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廃墟化しているのは「96mタワー」だけではない…ロシア軍と対峙する北海道・根室で静かに起きている"異変"
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廃墟化しているのは「96mタワー」だけではない…ロシア軍と対峙する北海道・根室で静かに起きている"異変"
「国後島でロシア軍の演習が行われる際には、砲撃の閃光が見え、その衝撃波で家の窓ガラスが振動するこ... 「国後島でロシア軍の演習が行われる際には、砲撃の閃光が見え、その衝撃波で家の窓ガラスが振動することがありますが、根室では200年以上にわたってロシアと向き合ってきました。ここは今も昔も、日本とロシアが向き合う最前線なのです」 ある市民は、根室市の置かれた状況についてこう証言した。 アイヌの地に踏み入った2つの国 根室とロシアの関わりは、近年の北方領土問題から始まったものではない。ロシア帝国が、不凍港を求めて極東に領土を拡大する中で、18世紀に入ると千島列島や蝦夷地と呼ばれていた北海道周辺にもその影響が及ぶようになった。 18世紀後半から19世紀初頭にかけて、ロシア帝国はカムチャツカ半島を拠点に千島列島のアイヌを制圧し、毛皮税の徴収やロシア正教の布教を行った。一方で、日本も松前藩が1754年に道東アイヌの住む国後島、択捉島、得撫島を管轄する国後場所を開設しアイヌとの交易を開始した。 そして、

