【動画】御蔵島で発見された交雑種とみられる赤ちゃんイルカ＝鈴木あやのさん撮影周囲とは異なる姿の赤ちゃんイルカ（手前）。母親イルカに連れられて群れの中で泳いでいた＝鈴木あやのさん撮影交雑種とみられるイルカ（下） 　【伊藤恵里奈】野生のミナミハンドウイルカとゴンドウクジラ類が交雑して生まれた可能性があるイルカの赤ちゃんの撮影に、水中写真家の鈴木あやのさん（３４）が成功した。 　場所は東京・御蔵島付近の海中。ミナミハンドウイルカ特有のとがったくちばしはなく、頭は丸みをおびている。 　イルカ・クジラに詳しい千葉県の鴨川シーワールドが画像を検証、交雑した可能性が非常に高いとみる。勝俣浩副館長は「野生の交雑種が泳ぐ様子が紹介された例は今まできいたことがない」と話す。一方、日本鯨類研究所の西脇茂利参事は「頭部の形状と胸びれの特徴から、沖の群れから離れて迷子になったカズハゴンドウの子ども。ミナミハンドウイ

米カリフォルニア州に漂着した高田高校のボートを洗うデルノート高校の生徒ら＝６月、クレセントシティー（デルノート高のジョイス・ルイーズ教諭提供、共同） 【ロサンゼルス共同】東日本大震災の津波で流失し、今年４月に米カリフォルニア州クレセントシティーに漂着しているのが見つかった岩手県立高田高校（陸前高田市、現在は同県大船渡市の仮校舎で運営）のボートが日本郵船などの協力で同校に返還されることが決まり、９日までに現地から発送された。 高田高の横田昭彦校長によると、ボートは到着後に陸前高田市に寄託され、大震災の記録や防災教育のための展示物として活用される見込み。 返還はクレセントシティーのデルノート高校の生徒らが発案。生徒らは１０月中旬にボートが陸前高田市に到着するのに合わせ、交流のため同市訪問も計画している。 47NEWS 参加社一覧 北海道新聞 |  室蘭民報 | 河北新報 | 東奥日報 | デ

トップ > 富山 > 9月10日の記事一覧 > 記事 【富山】 ツバキ　被災者励まして　高岡の愛好家　ことしも気仙沼大島に寄贈 Tweet mixiチェック 2013年9月10日 気仙沼大島にツバキを贈る木倉達郎会長（左）と妻の財子さん＝高岡市樋詰で ツバキによる地域おこしを目指す宮城県気仙沼市の気仙沼大島を支援しようと、高岡市の愛好家でつくる「高岡つばき愛好会」が鉢植えのツバキ五十本を、現地のＮＰＯ法人「椿（つばき）の島２１世紀プロジェクト」に送り届ける。同会は昨年六月から寄贈を続けており、ツバキは大島で来年春に開かれる「椿まつり」に出展される予定。 贈るのは木倉達郎会長（７６）宅で育てた五十本。九日には会員八人が会長宅に集まり、ツバキの鉢を新聞紙とビニールで包装し、車に積み込んだ。木倉会長と妻財子さん（７５）は十一日に大島を訪れ、椿の島代表の小野寺栄喜さんに届ける。 大島は東日本大震

被災物や被災地の風景を写真で紹介する＝愛知県美術館土の入った洗濯機、折れ曲がった自転車＝宮城県気仙沼市のリアス・アーク美術館 　【高橋昌宏】「あいちトリエンナーレ２０１３」の国際美術展に参加する７６組は当然、現代アート作家やそのグループが大半を占める。そのなかで例外と言っていいのが「リアス・アーク美術館」。東日本大震災で津波の大きな被害を受けた、宮城県気仙沼市にある公共施設だ。 　愛知芸術文化センター（名古屋市東区）の８階に入る県美術館の廊下。複数の写真とその説明文を壁に貼ったシンプルな展示だが、食い入るように眺める人たちが目立つ。写真に写るのは、震災直後から撮りためた気仙沼市と南三陸町の姿だ。 　リアス・アーク美術館の学芸員たちは震災５日後、沿岸部を回って記録を始めた。山内宏泰・学芸係長は「朝から日が暮れるまで毎日動き、ガソリンも道もなく大変だった」と振り返る。調査する側も自宅を流される

血液中の尿酸値の高い状態が続くと、関節などに尿酸が溜まって結晶化。それが剥がれ落ちたとき、白血球が結晶を“異物”と認識して攻撃してしまい、その際に激しい痛みが発作として表れる。 尿酸の蓄積は健康診断でも示されるが、「日本痛風・核酸代謝学会」のガイドラインでは、1デシリットル当たりの血清尿酸値が7ミリグラムを超えると、年齢・性別を問わず「高尿酸血症」と定義、つまり、痛風予備軍の仲間入りをするとしている。 しかし、「尿酸値が“7”を超えると尿酸が結晶化しやすい」としながらも、 「数値の“7”はあくまで一つの目安。臨床の現場では、7未満でも痛風発作を起こす人がいるし、その逆もあります。ですから“7以上は危険、7未満は安全”と単純に考えるのは改めるべきです」と語るのは同学会関係者だ。 また、東京多摩総合医療センター内科担当医も、痛風の発作と尿酸値の関係についてこう説明する。 「よく言われますが、尿

北海道の高橋はるみ知事は１０日の記者会見で、韓国政府が東京電力福島第１原発の汚染水漏れなどを理由に、福島県をはじめとする８県の水産物輸入禁止を発表したことについて「道は日本（の都道府県の中）で最も多くの水産物を韓国に輸出している。韓国の措置を重要視している」と懸念を示した。　知事は、韓国政府に対し科学的根拠に基づいた対応を求めるよう日本政府に訴える考えを明らかにする一方、「太平洋側の海水や代表的な魚種の放射性物質のモニタリング情報は定期的に開示しており、安全性には自信がある」と強調した。　韓国政府が水産物輸入全面禁止の対象と発表したのは福島県のほか、青森、岩手、宮城、茨城、栃木、群馬、千葉の各県。

十勝沿岸で秋サケ定置網漁が解禁されてから、７日で２週間が経過した。広尾、大樹、大津の３漁協の現時点の水揚げ量は、不漁だった昨年に比べ１．４～２倍で推移している。依然として平年量には届かないものの、道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場（恵庭市）の来遊量予測（前年比３３％増）を上回っており、漁業者らは「このまま盛漁期を迎えてもらいたい」と期待している。 十勝管内３漁協の解禁後２週間（８月２４日～９月７日）の水揚げ量は広尾が４５３トン（前年同期比９０％増）、大樹が３２９トン（同８９％増）、大津が６２４トン（同３７％増）。３年連続不漁だった２０１０～１２年とは異なる状況となっている。 来遊量予測を上回っている要因の一つとして、海水温の変化が挙げられる。札幌管区気象台によると、十勝沿岸の８月下旬から９月上旬の表面海水温は平年値から１～１．５度高い１９～２１度。平年値から２．５～３度高かった

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未登録の場合は「登録」ボタンをクリックします。 登録したい都道府県を地図から選択します。 確認ボタンをクリックすると登録が完了します。 ※登録した都道府県を変更するには「変更」ボタンをクリックします。 東日本大震災で被災し復興が進む大船渡港では、秋の味覚、さんま漁が本格化し、水揚げされたさんまを全国各地に送る「さんま直送便」の発送が９日から始まりました。 大船渡港では、水産物を扱う業者などで作る実行委員会が、毎年この時期、水揚げされたさんまをその日のうちに各地に直送するサービスを行っています。 ことしは、さんまが日本の沿岸に回遊してくるのが遅れて漁獲量が減っている影響で、例年より１０日ほど遅いスタートとなりました。おととしの津波の被害を受けて、去年、再建された作業場では、さんまが出荷できる大きさかどうか選別された上で、発泡スチロールの箱に次々と箱詰めされていきました。 不漁のためやや

近海漁業の資源が枯渇し、浙江省の水産加工企業は「加工資源がない」という苦境に瀕している。しかし、同省では舟山郡島新区で遠洋水産品の輸出量を増やす政策が検討されており、原料不足問題は緩和されそうだ。浙江在線新聞網が伝えた。 インド洋で捕獲されたマグロを加工し再び欧米、アラビア市場に販売する。舟山地区では１１社がこのようなマグロ加工に携わり、年間１０万トンの製品を生産している。 「こういった産業は東南アジアで発達して、舟山は最近始まったばかりだが、マグロ原料の深刻な不足で、マグロ加工産業は危機的な状況にある」 舟山検験検疫局の張祖舜副局長はそう語った。近海漁業資源の枯渇は、浙江省の輸出水産業に大きな打撃をもたらしている。 このため、同局は通関時間短縮のために検査率を下げたり、遠洋水産品の輸出量を上げるなど、新しい政策を打ち出すことにした。 2

７月２８日の山口・島根豪雨の被害で中断していた萩市須佐地区特産のケンサキイカ（須佐男命(みこと)いか）の直売市が８日、６週間ぶりに再開した。須佐漁港は県内外からの客でにぎわい、被災した漁師たちは「市にたくさんの人が来てくれることが、須佐の元気を証明することになる」と笑顔を取り戻した。９月２９日まで土、日曜に開かれる予定。（井上裕介、橋谷信吾） 須佐地区（旧須佐町）は、日本神話の神「スサノオノミコト」が立ち寄ったという伝説が、名前の由来になったとされる。 直売市は２０００年に始まり、７～９月の毎週土、日曜に開催。その日に水揚げしたばかりのイカをいけすで泳がせ、釣った漁師たちが対面販売するスタイルが人気を集め、広島、島根、北九州市などからの県外客も訪れる。０６年には、地域ブランド化を目指して「須佐男命いか」の名で商標登録した。 今年は７月７日に始まり土日曜に行われていたが、同２８日の豪雨でイカ

新たなまちへ一歩　共徳丸解体始まる　気仙沼 防音壁の取り付け作業が始まった「第１８共徳丸」の解体現場 東日本大震災の津波で宮城県気仙沼市の内陸部に打ち上げられた大型漁船「第１８共徳丸」（３３０トン）の解体作業が９日、始まった。 　高さ約３メートルの防音壁で一部を囲ったり、現場事務所を設置したりした。船体の解体は１６日ごろに始まる見通しで、操舵（そうだ）室やマスト、船首部など船の上部から取り掛かり、船体中央部の解体・撤去は来月４日ごろ着手する。同１９日ごろの完了を目指す。 　船を所有するいわき市の水産会社「儀助漁業」の柳内克之社長（４０）が現場を訪れ、船内を点検。柳内社長は「船は劣化して痛々しい姿をさらし続けた。この地区は、障害物を取り払って新たなまちとして再生してほしい」と語った。 　解体作業を請け負った北海道室蘭市のＮＰＯ法人「シップリサイクル室蘭」によると、取り外したスクリューやエンジ

新潟県三条市のスーパーで８日販売された豆アジのパックに有毒の可能性があるフグが混入していたおそれがあるとして、新潟県は、購入した場合は、食べずに保健所に連絡するよう注意を呼びかけています。 新潟県によりますと、８日、三条市東新保のスーパー「ウオロク東新保店」で販売されていたパック詰めの豆アジの中に、体長およそ１０センチのシロサバフグ１匹が混入しているのを従業員が見つけました。 豆アジは、１つのパックに１０数匹入っていて、８日午前９時から正午すぎまでの間に５パックが販売されたということで、新潟県では、これらのパックにもシロサバフグが混入していた可能性があるとしています。 厚生労働省によりますと、シロサバフグに毒があるかどうかは研究中だということですが、有毒の可能性も捨てきれないため、新潟県は、購入した場合は、食べずに保健所に連絡するよう注意を呼びかけています。

全国コン出品　ゆり根でバーガー (10/4) 広島県内の不要ため池を廃止へ (10/4) 熊野の被災者、｢復興の会｣発足へ (10/4) 避難指示10日に解除　熊野の団地 (10/4) 酒まつりの飲み放題廃止　東広島 (10/4) 尾道マンガ大賞に２作品 (10/4) 躍動感　｢文楽｣公演、850人堪能 (10/4) タジキスタン大統領が慰霊碑に花 (10/4) 海外首脳ら、平和語る　広島大 (10/4) 地方議会の今後考える研修会 (10/4) Ｂ２広島、被災者支援へ100万円 (10/4) 廿日市市の施設敷地を全面禁煙へ (10/4) 府中市のアンテナ店１年目好調 (10/4) 子育て支援へ広島県に寄付 (10/4) 秋篠宮ご夫妻、花博会場で植樹 (10/4) 山口県・ＪＲ西が大型観光企画 (10/4) 被爆体験に児童が平和実感　岩国 (10/4) 本庶教授のノーベル賞祝い横断幕 (1

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国営諫早湾干拓事業の開門調査に向け、農林水産省が準備工事を始めると予告した９日、開門に反対する地元長崎県諫早市の住民や干拓地の営農者ら約３００人が、工事の中止を求め現場周辺に集まった。現場に入った農水省職員らは、抗議を受けて「きょうは工事をしない。撤収する」と述べ、着手を見送った。　住民らは着工に先立ち「開門反対」と書いた横断幕を掲げて抗議。午後１時半ごろ、作業服姿の農水省職員約１０人が姿を見せると、大勢で周りを取り囲み中止を迫った。　福岡高裁の確定判決が定めた開門期限は１２月２０日に迫っているが、準備工事は手つかずのままになっている。