｢低収入を家事力でカバーしよう｣と料理教室に通った30代男性の心をへし折った彼女の何気ない一言 ｢デキる男は､イクメンやる余裕なんてない｣

「料理の腕を磨けば“モテる男”になれる」 収入の低さを家事などの生活力でカバーしてモテながらも、「男らしさ」の呪縛から抜けられずに苦しむ男性もいる。 2018年、当時29歳の商社勤務、加藤哲也さん（仮名）は、かすんでいた視界がパッと開けたかのように、いつになく清々すがすがしい表情で話した。 「こんな僕でも、料理の腕だったら今からでも磨くことができます。もともと掃除はそれほど苦にならないし、洗濯だって問題ない。これら家事力なら女性にアピールできるし、モテる男になれると思います。女性から選ばれやすいということです。経済力以外で女性にモテる要素はないかと必死に考えて、ネットで検索したり、関連した本を読んだりして、やっとたどり着いた答えなんです。あの頃の悔しさ、情けなさを思えば、どんなに険しくたって乗り越えてみせます。頑張りますから、見ていてくださいね」 「女性はみんな、収入を探ってくる」 「あの