【無料記事】まともな批判とは何か。相手がとりやすいボールを投げよう。（1864文字）：弱いなら弱いままで。

ある問題に関して議論する必要があるとしよう。そのとき、まずは自分の本当の主張とは逆の立場でスタートするルールでやってみるとおもしろいかもしれない。たとえば原発問題なら、賛成派と反対派を入れ替えて議論するのだ。 最終的には自分の主張に戻ってもかまわないが、とりあえず逆の主張をしてみれば見えてくるものもあるのではないか。少なくとも、あいてがどういうつもりで自分とは逆の意見を主張しているのか推測することはできる。 そこまではいかなくても、自分の頭のなかで主張を逆転させて考えてみることは大切だ。というのも、人間は自分の主張を補強する材料を探しがちな生き物だからだ。いったんある意見にたどりつくと、無意識のうちにそれを強化することばかり考えるものなのだ。 たとえば原発反対と主張したとする（賛成でもいい）。そうすると、その意見の客観的な成否とはべつに、その意見に執着してしまうことがある。つまり「ひっこみ

[natu3kan]

先生の書評は本の文字を見てるだけで、読んでる感じがしない。なにより企画性が足りない気が。小飼弾とか読書猿の人みたいに、いくつかの本を関連させ企画にする発想力か多ジャンルの読書量のいずれかが足りない気が