ピケティが本当に伝えたかった３つの論点

トマ・ピケティの『21世紀の資本』（みすず書房）は、本人の来日もあり、現在そのブームはピークを迎えている。国会でもピケティの議論を援用した討論が行われ、書店にいけば関連書籍や雑誌の特集はまさに山積み状態だ。ピケティの主張自体は極めて簡潔であり、それは以下の三点にほぼ集約できる。 １）世界中で所得と富の分配の不平等化が進んでいる。２）その原因は（税引き後の）資本収益率（r）＞経済成長率（ｇ）にある。つまり経済の大きさが拡大するよりも資本の取り分が大きくなる。例外はふたつの世界大戦とそれに挟まれた期間だけである。３）この世界的所得格差を是正するためにグローバル資産課税やまた累進課税を促進すべき、というものだ。

[Miyakey]

ここ大事->「ピケティ自身は、将来的に経済成長ができないともそれが否定すべきものだとも一切いっていない」QT:ピケティが本当に伝えたかった３つの論点

[cybo]

"ピケティの問題視する経済格差は社会のわずかな人たちに富や所得が集中することで出現するのだが、日本ではその種の経済格差は深刻ではない。むしろ日本では「貧しい人が多すぎる」ことが経済格差を深刻化している"

[nomado67]

所得税の税率と株式投資の税率を見ても労働者は資本を持たない限り豊かになることは難しいのではないかと思う。

[TPC]

わかりやすい。

[novak777]

“むしろ日本では「貧しい人が多すぎる」ことが経済格差を深刻化している”私たちはまさにここから始めなければならないのだよな。見ようとしない階層の人々に、嘲笑う人々に、実状を粘り強く説き続けなければ。

[zef]

ピケティは金融政策だけではダメとリフレ否定している。そのリフレ派の田中秀臣センセがピケティを語ります。

[Baatarism]

田中秀臣さんの記事。