『レトリックと人生』はスゴ本

今年一番どころか、人生ベスト10に入る一冊。 「人は、どのように世界を理解しているのか」について、納得のゆく結論が得られる。"理解"を理解することができ、メタ的な知見が手に入る。知覚とは、経験のフィードバックループで構築されたパターンを通じて世界を追認識する行為だと考えていた。だが、まさか"理解"そのものも同じ仕様であるとは思わなかった。ヴィトゲンシュタインからピンカーまで、これまで読んできた名著のみならず、わたし自身の体験と照応し、腑に落ちる。本書を読むことそのものが、驚きと興奮に満ちた知的冒険となった。 その仕様こそが、レトリック（原題ではメタファー/隠喩）だ。人は、メタファーを通じて世界を理解している、というのが本書の主旨になる。メタファーは、単なる言葉の綾ではなく、認知や思考が基づいている概念体系の本質を成している、"理解"の器官なのだ。 たとえば、「時間」という概念。24時間とか

[takahiro_kihara]

""理解の仕様"について、理解を可能にする一冊。"遠くの図書館にはあるんだが…

[hirsato]

健やかに成長することは、地上から上の方向に向かって伸びることであり、老いや病いに侵され、死に向かうことは地面(地下)に向かってうなだれ倒れることである。

[tak4hir0]

『レトリックと人生』はスゴ本

[quassia88]

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[dlit]

Lakoff & Johnson "Metaphors We Live By"の和訳本の書評／「今年一番どころか、人生ベスト10に入る一冊」「チョムスキー『統辞構造論』、レイコフ『数学の認知科学』）を追加する予定」

[seekun]

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[waman]

『知覚とは、経験のフィードバックループで構築されたパターンを通じて世界を追認識する行為だと考えていた。だが、まさか"理解"そのものも同じ仕様であるとは思わなかった。』