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震災がれき:宮城・女川町も東京都で処理 12月から - 毎日jp(毎日新聞)
東日本大震災で発生した災害廃棄物の処理問題で、東京都と宮城県は24日、同県女川町の可燃性のがれき... 東日本大震災で発生した災害廃棄物の処理問題で、東京都と宮城県は24日、同県女川町の可燃性のがれき約10万トンを12月から順次受け入れ、都内で処理すると発表した。都は岩手県宮古市のがれきを受け入れているが、今回は23区と多摩地域の各市も協力する。都庁で記者会見した須田善明・女川町長は「被災地住民にとってがれきの山々は、物理的にも心理的にも復興への足かせとなっている」と述べ、広域処理への協力を呼びかけた。 国によると、宮城県で発生したがれきは1569万トン。このうち女川町には約44万トンあり、町の一般廃棄物の115年分に相当する。会見で小泉保・宮城県環境生活部長は、時折声を詰まらせ「広域処理をしてもらうために全力を挙げている。ただ残念ながら、原発事故の問題で消極的な自治体も多く、苦慮している」と述べた。 発表によると、がれきは23区や多摩地域の施設で焼却。搬出時から繰り返し放射線量を測定する。
2011/11/25 リンク