最大の勝負所に…囲碁・棋聖戦七番勝負第１局 （読売新聞） - Yahoo!ニュース

囲碁の第３６期棋聖戦七番勝負（読売新聞社主催）、張栩棋聖（３１）と挑戦者、高尾紳路九段（３５）の第１局は１３日午前９時、岡山県倉敷市の「せとうち児島ホテル」で２日目が始まった。 立会人の円田秀樹九段が開いた張棋聖の封じ手、白７６は、中央の白を補強し、右辺の黒模様に臨む手厚い一着だった。高尾九段は黒７７のツケから右下をまとめると、黒８１と高く構え、右辺をめいっぱいの地にしようとする。張棋聖が白８２のツケから右辺に突入すると、高尾九段は黒８７、８９と最強の応手で対抗。白のサバキが勝負に直結する状況となっている。 解説の横田茂昭九段は「封じ手は、張棋聖が形勢に自信を持っていることを感じさせる。高尾九段の黒８１は頑張った手で、張棋聖も深く荒らしにいった。最大の勝負所を迎えている」と話している。

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最大の勝負所に…囲碁・棋聖戦七番勝負第１局