好決算が期待できる、新興市場のネット関連株に注目せよ｜藤井英敏 株式市場サバイバル！｜ダイヤモンド・オンライン

足元で、新興市場では、「3Ｄ」「電子書籍」「iPhone」「iPad」関連などの時価総額の比較的小さい銘柄群が、テーマ株物色の流れに乗り派手に値を飛ばしてきました。 しかし、今週以降の決算発表をきっかけに、「ＳＮＳ」「オンラインゲーム」「ネット広告」などの「ネット関連」が新興市場の物色の主流になる公算が大きいと考えています。なぜなら、ネット関連株の好業績が目立っているからです。 例えば、4月23日、サイバーエージェント（4751）は10年9月期通期連結業績の上方修正と増配を発表しました。売上高は従来の850億円を940億円へ、営業利益は同60億円を80億円へ、経常利益は同58億円を78億円へ、当期純利益は同31億円を50億円へ、それぞれ上方修正しました。 注力事業「Ameba」の会員数およびＰＶ（ページビュー：閲覧）数の増加にともない、広告および課金収入が好調に推移し、インターネット広告代