津波から2~3年で回復=宮城・気仙沼の魚介類-湾奥は遅れる・京大や首都大 東日本大震災後、宮城県気仙沼市の舞根湾で続けられた潜水調査で復活が確認されたシロメバルの群れ=2014年7月撮影(益田玲爾京都大准教授提供) 東日本大震災の津波が押し寄せた宮城県気仙沼市の舞根湾の内外4カ所で潜水調査を続けたところ、湾内の奥の地点以外は津波から2~3年で魚介類の多様な種が回復したことが分かった。しかし、津波で土砂が多く積もった湾の奥では海藻類が定着せず、5年たってもハゼ類などしか見られないという。 京都大の益田玲爾准教授や首都大東京の横山勝英准教授らが14日までに、米科学誌プロスワンに発表した。 2011年5月から2カ月に1回、潜水調査を続けている益田准教授は「陸上で火山が噴火した後、森林が再生するまでの年数に比べれば、海中の生物の回復は早い。2年後から漁業も徐々に再開した」と説明。横山准教授は「
石川県内の海岸でサザエやアワビなどの貝の密漁が後を絶たない。 金沢、七尾両海上保安部は今年1月から11月までに漁業法違反(漁業権の侵害)容疑で計40人を検挙するなど、警戒を強化している。関係者は「素潜りをして軽い気持ちで取っても密漁にあたる。犯罪であることを認識してほしい」と呼びかけている。 漁業法は、漁協組合員以外が漁場で、貝やタコなどの定着性の水産動物を採取することを禁止している。県漁協は「さざえの採捕禁止」などと書かれた看板を海岸などに設置しているが、密漁被害が相次いでいるのが実情。2014年頃から積極的に告訴に乗り出しており、両海保は船で県内の海岸を巡視するなど警戒を強化している。 両海保によると、県内の検挙数は13年は0件だったが、15年は14件20人、16年は24件40人(11月末現在)に増加。中には素潜りでサザエを100個以上盗んだ人もいた。今年、検挙された40人のうち33人
“食べるスープ専門店”Soup Stock Tokyo(スープストックトーキョー)の新業態「おだし東京」が、12月12日、JR品川駅構内にオープンしました。日本の食文化を取り入れた“和のスープストックトーキョー”です。 メニューは、椀物に俵むすびと小鉢がセットとなった「お椀のお膳」が中心。どれも、フォンドボー、コンソメといった洋のスープに、昆布やかつおなど和のだしをあわせ、仕上げてあります。 例えば「8種のおだしと真鯛のお椀」(1,180円/トップの写真)は、真鯛の煮付けが添えられた、ボリュームたっぷりの1品。フォンドボーやフュメドコキーユ(貝のだし)のなかにオマール海老をしっかりと効かせ、昆布など計8種類のだしをかけあわせてあります。 どっしりと奥深いけれど、和素材のおかげか後味はさっぱり。洋だけど和が香る奥深い味わいでした。
東日本大震災後、宮城県気仙沼市の舞根湾で続けられた潜水調査で復活が確認されたシロメバルの群れ=2014年7月撮影(益田玲爾京都大准教授提供)【時事通信社】
日本共産党の紙智子議員は12日の参院沖縄北方特別委員会で、1月以降禁止されたロシアの200カイリ水域におけるサケ・マス流し網漁の問題を取り上げ、「国の責任で支援策を強化すべきだ」と求めました。 サケ・マス漁禁止前の水揚げ量は、2010~14年の5年間の年平均で約6600トン、水揚げ金額も同約30億円に達していました。一方、禁止後の代替漁法による水揚げ金額は約7億円に減少しています。 佐藤一雄水産庁長官は紙氏の質問に、代替漁法では、漁獲量、水揚げ金額ともに大幅に低下したと認めました。 紙氏は「地域経済に与える影響は非常に大きい」と追及。鶴保庸介沖縄北方担当相は、「地域の漁業は産業の大きな柱だ」「しっかり対応していく」と言明しました。 紙氏は、水産加工業の収益も減少していると指摘。「根室市とその隣接地域は領土返還運動の拠点として重要な役割を果たしてきた。サケ・マス漁はその根室の地域経済を支えて
東日本大震災の津波で被災した塩釜市の水神漁港で13日、一足早いワカメの水揚げが始まった。新年の初売りに合わせ、全国各地のスーパーなどで販売が始まる。 漁師ら約40人は早朝から松島湾で養殖したワカメを収穫。水揚げや計量を行うなど出荷の準備を進めた。 市漁協はかつてコンブ漁が主流だったが、震災後の海洋環境の変化で収穫量が激減。代わってワカメが主力となった。震災前までワカメの出荷量は年数十トンだったが、現在では約700トンを突破している。 島々に囲まれ、入り組んだ松島湾は秋以降も一定の水温を保つため、通常のワカメの収穫期より早い12月中に水揚げでき、「早採りわかめ」として初売りの名物とすることに成功した。 副組合長の杉原茂さん(67)は「ワカメを新たな収入源にいち早く復興ができた。新鮮な歯応えを楽しんでほしい」と話した。
記事一覧 珍発見!熱帯の魚が冬の日本海に サバヒー、定置網に生きたままかかる (2016年12月14日午前7時10分) 福井県美浜町日向の定置網にかかったサバヒー=13日、美浜町漁協 福井県美浜町日向の沖合で12日、熱帯や亜熱帯水域に生息する魚「サバヒー」が生きたまま網にかかっているのが見付かった。県海浜自然センターによると県内で見つかるのは初めて。 サバヒーは、ネズミギス目の魚。銀白色で二つに分かれた長い尾びれが特徴。台湾では、食用に養殖されている。 発見されたのは、全長73センチ、重さ3・3キロ。同日朝、沖約5キロで日向定置網漁業組合が仕掛けた定置網にかかっていた。 30年以上漁師をしている渡辺権十郎さん(59)は「こんな変わった魚は初めて見る」と話す。13日は氷締めされた状態で美浜町漁協に保管され、今後販売される予定。 同センターによると、サバヒーの適水温は27〜30度。最近
魚料理に親しんでもらうことを目的に、JF全漁連が開催しているシーフード料理コンクールの実技審査があり、一般の主婦や学生らが対象の「お魚料理チャレンジ」と、「プロを目指す学生」の両部門の最優秀賞が決まった。 17回目となる今回のテーマは「お魚の一汁一丼」で、スーパーなどで手に入る国産魚介類を使うことが条件。チャレンジ部門は手軽に作ることができるレシピを、学生部門は自分の店で将来提供したいレシピを、40分の持ち時間内に完成させる。応募レシピ3359点の中から各部門8人が選出され、技を競った。 最優秀賞の農林水産大臣賞は、チャレンジ部門で浜田亜紀さん(22)の「紅茶のサッパリ蒲(かば)焼き丼/エビしんじょ」、学生部門で森宇嶺(たかね)さん(18)の「穴子の洋風蒲揚げ丼/鯛のスープ~あおさ仕立て」がそれぞれ選ばれた。 紅茶のサッパリ蒲焼き丼は、サンマの臭み消しに手軽なティーバッグの紅茶を使い風味良
全国さんま棒受網漁協(全さんま、東京都港区)は12日、11月末現在の全国のサンマの水揚げ状況を公表し、本県は数量が2万1686トン(昨年同期比7%増)、金額は43億4906万6千円(同2%増)だった。今年のサンマ漁はほぼ終了し、数量は昨年に続き低調。サンマ船の事業会社は漁業環境の厳しさを指摘し、水産加工業者からは品薄による継続的な影響を危惧する声が上がる。 県内の港別の数量は▽大船渡1万3668トン(昨年と同じ)▽宮古6042トン(昨年同期比46%増)▽釜石1841トン(同17%減)▽久慈131トン(同40%減)▽山田4トン(同88%減)。県全体の数量は、全さんまが11月末現在の水揚げ状況を公表する2009年以降では、15年に次いで2番目に低かった。大船渡は全国の港別で北海道の花咲(3万5276トン)に次ぎ全国2位、本州1位だが、09年以降では最低となっている。 今年はサンマの推定資源量の
ロンドンのスターシェフ、グラハム・ギャレットは元ミュージシャン。広い人脈を持つ彼が経営するロンドン郊外の話題のレストランには、連日、スーパーセレブがお忍びで訪れる。グラハムシェフが今の店を持つ前にグランシェフを務めたレストランも含めると、その人脈は驚くばかり。ミュージシャンのブライアン・フェリーも常連客のひとりで、同店のメニューの中には彼がきっかけとなったものもあるのだとか? ワイン好きミュージシャンの大好物をパパラッチイギリスが世界に誇るロック・ミュージシャン、ブライアン・フェリー。素顔のブライアンはワインが大好きなジェントルマンで、「ワインは香りを楽しむのではなく聴くものだ」と断言するあたり、さすがミュージシャン! 的なセンスの持ち主。ロンドンの高級住宅地、チェルシー地区に自宅があり、土曜日の朝ともなると「Battersea Park」のファーマーズマーケットで新鮮な魚介類と野菜を買っ
墜落事故生存者のDFネト、前日に予知夢を見たと告白「悪夢が正夢になった」 2016年12月14日(水)8時01分配信 photo Getty Images タグ: シャペコエンセ, ブラジル, 飛行機事故 シャペコエンセを襲った飛行機事故から生還した選手の一人であるDFエリオ・ネトは、墜落事故が起きた前日に予知夢を見ていたようだ。13日付のブラジル紙『UOLエスポルテ』など複数紙が報じている。 先月末にコパ・スダメリカーナ決勝1stレグの開催地コロンビアへと向かっていたシャペコエンセの選手らを乗せた飛行機がコロンビアのメデジン近郊で墜落。この事故で、6名が奇跡的に生還することができたが、選手19名を含む乗客乗員71名が帰らぬ人となった。 そして先日、その6名の生存者の中で最後に救助されたネトが昏睡状態から覚醒。現在は自発呼吸や会話ができるまでに回復したと報じられているが、ネトは墜落事故のこ
サッポロビールとキリンビールは、「SENDAI光のページェント」の期間中、仙台市青葉区の勾当台公園にそれぞれ仮設バーを開く。いずれも25日まで。 サッポロビールの「エビスバー」は8日に営業を始めた。新商品「エビス マイスター」を含むビールやワインなど飲み物22種類と、涌谷産の大豆を使った三角油揚げ、蔵王産クリームチーズを添えた麩(ふ)など料理14品を用意する。営業時間は午後4~10時。 塩谷泰文サッポロビール東北本部長は「気軽に立ち寄って止まり木のように利用してほしい」と話した。 キリンビールの「一番搾りキッチン」は9日にオープンする。仙台工場産の「一番搾り 仙台づくり」をはじめビールやハイボールなど飲み物27種類、気仙沼産フカヒレのチャーハンやメカジキのカルパッチョなど料理11品を提供。地元ミュージシャンによる音楽ライブを毎日開く。営業時間は午後5~10時。 鈴木圭三キリンビール
記事 永江一石 2016年12月13日 15:10 自分が安倍さんなら、国民の健康と財産を守るために官公庁のサイトをこうするよ Tweet 先月からウェルクに始まり、ウェルクに終わっているわけですが追撃は終わりません。 まず、例が長すぎるので飛ばして読みたい人は、「厚生労働省はなにしてるんや!!という話」というところから読んでもいいですよ。 たとえば、妊娠して食べるものにどのように気をつけようかと考えて 「妊娠、気をつける食品」で検索したとします。 スマホで検索すると出てくるのは 2番目がNAVERまとめっていうのもあれだが、1番目は「育ラボ」というサイトで、運営者はなんと。。。 スマホではこんな感じで表示されず・・・ PCから見ても会社名も個人名も住所も連絡先もなし。この時点で普通は怪しいと思うわけですが、いちいち見ない人のほうが多いかも。ドメイン名の所有者はYasuyuki Hator
皆さん、マヨネーズはお好きですか? 私はあいも変わらず大好きです。 先日、『メシ通』でキユーピーが提供しているカフェの「マヨテラス」に取材に行ったのですが、あれ以来、私のマヨ熱は高まるばかりです。 さて、そんな私が最近ハマっているのが、記事内でも紹介したアレンジ・マヨネーズ「マヨママ」。「マヨネーズ+ママレード」という凡人には考えつかぬ斬新な組み合わせですが、これが意外にも美味しい。 あれ以来、しょっちゅうこの「マヨママ」を作ってはキユーピーのHPでも公開されているレシピどおりで、パンにつけて食べたりサラダにのっけたりの日々。「マヨママ」は、静かに私の食生活にささやかな変化を与えてくれました。 が。この「マヨママ」のポテンシャルってそんなもんじゃなくね? というのが私の正直な感想です。だって美味しいんですよ。 まろやかで甘酸っぱくて、それでいて素材の味を引き立てて。もっと何か、違ったメニュ
「 鯖 ( さば ) 街道」の起点として栄えた若狭湾で、サバ産地の復活を目指し養殖に取り組む福井県小浜市は、来年度から当初の8倍に相当する8000匹を育てることを決めた。 出荷を始めた11月以降、関心が高まっているためだ。また、サバを使った活性化事業に挑戦する企業も募り、インターネットを通じて投資を呼びかけるクラウドファンディングを活用、サバ産地をさらにPRする。 若狭湾のサバは漁獲量が激減。昨年4月、日本遺産に「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群~ 御食国 ( みけつくに ) 若狭と鯖街道」に認定されたことを受け、市が産地復活を目指して、主に刺し身にするため養殖に着手した。6月にいけすに体長約30センチ、300グラム程度の約1000匹を放し、9割近くが約40センチ、600グラム程度に成長した。 11月から市内の民宿などで提供を始めたが、脂の乗りや甘みの良さから、出荷の打診が相次いでいる。
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