ニシンに続き、待望のホタテ初漁〜きょうにも毛ガニ、沿岸も海明け (3月22日付け) 沖合底引船が12日にニシンなどを初漁したが、沿岸でも20日から解禁となったホタテ漁が同日朝、シケの中で操業を開始し、待望の初水揚げを飾った。21日にカニかごの投入も始まったため、早ければ22日にも春の毛ガニの水揚げが始まる。沖合い漁に続いて沿岸漁も「海明け」を告げた。近く刺網などの着漁も見込まれるため、春漁は一気に最盛期へ向かうことになりそうだ。 紋別漁業協同組合(阿部滋組合長)では、今季はホタテを大量3万3000トン(昨年の事業計画は3万2000トン)も漁獲する計画だ。チャーター船は、紋別漁協ホタテ部会(阿部恵二郎部会長)の14隻の桁引き漁船。森祐司船団長(第3もんべつ丸)の率いる14隻のうち、資源調査などを行う試験船は「第6もんべつ丸」(14トン)が担当する。 着漁初日は強風が吹き、沖合底引船も