シリアへの介入、仏元首相が異議 （読売新聞） - Yahoo!ニュース

【パリ＝三井美奈】２９日付仏紙フィガロが報じた最新の世論調査によると、国連決議に基づくシリアへの軍事介入について５５％が支持する一方、仏軍の参加については５９％が「反対」と答えた。 反対論は特に、保守系野党の支持者に多い。 最大野党「民衆運動連合（ＵＭＰ）」のフィヨン前首相は２８日、軍事介入には「アサド政権の化学兵器使用が国連（調査団）によって証明されること」が前提とした上で、「２００３年のイラク戦争の失敗を犯すべきではない」と強調した。 イラク戦争に反対したシラク政権のドビルパン元首相も同日、民放テレビＢＦＭで「国際法上の根拠がなく、目標もはっきりしない介入に意味はあるのか。政治的解決を難しくするだけだ」と述べ、異議を唱えた。

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軍事介入55%支持、仏軍参加59%反対／フィヨン前首相「化学兵器使用が国連によって証明されること」ドビルパン元首相「国際法上の根拠がなく目標もはっきりしない介入に意味はあるのか。政治的解決を難しくするだけだ」