KY博士の日記 画像処理の可逆性

最近の天体写真は画像処理なしでは成立しません。 真実は撮影直後の生データにあります。 デジカメの場合、我々が目にする最初の画像もある程度の処理がされたものですが、それでも、元データに遡って、実際の銀河や星雲を姿を現すものです。 しかし我々が画像処理を進めるに進めれば進めるほどそれは最初から乖離したものになっていきます。 わかりやすく言えば、任意の2点の明暗の大小が逆になるともう元に戻れなくなります。 例えばアンシャープマスク処理などがこれにあたります。 明暗比が変わっても明暗が逆にならなければ元に戻れます。 コントラスト処理などはこの範疇です。 元に戻れる、可逆性は科学写真には保障されなければなりません。 でないと捏造になります。 KY博士もリバーサルフィルムをデジタイズしてそれを処理していたころは可逆性を重視していました。 がしかし、最近はもうどうでもいいや状態です。 KY博士も含め最

[rna]

可逆性という観点。でも人間の視覚がそもそも可逆処理じゃないんだよね…