"special place" としてのWTC跡地 - 郷愁エントランス

2007年の11月初頭。フィラデルフィア発の格安チャイナタウンバスに乗って、ニューヨークに行ってきました。日帰りだったので、ウォール街やらグリニッジ・ビレッジやらタイムズ・スクエアやらを「見る」だけで、ほとんど逃げるようにして帰ってきました。自由の女神やエンパイヤステートビルに至っては、遠巻きに「眺めた」だけです。「ニューヨークに行ってきた」というよりも、むしろ、マンハッタン、いやより厳密には Lower Manhattan を数時間ほど「街歩き」しただけに終わってしまいました。うーん、残念な記憶ですね。ところで、 写真がどこだかわかるでしょうか？はい。WTC跡地ですね。僕が訪れた時には、件のテロ事件から既に6年が経過していました。が、まだなお、基盤工事の最中であり、WTCの残骸をイメージさせるような瓦礫もみてとることができました*1。どことなく生々しいものを感じてしまった記憶があります。