毛ガニ前年より早めに終漁、管内水揚げ14億円を突破 (7月8日付け) 6月下旬から休漁明けで再開した毛ガニかご漁が、順次切揚げに入った。オホーツク総合振興局水産課(漁業管理)のまとめによると、10日までの管内水揚げ実績は606・6トン、14億1773万円(同528・0トン、10億3460万円)で、金額ベースでは前年比137%に達した。西紋の漁が終わると、残すところ操業が継続できるのは斜網地区に限られることになる。 道が資源管理を行っている毛ガニかご漁は、今シーズンの管内漁獲許容量(ノルマ)が前年と同じ650トン。10日までにノルマ消化は紋別が95・5%、沙留が94・8%、雄武が93・7%に達し、前年に比べると紋別は10日以上も早いペースで漁が続いている。 紋別漁協によると、紋別漁協毛ガニ部会(石岡正春部会長)の最終水揚げは7日で、沙留に続いて終漁となった。雄武の水揚げもまもなく終わ