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母は認知症、父は末期がんで余命10カ月なのにヘルパー拒否…50代娘が涙ながらに「もう無理です」と言った相手
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母は認知症、父は末期がんで余命10カ月なのにヘルパー拒否…50代娘が涙ながらに「もう無理です」と言った相手
母親は認知症になり、父親は末期がんで10カ月の余命宣告を受けた。車で90分かかる実家通いを始めた50代... 母親は認知症になり、父親は末期がんで10カ月の余命宣告を受けた。車で90分かかる実家通いを始めた50代の娘だが、次第に疲弊していく。とりわけ高卒叩き上げで大手メーカーの重役まで上り詰めた父親はプライドが高く、娘の話を聞こうとせず、暴力暴言を浴びせた。それでも、献身的な介護を続けたモチベーションとは何か。ノンフィクションライターの旦木瑞穂さんが取材した――。 母親の認知症を認めない父親 2020年、父親(77歳)と母親(76歳)はコロナ感染症を恐れ、外出を控えるようになった。そのため娘の真波花菜さん(仮名・50代)が1時間半、車を運転して料理を実家へ週一で届けることに。 ある日真波さんは、母親との会話で、日にちや曜日がわからない、同じことを何度も言うなどの違和感を持つ。「認知症かもしれない」。そう伝えたが、父親は認めようとはしなかった。 そして2年後、“事件”が起こる。 母親が夜中にベッドか

