読書メモ：『リベラルとは何か 17世紀の自由主義から現代日本まで』 - 道徳的動物日記

リベラルとは何か 17世紀の自由主義から現代日本まで (中公新書) 作者:田中拓道 中央公論新社 Amazon ●ワークフェア競争国家 「ワシントン・コンセンサス」は、「底辺への競争」論とともに、新自由主義が世界を席巻しつつあることの象徴として語られてきた。しかし、これらは１９９０年代以降の先進諸国の実態とは必ずしも対応していない。すでに第１節で見たとおり、先進国の多くでは、税収も公的社会支出も減っておらず、「底辺への競争」は見られないからである。 さらに、「ワシントン・コンセンサス」もそのままあてはまるかどうか疑問である。たしかに、１９８０年代のアメリカやイギリスでは新自由主義的改革が試みられた。しかし、どちらの国でも「小さな政府」は実現できなかった。国内で格差が広がると、新自由主義への反発が強まり、１９９０年代に入ると政権交代が起こった。経済界、金融財政エリートの意向だけでは、新自由主

[tsutsumi154]

和リベはあれ変えちゃだめこれ変えちゃだめのバリバリ保守 むしろ世界的には右だよね 日本のじゃないけど

[kozakashiku]

"政治思想家たち（ロールズやアンダーソンにサンデルなど）は「社会制度」や「政治参加」が人々の「自尊」にもたらす効果を過大評価する傾向があるように思える"

[getcha]

ふと思ったけど、自民党に向かって「こいつら税金をまた値上げして富の再分配をしている共産主義者め！」と共産党の人は言わないよな。だがリベラルと名乗る政党の支持者は逆をやる。

[tikani_nemuru_M]

「「社会制度」や「政治参加」が人々の「自尊」にもたらす効果を過大評価する傾向があるように思える」←それは持てるものの感覚だよ。「できるけどやらない」と「やりたくてもできない」はまったく違う。

[kamm]

アメリカの民主党と日本の自由民主党、政治的にはほぼ似たような方向性なのに、日本の左の人はなぜか前者だけリベラル扱いするから不思議。

[paravola]

（学者の定義以前に、聖化されていて疑われないところに悉く毒を仕込んでイメージとは逆の実態になっている観）リベラリズム、民主主義、公衆衛生、日米同盟、ノーベル賞、ピューリッツァー賞...

[daruyanagi]

個人的には微妙な本だった ( ˘ω˘ )

[takashi1982]

“「インサイダー／アウトサイダー」という軸に加えて、グローバル化とともにコスモポリタニズムや普遍的人権論を背景とする「リベラル」と伝統的な共同体への郷愁を軸とする「保守」という文化的対立の軸も存在。”

[hitoyasu]

"福祉が就労の義務とセットになる「ワークフェア国家」"

[donovantree]

>「社会制度」や「政治参加」が人々の「自尊」にもたらす効果を過大評価する傾向があるように思える。　ネオリベとしては市民には政治に無関心でいて貰った方が都合が良いのでまあこう言うわけですね。

[maturi]

よいまとめ｜たとえば公教育の充実は貧乏な人にとっては教育という形の受益＝再分配であるが、その「授」益者（教員他）が給料を受け取るのは一般的な意味の再分配ではない。

[keshimini]

政治参加と自尊について、「参加できない」と「参加できるけどしない」は違っていて、自尊が保てるのは後者だからだと思う。まあ、自身が阻害されていることにさえ気付かずに、故に自尊が傷付かない人もいるが……。

[tacticsogresuki]

日本のリベラルは単に反日なだけ。まぁ反日革新、反日左翼がリベラルの皮を被っているだけだから当然なんだけど。