマモ場がほぼ壊滅状態と判明した。アマモ場はマコガレイの餌となる小エビな

第14回「つばきまつり」が開かれている大船渡市末崎町の「世界の椿館・碁石」は、和洋種のツバキが満開の見ごろを迎え、観光客で連日盛況。いよいよ19日開幕する「第21回全国椿サミット三陸・大船渡大会」（同市リアスホール）に向けて華やかに開催ムードを盛り上げている。 　13カ国４５０種のツバキが咲き揃う館内は、黄色い花をつける珍しい「金花茶」が満開。鈴なりの花姿は圧巻。 　真紅やピンクなど大輪の花が美しい外国種も開花し、その中には化粧品メーカー資生堂シャンプーのコマーシャルに登場した純白の「ラブライト」も。咲き誇る艶やかなツバキの花の数々に、カメラを向けて一心に撮影する人々の姿も見られる。 　１月23日に始まったつばきまつりは、今月３日までに入館者が約７６００人にのぼった。４日も隣県気仙沼市の団体客はじめ、遠くは神奈川県、県内は遠野市など各地から観光客が訪れた。鮮やかな花の色と香りに囲まれ、「す

【徳島ニュース】  ◇遊山箱俳句のぼり、街灯に掲示　両国本町商店街沿い     ◇春告げる便り、マンサク満開　文化の森総合公園     ◇１１分野、職人の技紹介　徳島市で技能フェスタ始まる　     ◇核廃絶の願い歌に込め　徳島市出身・石橋さん、仏のイベント出演     ◇淡い光、川面照らす　シラスウナギ漁本格化     ◇伝統の和傘作り絶やすな　美馬・郡里小５年、後継者探しに奔走　     【徳島ニュース】  ◇遊山箱俳句のぼり、街灯に掲示　両国本町商店街沿い     ◇春告げる便り、マンサク満開　文化の森総合公園     ◇１１分野、職人の技紹介　徳島市で技能フェスタ始まる　     ◇核廃絶の願い歌に込め　徳島市出身・石橋さん、仏のイベント出演     ◇淡い光、川面照らす　シラスウナギ漁本格化     ◇伝統の和傘作り絶やすな　美馬・郡里小５年、後継者探しに奔走　     【徳島ニ

ロシアの排他的経済水域（ＥＥＺ）で、北海道と東北の漁業会社４社が日ロ漁業交渉で決められた漁獲枠を超えてスケトウダラ漁をしていた問題に絡み、水産庁は４日、同様にロシアＥＥＺで操業するサケ・マス漁船など計４３隻の調査結果を公表した。漁獲量の超過やロシア側への資金提供を認めた者はいなかった。 　調査対象はサケ・マス漁船３６隻と沖合底引き網漁船７隻で、多くはサンマ漁も実施している。水揚げ漁港のある北海道や千葉県などで２月、聞き取りや操業日誌などの書類の調査を実施した。強制力のない任意の聞き取りで、違法操業を認めた者はおらず、１人は調査への協力を拒否したという。書類が残っていない例も多く、水産庁は今後、一定期間の保管の義務づけなどを検討する。

アグチム（アンコウ蒸し）料理の材料の「アンコウ」を慶尚南道昌原（キョンサンナムド・チャンウォン）で設立されるプロ野球第９球団の象徴物にしようという公式意見が出てきた。 統合昌原市を基盤とする「韓国アグ（アンコウ）デー委員会」は２日、「アンコウ」を第９球団ＮＣソフトのエンブレム（象徴物）にしようという内容の公文書を昌原市庁と慶尚南道（キョンサンナムド）議会、ＮＣソフトに提出した。 韓国アグデー委員会は０９年、金台鎬（キム・テホ）元慶尚南道道知事と李泰一（イ・テイル）慶尚南道議会議長が主導して作った「馬山（マサン）アグデー（ｄａｙ、５月９日）委員会」から出発した団体。昨年、馬山・鎮海（ジンヘ）・昌原が統合されたことで改名した。現在、林敬淑（イム・ギョンスク）慶尚南道議会議員が常任委員長を、許宗汰（ホ・ジョンテ）馬山商工会議所副会長が共同委員長を務め、約２００人の会員が活動している。 「アンコウ

実習で学んだ缶詰作りの技術を災害支援に役立てようと、志摩市志摩町の県立水産高校の生徒たちが、自作した魚の缶詰を災害時の非常食用として県の地震対応マニュアルとともに無料配布する活動を始める。中身はカツオやマグロ、サンマなどだが、英語で「生き抜く」という意味の「サバイバル」から「サバ缶」と名付け、市内のイベントや祭りで配る。（加藤雅浩） 同校では、水産製造・増殖科の生徒たちが生産加工技術の向上を目指し、製造実習場で缶詰を生産している。別の科の生徒が年間３０日と５０日の２回、実習船で航海するグアム近海の太平洋で釣り上げたカツオやマグロなども使われているが、出来上がった缶詰は生徒たちの間で消費するだけだった。 サバ缶は、同校が地域貢献や学校ＰＲを目指して企画し、県の学校支援事業として予算化された。かば焼きやフレークの５缶がセットになっている。地震対応マニュアルには、地震が起きてから時間を追っての行

兵庫県尼崎市水堂町の「マクドナルド南武庫之荘店」が販売した「ソーセージマフィン」の中に、直径約１センチのナットが混入していたことが４日、分かった。購入した同県宝塚市の男性会社員（３６）は食べた際、前歯３本が欠け、県警に相談。日本マクドナルド（東京）はナットが入った商品の提出を受け、混入の経緯を調べるという。　男性への取材によると、今月１日早朝、同店のドライブスルーでソーセージマフィンを購入。車内で食べて異物に気付き、調べたところ、六角形のナットが混入しているのが見つかった。ナットをかじったために上の前歯１本と下の前歯２本が欠け、歯科医で全治１カ月と診断された。　男性は商品を持って同日昼ごろ店を訪れ、男性店長（４１）と面会。店長は「因果関係を知りたい」と商品の提出を求めるばかりだったため男性は納得がいかず、東京の本部に連絡したが、「店長が対応する」とだけ説明されたという。　その後、男性は県警

ロシアの排他的経済水域（ＥＥＺ）内で操業する北海道などの漁業会社４社がロシア側に計約５億円を提供していたとされる問題で、水産庁は４日、４社以外で同ＥＥＺ内でサケ・マス漁などを行う４３隻を調査したところ違法操業は見つからず、調査を継続すると発表した。 同庁は先月１０日から、サケ・マスのほか、サンマ、スケトウダラなどの漁船に対し、ロシア側への金品の提供や漁獲枠の超過の有無について調査を実施。聞き取りのほか、操業日誌や市場が発行した伝票の提出を求めたが、金品提供を明らかにした漁船はなく、過去に違反が判明した４隻を除き、漁獲超過も確認できなかった。また、調査では、「保存していない」などとして伝票を提出しない漁船が続出したほか、調査への協力を拒んだ漁船もあった。

地球観測衛星打ち上げ失敗＝３５０億円、海の藻くずに−ＮＡＳＡ 地球観測衛星打ち上げ失敗＝３５０億円、海の藻くずに−ＮＡＳＡ 【ワシントン時事】米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）は４日、地球温暖化などを調べる地球観測衛星「グローリー」の打ち上げに失敗したと発表した。衛星の分離に失敗、ロケットは軌道に到達せず、太平洋に落下したとみられる。 　ロケットはオービタル・サイエンシズ社（バージニア州）の「トーラスＸＬ」で、ＮＡＳＡは２００９年にも観測衛星を搭載した同ロケットの打ち上げに失敗していた。今回の打ち上げ費用は約４億２４００万ドル（約３５０億円）。財政赤字削減が米政権の最大の政治課題となっている中、ＮＡＳＡへの風当たりが強まるのは必至だ。（2011/03/05-08:45）

１１月１２、１３日に兵庫県姫路市で開かれるＢ級グルメの祭典・Ｂ―１グランプリに出場する備前市日生町地区の名物カキオコ（カキ入りお好み焼き）の試作品が２７日、同市日生町日生の「五味の市」周辺であった「ひなせかき祭」で販売された。　地元お好み焼き店主や備前東商工会などでつくる「日生カキオコ『Ｂ―１グランプリ』チャレンジ応援団」メンバーら約３０人が参加。グランプリ本番を想定し、ブースを設けた。　通常のカキオコのカキを増量し、４分の１に切り分けたものを２００円で販売。観光客らが次々と買い求め、友人２人と一番乗りした高松市、清水千恵美さん（４３）は「カキがたっぷり入っていて、おいしい。グランプリでは上位を目指してほしい」と話していた。　約２２００食を販売し、客にアンケートも実施。同応援団メンバーの江端恭臣・日生カキお好み焼き研究会長は「行列が途切れることなく好評を博し、焼いて売る一連の流れも確認でき

Issued: 2018.12.13 気候変動への適応に向けた国立環境研究所の取組 日本では、年平均気温が100年当たり約1.2℃の割合で上昇していて、温室効果ガスの削減を厳しく進めなければ、今後もさらなる上昇が見込まれます。今年は夏に多数の地域で40℃を超えるなど記録的な猛暑となったり、また、豪雨による甚大な被害が出たりするなど、異常な気象を肌で感じる機会が多かったのではないでしょうか。今の調子で気候変動（温暖化）が進んでいくと、稲作をはじめとする農作物への悪影響や洪水や高潮といった災害の増加、熱中症患者の増加など、その影響はますます深刻化することが予想されています。... EICピックアップへ [北海道でのホタテ、秋サケのMSC漁業認証取得予定に合わせ、札幌セミナー開催決定！] MSC認証は、持続可能な漁業で獲られた水産物であることをエコラベルで証明し、消費者に安心を届ける仕組み です

佐伯市蒲江の県マリンカルチャーセンターは３日、プールに入れて公開するマンボウの歓迎式を開き、地元の小学生らが参加した。 センターは年明けから夏にかけて毎年、蒲江沖で定置網にかかったマンボウを保護し、公開している。今年は２月２１日からこれまでに１８匹を保護した。 歓迎式は「おかえりマンボウ」。河内小４年、中島ももなさん（１０）が代表して「お帰りなさい。プールで元気に泳いでください」とあいさつした。 この後、児童２７人で「マンボウ・マンボ」を合唱。プールで元気に泳ぐマンボウを見学し、歓声を上げていた。

国内有数のホッキ貝の漁獲量を誇る青森県三沢市の魚市場特設会場で１３日、「三沢ほっきまつり」が開かれる。 今年で１１年目。１分間でホッキ貝を何個むけるかを争う「ムキムキ大会」があり、優勝者にはホッキ貝１０キロが贈られる。ホッキ貝の即売会やホッキ貝を使った炊き込みご飯、漬けもの販売などもある。 問い合わせは、三沢市漁業協同組合（０１７６・５４・２２０２）へ。

自分たちの提案で試作されたカップ麺を試食する生徒たち＝宮城県南三陸町の志津川中学校 　「マルちゃん」の東洋水産が４日、宮城県南三陸町の志津川中学校の３年生にカップ麺の試作品を贈った。タコなど地元の海の幸を使った新商品を生徒たちが提案したのに応えた。 　その名も「海七味（みなみ）シーフードヌードル」と「三陸海宝あんかけ風焼きそば」。商品開発部のプロを「提案が具体的だった」と感心させた。 　試食した生徒の菅原雅さんは「夢みたいな提案だったので形になると思っていなかった。いい卒業記念です」。商品化は未定。麺にのびるは禁物だが、夢はのばしたい。