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今週の本棚:三浦雅士・評 『隠者はめぐる』=富岡多惠子・著 - 毎日jp(毎日新聞)
(岩波書店・1890円) ◇世を捨てても己を捨て得ぬ人間の因果 高齢化社会日本、隠者に心惹(ひ)かれ... (岩波書店・1890円) ◇世を捨てても己を捨て得ぬ人間の因果 高齢化社会日本、隠者に心惹(ひ)かれるものは多いに違いない。定年に達してほっと息をつき、来し方行く末を眺めれば、いったい今まで何をしてきたのかと疑う。いや、仕事ざかりの壮年でさえ、会社から、社会からいっさい離れて暮らしたいと思うこと、稀(まれ)ではない。 全十四章。下河辺長流(しもこうべちょうりゅう)と契沖の話から始まる。折口、宣長、淡島寒月にそれぞれ一章、橘曙覧(あけみ)に三章、契沖に戻って三章、契沖から西行、鴨長明に移って一章、長明にさらに二章、最後はまた契沖に戻る。 国文学者でもなければ相手にしないような名前が並ぶが、難しい話ではない。いわゆる世間話で読みやすい。巧みな語り口に引き込まれ、気がつくと読み終わっている。 たとえば第十一章冒頭。 「出家とか遁世(とんせい)とかいっても、いろいろな態度があり、さまざまなカタチが
2009/10/19 リンク