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東日本大震災後、新造された遠洋マグロはえ縄漁船「第8大功丸」(479トン)が17日、気仙沼市の気仙沼漁港で披露された。燃費を従来比約15%節減できるエンジンを搭載しており、総工費7億円。静岡県の清水港で造られた。4月2日に気仙沼漁港を出港し、南太平洋などで操業後、10月に戻ってくる予定だ。震災後、同漁港の遠洋マグロ船の水揚げ量は震災前の3割程度と低迷しており、新造船の操業は回復につながると期待されている。 お披露目式には市民約200人が集まった。船内での見学会も実施され、真新しい甲板やたなびく大漁旗にくぎ付けになっていた。 同船を所有する同市の「村田漁業」の村田憲治社長は「遠洋マグロを再生させるきっかけにしたい」と意気込んだ。
船橋市中央卸売市場内の飲食店「まかない処たらふく」(船橋市市場1、TEL 047-423-2483)で3月13日、新メニューの試食会が行われ、ホンビノス貝と小松菜を使った「ふなばチヂミ」が披露された。 「ふなばチヂミ」は、船橋漁港が国内最大の水揚げをほこるホンビノス貝のだしを使用した生地に、生のままの小松菜とホンビノス貝の身を混ぜ込んで焼き上げたチヂミで、仕上げに三番瀬の刻みのりを振り掛けている。価格は、4分の1サイズを300円程度で提供する予定だという。 同店がこの商品を開発したのは、5月18日に同市場で予定されている開設45周年記念イベントのB級グルメ部門への出店を考えたのがきっかけ。イベント会場では当日、30~40店舗程度のB級グルメやご当地グルメが出店する見込み。 この日、同店で行われた試食会には、市場内の会社経営者らが参加。「小松菜のシャキシャキ感が生きている」「ホンビノスの風味
18日午後0時40分ごろ、長崎県対馬市の厳原港の南東約35キロの海上を航行していた九州郵船の高速船「ヴィーナス」(163トン)から「クジラのような生き物と衝突した」と対馬海上保安部に連絡があった。乗客の台湾人男性(45)が頭にけがを負ったが、命に別条はないという。
商品名は「ロッキー」ではなく、やっぱり「ポッキー」――。江崎グリコはチョコレート菓子「Pocky(ポッキー)」を、マレーシアではイスラム教徒に「pork(ポーク)」(豚肉)を連想させるとして、「Rocky(ロッキー)」と名前を変えて販売してきた。しかし、世界販売強化の一環で、「本家」の名前に戻すことにした。 グリコがマレーシアに進出したのは1970年代。進出検討当時、現地の販売代理店から「イスラムの国だし、ポッキーは、ブランド名を変えてはどうか」と提案があり、頭文字を「P」から「R」にして約40年間販売してきた。 ただ、グリコは東南アジアを中心にポッキーの世界販売を強化しており、統一的なPR戦略の展開を図っている。
東日本大震災 宮城のカキ/ブランド再興人材育成が鍵 全国的なブランドとして定着した産品の供給量が突如、激減したら、どのように立て直し、将来展望を描くか。市場から高い評価を得てきた宮城産カキに東日本大震災後、降りかかった難題である。 全国2位の生産量を誇った主要産地ですら、従事者の高齢化と担い手不足を解消するめどが立たず、先細りの懸念を打ち消せない中で震災に見舞われた。 担い手の育成は容易ではない。三陸の沿岸に根差した産業を再興させるためにはマンパワーの拡充が何より重要だ。慢性的な課題に切り込む取り組みをより強める必要がある。 今シーズン、宮城産カキの生産量は約1500トンが見込まれている。前期の2.5倍増とはいえ、優に4千トンを超えていた震災前の4割にも満たない。 生産者の減少が主因だ。親族らで経営体をつくり、養殖から水揚げまでを担うが、震災前に920あった経営体は廃業などで622
経済産業省は特定の分野で高いシェア(占有率)を誇る日本企業100社を「グローバルニッチトップ企業」として選んだ。 市場規模は小さいながらも高い競争力を持つ企業を紹介することで、中小・中堅企業による経営戦略の立案などを後押しする考えだ。 100社は、応募があった計281社から〈1〉過去3年以内に10%以上の世界シェアを獲得した〈2〉商品、サービスに独創性がある――ことなどを条件に選んだ。 選ばれたのは、世界的な人気を持つ抹茶の「あいや」(愛知県)や、デジタル糖度・濃度計の「アタゴ」(東京都)、全自動イカ釣り機の「東和電機製作所」(北海道)など中小・中堅企業が大半だ。排ガス測定装置で先端を走る堀場製作所(京都府)など大企業も6社が選出された。
宮古市の水産加工業、山根商店(山根智恵子代表)は、地元の真ダコにイタリアの高級オリーブオイルを合わせた新商品を発売した。同商店は震災で被災後も意欲的に商品開発を続けており、「三陸宮古と地中海の融合を楽しんで」とこだわりの味をPRしている。 新商品の真ダコのオリーブオイル漬けは、名前が「タコのアホ」。アホはスペイン語でニンニクの意味で、ニンニクと赤唐辛子が利いている。イタリアの歴史ある農園の風味豊かなオリーブオイルが、タコのうまみを引き立てている。 発売に合わせて3種類の調理法も紹介。ジャガイモやパスタと絡めるなど、おいしい食べ方を提案している。 1袋100グラム(真ダコ60グラム)、税別価格1100円。問い合わせ、購入は山根商店(電話0193・87・3500、ファクス0193・87・9300)へ。 【写真=宮古の真ダコを使った山根商店の新商品「タコのアホ」】 (2014.3.18)
東京などではやる「千円でべろべろに酔える酒場」、通称「せんべろ」の愛好者が、仙台市内でじわじわ増えている。低価格で飲み、食い、満足できる大衆酒場は、夜な夜なにぎわいを見せている。仙台版となる魅惑の「仙べろ」事情を探った。(報道部・大橋大介) <つまみは30円から> 仙台市青葉区のさくら野百貨店裏の路地にある「もつ焼専門 丸昌」は、午後5時にもなれば、サラリーマンや年配の飲んべえでごった返す。約20席あるカウンターはあっという間に満席。つまみは30円からあり、50円、100円メニューもずらりと並ぶ。飲み物もお手頃だ。 常連客の70代男性は1時間でおでん3種類と白ワイン4杯を満喫し、1300円程度で済んだ。レシートを手に「この値段がうれしい。やめられないよね」と赤ら顔で笑った。 手軽なほろ酔い体験は、おじさんだけの特権ではない。店舗を運営するドリームリンク(秋田市)の渡部栄浩代表代行は「
村井知事は17日の記者会見で、東日本大震災で被災した漁港の一部について、当初の計画に比べ最大で2年程度、復旧が遅れることを明らかにしました。 それによりますと、被災した27の漁港のうち、▼気仙沼市の気仙沼漁港、▼石巻市の雄勝漁港、それに▼塩釜市の塩釜漁港はいずれも再来年度・平成27年度末までに復旧が完了する予定でしたが、2年遅れ、完了は平成29年度になるということです。 また、▼気仙沼市の鮪立漁港や、▼石巻市の鮎川漁港、それに▼南三陸町の泊漁港など9つの漁港も計画より1年遅れ、完了は再来年度の平成27年度にずれ込むということです。 これについて村井知事は「防潮堤の位置が確定しないなど、まちづくりとの整合性が取れていないところがあることや資材不足、マンパワー不足で入札不調が継続的に起こっているため、どうしても計画期間内に終わらないということになった」と述べました。 その上で村井知事は「復興事
東日本大震災で壊滅的な被害が出た水産業の再生に情報技術(IT)を駆使しようという実験や研究が、宮城、岩手両県で進められている。これまでは漁業者の「直感」に頼っていた分野にテクノロジーを導入することで、三陸産の水産物への信頼度を高め、震災で失った販路の回復などにつなげようとしている。 ■気仙沼 気仙沼水産試験場(気仙沼市)は2月中旬から気仙沼湾で、名産のワカメの生育に欠かせない養分となる「硝酸塩」の測定を始めた。筒の先端にセンサーを取り付けて海中に沈め、濃度を測る機器はカナダ産で、購入費に約400万円かかった。濃度は2時間ごとの計測値が自動で更新され、同試験場のホームページで公開している。 硝酸塩の濃度は海流などの影響を受けて変動しやすく、ワカメ養殖の最低限の基準とされる1リットルあたり10マイクロ・グラムを下回った状態が数日続くと色づきが悪くなり、出荷価格が2~3割以上安くなってしまう。硝
料理研究家の小笠原さん、釧路で講演「昆布は和食の誇り」 (03/17 16:00) 昆布を使った料理の魅力について語る小笠原登志子さん 【釧路】釧路管内の5漁協などでつくる釧路昆布普及協議会は16日、管内産昆布の魅力をPRする「くしろ昆布フォーラム2014」を釧路市内のホテルで開いた。 フォーラムは昨年に続き2回目で、約200人が参加した。初めに料理研究家の小笠原登志子さんが講演。洋食のだしは肉や骨を煮込んで素材に味を足しているのに対し、和食は昆布やかつお節でうまみを引き出す役割があるとし、「昆布料理は和食の誇れる文化。若者にも身近な食材にしていかなくては」と強調。家庭で昆布を5センチほどに切って常備しておくことを勧め「みそ汁やカレー、インスタントラーメンなどに気軽に入れられる。昆布がやわらかくなったら捨てずに食べてほしい」と訴えた。 続いて、参加者が一般からレシピを募集した5種類の昆布料
米国防総省によると、米軍の特殊部隊が17日、キプロス沖の洋上で、リビアから原油を積んで出港したタンカーを制圧した。リビア国営通信によると、このタンカーは3月上旬に、武装民兵組織が支配する地域の港に停留し、北朝鮮の旗を掲げていた。民兵側が独自にタンカーに原油を売る意向を示し、リビア政府が「船が原油を積んで出港すれば停止を命じて拿捕(だほ)する」と警告していた。 国防総省は声明で、「特殊部隊の出動はリビア政府とキプロス政府の要請に基づく。タンカーは無国籍で、武装した3人のリビア人に占拠されていた」と説明した。 一方、北朝鮮の朝鮮中央通信によると、国家海事監督局の報道官は12日、タンカーを管理するエジプトの企業と、タンカーを一時的に北朝鮮国籍とする契約を結んだが、リビア政府の通報を受けて直ちに取り消したと説明し、「われわれは全く無関係だ」と訴えた。(ワシントン=大島隆)
えっ? 青森に流氷!? 16日昼、青森市北部の後潟漁港で、海面に無数の「白い塊」が浮かんでいるのが見つかった。 流氷を思わせる景色だが、正体は、解けずに残ったぬれ雪。タラなどの定置網漁を終えて帰港した西谷文昭さん(46)は「漁の最中、大粒の雪が降ってきて、解けずに海に浮いていた。漁師歴は30年近いけど、こんな光景は初めて」と驚く。漁港付近には海一面が雪で真っ白になった場所もあった。 青森地方気象台によると、青森市では同日、午前10時ごろから湿った雪が強く降り1時間で5センチ積もった。担当者は「湿った雪が短時間にたくさん降ると、シャーベット状のまま海の表面を覆うことがある」と説明する。ちなみに、本県の海岸に流氷がたどり着く可能性はほぼないという。
三井造船は、北海道大学向け練習船の命名・進水式を、玉野事業所で実施した。 船は、北海道大学の山口佳三総長が「おしょろ丸」と命名した。 船は、現在就航中の「おしょろ丸(4代目)」の代替船となる。現行おしょろ丸は、1983年に三井造船が建造して以来、31年間にわたって学部学生の実習や漁業・海洋に関する調査研究に活用されてきたが、今回、代船建造したもの。 今回の命名・進水を経て、今後、岸壁で艤装工事を行った後、今年7月に竣工、引渡される予定。 船は、東日本大震災の復興支援に引き続き活用していくとともに、世界の水産・海洋分野で活躍する人材の育成を目指し、「海洋生態系の保全と食資源の確保、持続可能な資源管理」といった水産科学分野のニーズに対応し、世界水準の教育研究を実践する教育プラットフォームとして活用していく。 《レスポンス編集部》
福島第1原発事故後、漁を自粛してきた福島県いわき市沿岸部の海域で、いわき市漁協が17日、震災後初めてシラウオの試験操業を行った。 同日未明、3隻の小型漁船が岸から1キロ以内の海域に出漁。同市の久之浜漁港に刺し網で捕ったイシカワシラウオ6.6キロを水揚げした。 市漁協のサンプル検査で1キログラム当たり14.1ベクレルの放射性セシウムを検出したが、福島県漁連の自主基準値(1キログラム当たり50ベクレル)を下回ったことから18日に県内へ出荷される。 イシカワシラウオの刺し網漁は、原発事故の影響で2011年3月以降中止され、市場に流通するのは10年産以来4年ぶり。4月ごろまで週1回のペースで出漁する。 震災前は高級なすしネタとして取引され、1キロ4000円近い値が付いていた。同市の漁業八百板正平さん(81)は「春の産卵期になれば漁獲量が増えてくるはず。常磐物のシラウオをみんなに食べてもらい
第3管区海上保安本部によると、18日午前3時20分ごろ、神奈川県三浦市の沖合約8キロの浦賀水道で、ともに外国船籍の貨物船2隻が衝突し、そのうちパナマ船籍の貨物船(1万2630トン)が沈没した。 横須賀海上保安部などが救助活動をしている。乗組員の人数などは分からないという。
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