糸川英夫氏の銅像建立へ 肝付町 | 鹿児島のニュース | 373news.com

「ロケット開発の父」と呼ばれ、肝付町の東京大学鹿児島宇宙空間観測所（現・内之浦宇宙空間観測所）の生みの親でもある故糸川英夫氏（１９１２～９９年）の銅像が、同町に建立される。糸川氏の生誕１００年、同観測所開設５０年の節目の年にあたり、記念事業の一環で１１月に除幕式を開催する。 建立を企画したのは町や地元民らでつくる「糸川英夫博士生誕１００周年記念事業実行委員会」。糸川氏の功績を後世に残そうと３月末に発足し、地元の要望も強かった銅像建立を４月１３日の第２回会合で正式決定した。 銅像は等身大の約１７０センチのブロンズ製。東京芸術大学美術学部の本郷寛教授が手がける。現在、同観測所内への設置を念頭に検討を進めている。建立費１７００万円、関連経費３００万円を見込み、同実行委は協賛金を個人、団体から募る。 協賛金などの問い合わせは町企画調整課内の同実行委事務局＝0994(65)8422。

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