南海トラフ「警戒情報」導入: タカのブログ（第4次産業革命）「経済」『世界情勢』を考えるブログ。

11月から予知前提を転換 静岡県から、九州沖にかけ延びる南海トラフでの 巨大地震に備え、政府は26日、その一部で起こる 東海地震の「警戒宣言」を事実上棚上げし、11月 から、新たに南海トラフ全域を対象とした警戒 情報の発信に切り替えると発表した。約40年間 続いた、東海地震の予知を前提にした防災対応が 大きく転換する。 東海地震は1978年に想定された大規模地震対策 特別設置法（大震法）に基づき、首相が警戒宣言 を出し、事前に避難などが行われていることにな っている。しかし、政府の作業部会が同日に東海 地震について「確度の高い予測は困難」とする最 終ほうこくしょを提言。大震法に基づく防災対応 を「改める必要がある」と指摘した。 これを受け、気象庁と内閣府は、26日「警戒宣言 は出せない」として、南海トラフ全域で大規模 地震の発生の可能性を伝える新たな警戒情報を 公表することを決めた。 （読