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ウクライナ戦争の停戦仲介にエルドアン氏はなぜ熱心か
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ウクライナ戦争の停戦仲介にエルドアン氏はなぜ熱心か
トルコのエルドアン大統領がウクライナ戦争の停戦仲介に意欲を示し続けている。同国はロシアとウクライ... トルコのエルドアン大統領がウクライナ戦争の停戦仲介に意欲を示し続けている。同国はロシアとウクライナ両国と良好な関係にあるが、機を見るに敏な大統領は戦争の調停で存在感を誇示することにより、経済悪化に伴う自らの政治的な危機を脱却、来年の大統領選挙での再選を狙っているようだ。 トルコのエルドアン大統領(中央)はロシアとウクライナの仲介を買って出て、停戦交渉をイスタンブールで開催させた(Ukrainian Foreign Ministry Press Service/AP/アフロ) エルドアン大統領はロシア軍の侵攻以降、ロシアのプーチン大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領と再三にわたって電話会談するなど停戦を仲介。3月10日には南部アンタルヤでロシアのラブロフ、ウクライナのクレバ両氏の外相会談を実現させた。 同29日にはイスタンブールで停戦交渉を開催。ウクライナ側が新たな安全保障の枠組みと引き換