自転車と歩行者が絡む事故が増えていることを受け、京都府警は12月から、信号無視や飲酒運転など悪質な七つの違反について、警察官が見つければ、その場で刑事処分の対象となる交通切符(赤切符)を切る方針を決めた。 古い町並みが残る京都は幅の狭い歩道が多く、事態悪化に歯止めをかけるには摘発強化が必要と判断した。自転車の違反では、まず指導や警告を行い、改まらない場合に摘発するのが一般的だが、一律に「即摘発」の姿勢で臨むのは、全国で初めてという。 府警関係者によると、摘発対象となるのは、〈1〉信号無視〈2〉飲酒運転〈3〉一時不停止〈4〉2人乗り〈5〉無灯火〈6〉通行禁止違反〈7〉(ブレーキがない競技用自転車・ピストなどの)制動装置不良。 京都府警ではこれまで、警告や指導に従わない悪質なケースを対象に摘発。件数は昨年が4件で、今年も3件にとどまっている。 しかし、自転車と歩行者の事故は全国的に増加。京都府
27日投開票の大阪市長選に立候補している大阪前府知事の橋下徹氏(42)は24日夜、大阪府箕面市で行われた個人演説会に出席。 プロ野球巨人のコーチ人事をめぐり、球団会長で読売新聞グループ本社会長兼主筆の渡辺恒雄氏を批判したとして、清武英利氏が球団代表を解任された問題を引き合いに「公務員は読売グループで研修すればよい」と語った。 橋下氏はこの日の演説で公務員の身分保障について言及。知事時代に職員から「あんたのやってることはおかしい、あんたはバカだ」とメールが来たエピソードを披露。「公務員はね、一度読売グループにいったらいいんですよ。渡辺恒雄さんのもとにいって、あーだこーだ言ったら解任になるんだと。そういう厳しい民間企業にいっぺん勤めないと」と語り、公務員研修に読売グループを使わせてほしいと述べた。
浦和市立南高等学校(現 さいたま市立浦和南高等学校。所在地:南区辻)サッカー部は、昭和38年(1963年)の開校と同時に創部した。 早くも昭和41年(1966年)の関東高校選手権大会で習志野高校と同位優勝し、同年の大分国体では初出場ながら準優勝、その翌年の埼玉国体では優勝した。そして昭和44年(1969年)には、全国総合体育大会、長崎国体、全国高校選手権大会で優勝し、史上初の全国大会三冠を達成した。 この時の選手たちの活躍を題材とした漫画が、「週刊少年キング」に連載された「赤き血のイレブン」である(全5巻 梶原一騎/原作 園田光慶/画 廣済堂出版 1970-1971)。 ストーリーは、「新生高校サッカー部」が元全日本GKの監督のもと、新設校ながら初優勝を果たす、というもの。 主人公の玉井真吾のモデルは、当時、超高校級FWと言われた永井良和氏(元サッカー日本代表)である。 同校はこれ以降も、
2011年11月9日、オランダのアムステルダム大学図書館が、FacebookやiGoogle、そしてNetvibes上で同館の所蔵資料を検索できるアプリやガジェット等を公開したようです。 Library catalogue now available from Facebook, Netvibes or iGoogle (University of Amsterdam 2011/11/9付けの記事) http://www.bijzonderecollecties.uva.nl/news/news.cfm/99D0C99C-2168-4EA7-A48729046A6EB602 参考: 東京歯科大学図書館、機関リポジトリ検索用のiGoogleガジェットを公開 http://current.ndl.go.jp/node/11580
皇居・宮殿での信任状捧呈式に臨む外国大使の送迎に使われる馬車列が25日、約9カ月ぶりに復活。東日本大震災で皇居・正門の屋根などが破損し、通れなくなっていたが、改修工事が終わり再開した。 外国元首が発行した信任状を、着任した大使が天皇陛下に届けるもので、震災後は車で別の門から入っていた。国事行為に当たり、今回は、皇居・御所で療養している陛下の代行を皇太子さまが務めた。 大使は、馬か車かを選べるが「珍しさからか大抵は馬車」(宮内庁)という。この日はデンマーク大使とスウェーデン大使の馬車列が都心に登場し、早速大勢の写真愛好家らが集まっていた。【真鍋光之】
丸善出版(東京)は25日、科学データを網羅した「理科年表」の2012年版を26日に発売すると発表した。東日本大震災やそれに伴う東京電力福島第1原発事故を受け、専門家の解説をつけた。1925年の創刊以来、解説コーナーを設けるのは初めて。 編集した国立天文台は被災した青森、岩手、宮城、福島4県の全高校約380校に1冊ずつ寄贈する。 解説部分は、プレート境界地震や津波発生の仕組み▽放射線の種類と性質▽原子核分裂と原子炉--など13項目計42ページ。このうち、放射線が体に与える影響では、子どもの被ばくで政府の対応を批判し、内閣官房参与を辞任した小佐古敏荘・東京大教授が執筆している。このほか、気象観測の基礎情報となる「30年平均値データ」を10年ぶりに改訂した。 丸善は「これまで被ばくはほとんど言及してこなかったが、国民の関心事なので充実させた」としている。 A5判は2940円、A6判は1470円。
和歌山県新宮市は、Jパワー(電源開発)=東京都=が台風12号災害義援金として市に振り込んだ500万円を同社に返還した。台風12号で、同社は洪水予防のために熊野川上流域のダムの空き容量を確保する「事前放流」を行わず、9月2日以降、下流の新宮市内で川があふれた。その後、同社は「事前放流は規定上できない」などと市に説明し、反発が強まっていた。 市は22日に受け取り拒否を同社に通告し、24日に送金した。 同社は熊野川上流域にある11ダム中、水力発電用の6ダムを管理する。台風12号では、事前放流をほとんどせず、豪雨の最中に本格放流した。市はこの放流が下流域に甚大な被害をもたらした原因の一つと指摘している。 市によると、10月下旬に同社から電話連絡があり、31日に市の銀行口座に振り込まれたが、市議会などと協議し、返還を決めた。 市がダムの放流の経緯などを尋ねた際、同社は「過去最大級の豪雨で、ダムを空に
参院本会議で東日本大震災復興財源確保法案などの趣旨説明に対する民主・江崎孝氏(手前)の質問を聞く野田佳彦首相(右)と安住淳財務相=国会内で2011年11月25日午前10時27分、藤井太郎撮影 野田佳彦首相は25日午前の参院本会議で、東京電力福島第1原発事故による「相当な期間、住民の帰還が困難な区域」について「土地の買い上げなどを含めて自治体と相談しながら、国が責任をもって中長期的な対応策を検討していきたい」と述べ、放射線量の高い地域の土地を国が買い上げることも検討する考えを示した。江崎孝氏(民主)への答弁。 「消費税率を13年10月以降に7~8%に引き上げる」とした五十嵐文彦副財務相の発言については「(政府の)公式見解ではない。税率などは政府内、与党内、与野党協議でこれから詰めていく話。個人として発言されたもの」との認識を強調した。塚田一郎氏(自民)への答弁。 同日の参院本会議では、24日
2011年11月25日のhon.jpの記事によると、オランダ文化相のHalbe Zijlstra氏が、同国では電子書籍を再販対象としないとする方針を11月23日に発表したようです。これは、同国の出版市場において電子書籍のマーケットシェアが1%にも満たないとする調査結果に基づくもので、電子書籍については再販対象としないほうが社会的効用が高いと判断したようです。なお、同国では印刷図書は再販制度の対象となっているようです。 オランダ文化相、電子書籍は再販対象としない方針を決定 (hon.jp 2011/11/25付けの記事) http://hon.jp/news/1.0/0/2908/ No fixed price for e-books in The Netherlands (FutureBook 2011/11/24付けの記事) http://futurebook.net/content/n
欧州科学財団によるデジタル人文学のための研究インフラ提言 「研究インフラなくして,人文学の重要な一部の研究を行うことは不可能であろう。」冒頭そのように説く報告書を,欧州科学財団(European Science Foundation)が2011年9月付けで公表した。報告書のタイトルは「デジタル人文学における研究インフラ」(Research Infrastructures in the Digital Humanities)という。報告書は,人文学の研究インフラに関する欧州レベルでの共通戦略に向けて,優先事項と今後の研究の指針を示すものであり,研究者や情報専門家(図書館員・アーキビスト等),研究助成機関等向けに作成された。2009年以来2年間の検討を経てまとめられたこの報告書では,人文学における研究インフラのケーススタディを多数収録しており,研究インフラが人文学の抱える問題の探求の方法と,人
ハイブリッドOAを巡る高等教育機関・出版社・助成機関の問題 英国情報システム合同委員会(JISC)傘下のJISC Collectionsは,2009年から2011年にかけて学術ジャーナル出版の新たなビジネスモデルとしてのオープンアクセス(OA)出版をテーマに据えた,3フェーズから成る研究プロジェクトを実施した。2011年3月に開始されたフェーズ3では「ハイブリッドOA」モデルに焦点を当て,高等教育機関の図書館員や機関リポジトリ担当者,助成機関や出版社の関係者へのインタビュー等を行った。その結果が2011年9月付けで発表された報告書“JISC Collections Open Access Fees Project: Final Report”にまとめられている。 ハイブリッドOAとは,ジャーナル自体はOAではないが,著者がジャーナル投稿時に出版社に費用(Article-Processing
オープンアクセスに関するIFLAの取り組み IFLA(国際図書館連盟)は,2011年10月11日に,オープンアクセス(OA)に関するタスクフォースを設立することを発表した。IFLAは2010年11月にOAに関するベルリン宣言(E144参照)に署名し,2011年4月にはOAに関する声明を発表している。声明は,IFLAの立場と戦略を明確にするためのもので,以下のような内容を含むものである。 学術コミュニケーションにおいては研究の質や研究情報の保存等,OA以外にも多くの取り組む価値のある目標があるが,IFLAはアクセスの問題に焦点を当てる。学術雑誌の急激な価格上昇により,現在主流の学術コミュニケーションモデルは維持困難である。財政的に恵まれた研究図書館でも必要な資料の全ては購入できない状態であり,発展途上国の小規模大学等では問題はさらに深刻である。現在のモデルには関係者の不満が高まっている。著者
第13回図書館総合展が開催される 2011年11月9日から11日にかけて,神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で第13回図書館総合展/学術情報オープンサミット2011が開催された。来場者は3日間合計で25,631人であった。公式Twitterアカウント(@libraryfair)によるツイートが行われ,1・2日目にはウェブサイトに速報記事も掲載された。 フォーラム会場では9つの会場に分かれて計60以上のフォーラムが開催された。一部については,その様子がUstreamで中継され(録画あり),同展運営委員会による公式レポートが公開されている。 9日には,運営委員会主催の図書館政策フォーラム「東日本大震災からの復興と震災への備えに向けて」が開催された。丸1日かけて,岩手・宮城・福島の各県立図書館からの被災報告,これまでの支援活動の振り返りとそれに対する受援者側からのコメント,政策として解決すべき課題や
巨人の白石興二郎新オーナー(65)が23日、都内のホテルで就任会見を行った。18日の清武英利前GM(61)解任と同時に、新オーナー就任の人事も発令されていた。同オーナーは、今回のお家騒動で失墜した巨人ブランドを回復するために、清武時代に薄れた「風通しの良さ」を取り戻すと話した。親会社である読売新聞社と球団、さらに球団フロントと現場との間の連携強化を目標に掲げた。 内紛で失墜したブランド力を取り戻す-。白石新オーナーの求めた解決策は「脱清武」だった。威信回復の方法についての質問に「ファンに親しまれ愛される球団にする。言葉では簡単だけど、実行するのは難しいと思います。フロントとチームとの意思疎通、風通しを良くすることが1つの方法ではないかな」と答えた。編成権を掌握し、トップダウン人事を断行してきた、清武前GMの方法論の否定にほかならなかった。 第1の方法に「風通し」を指摘すると、さらに、よどみ
プロ野球巨人の渡辺恒雄球団会長(85)を企業統治の観点から批判し、球団代表を解任された清武英利氏(61)が25日、東京都内で記者会見を開き、解任はコンプライアンス(法令順守)違反を隠すためで報復措置でもあり違法、不当なものとして「そう遠くない時期に必要な訴訟を提起する」との声明を出した。 巨人の桃井恒和球団社長(64)は会見を受け「解任理由は全て正当であり、変更すべきところはないとあらためて確信した」とのコメントを発表した。 清武氏の吉峯啓晴弁護士は「(提訴に)踏み切るのは明らか」と話し、時期については「来月ぐらいになる」との見通しを示した。渡辺会長の発言や声明が清武氏の名誉毀損(きそん)に当たる可能性があるとの見方を示した。 会見で清武氏は、渡辺会長とともに一度辞任した上で常勤監査役就任を要求したとする巨人の解任理由について「(先輩に)雑談の中で言ったこと。言い掛かりだ」と反論した。11
清武英利前巨人GM(61)が25日の記者会見で配布した「6点の訴えたいこと」の全文。 私が本日、皆さんに主に訴えたいことは6点です。 まず、第1点は、今回の問題は株式会社読売巨人軍の適正手続きに従って決まっていたコーチ人事を、巨人軍の取締役会長である渡邉恒雄氏の鶴の一声で、違法、不当にも覆そうとしたことに端を発するということです。渡邉氏は日本の最大部数を誇る読売新聞のグループ本社取締役会長・主筆です。 私は、渡邉氏の行為は巨人軍という組織に重大な混乱を招き、重大なコンプライアンス違反であるから、翻意するように何度もお願いしましたが、渡邉氏は「1、2年後には君を社長にする。すべてのことを受け入れて、専務取締役球団代表・オーナー代行として仕事を続けてくれ」などと拒まれました。 11月11日の会見直前に渡邉氏から「会見をやめろ」との電話を受けましたが、最後は説得ではなく、「君は破滅だぞ。読売新聞
楽天は25日、藤原紘通投手(26)中川大志内野手(21)の2人に対し、来季は支配下選手から育成選手に契約を変更する旨を通告したことを発表した。藤原はシーズン中に左肘を痛め、9月に骨棘(こっきょく)除去手術を受けた。中川は秋キャンプで右膝を痛め、前十字靱帯(じんたい)と半月板の損傷と診断された。 ともに、この日、仙台市内の球団事務所で契約を更改した。藤原は500万円ダウンの年俸1300万円、中川は現状維持の年俸650万円でサインした。藤原は「今年も、前の年もケガをして、チームに貢献していない。(育成契約には)納得しています」。中川は「これを乗り越えて、さらなる飛躍を、という気持ちです」と気丈に話した。なお、中川内野手は来月初めに患部の手術を受ける。全治は8から10カ月の見込み。(金額は推定)
県は米子市で来年11月に国際マンガサミットが開かれるのに合わせ、北栄町出身の漫画家青山剛昌さんの「名探偵コナン」を車体にラッピングした「コナン列車」を来春にもJR山陰線で走らせる計画を進めている。平井知事が24日の定例記者会見で明らかにした。 県によると、列車は2両編成で運行区間は鳥取―米子間となる見通し。青山剛昌ふるさと館(北栄町由良宿)の最寄り駅となる由良駅に停車する快速か、普通列車を想定しており、デザインや運行開始時期は今後検討する。平井知事が22日、「コナン」を出版する小学館などを訪れて協力を依頼し、合意が得られたという。すでに6月補正予算でラッピング費用約800万円を計上しており、今後、JR西日本とも協議を進める。 平井知事は「(JR境線の)鬼太郎の妖怪列車と合わせ、観光の大きな魅力になる」と期待を寄せた。
シイタケからセシウム検出「原木生産していない」 潮来市を含む県内6市町産のシイタケ原木から国の指標値(150ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、同市の松田千春市長は24日の定例記者会見で「市内で原木生産はしていない。県の発表で風評被害を招き、市内産シイタケの返品や市場に出荷できない状態が起きている」と述べ、県に抗議した。県に対し、損害賠償請求などの対応を検討するという。 県は今月、年間1万本以上の原木を供給している15市町を対象に放射性物質検査を実施。22日、潮来市産は指標値を超える189ベクレルが検出されたと発表した。 市によると、市内で原木生産は行われておらず、市内4戸の生産農家は県外産の原木を使用しているという。県の発表後、各農家はシイタケの返品などにより計8万2400円の被害を受けたとしている。松田市長は「県は事実誤認で風評被害を助長した。無責任極まりない。強く訂正
参院本会議で東日本大震災復興財源確保法案などの趣旨説明に対する民主・江崎孝氏(手前)の質問を聞く野田佳彦首相(右)と安住淳財務相=国会内で2011年11月25日午前10時27分、藤井太郎撮影 野田佳彦首相は25日午前の参院本会議で、東京電力福島第1原発事故による「相当な期間、住民の帰還が困難な区域」について「土地の買い上げなどを含めて自治体と相談しながら、国が責任をもって中長期的な対応策を検討していきたい」と述べ、放射線量の高い地域の土地を国が買い上げることも検討する考えを示した。江崎孝氏(民主)への答弁。 「消費税率を13年10月以降に7~8%に引き上げる」とした五十嵐文彦副財務相の発言については「(政府の)公式見解ではない。税率などは政府内、与党内、与野党協議でこれから詰めていく話。個人として発言されたもの」との認識を強調した。塚田一郎氏(自民)への答弁。 同日の参院本会議では、24日
宮内庁の羽毛田信吾長官が野田佳彦首相に皇室典範が抱える課題を伝えたのは、皇室のことを預かる身として当然の務めだ。典範は、皇族女性は皇族以外と結婚した場合、皇室を離れると定めており、皇位の安定的継承の上で大きな問題をはらんでいることははっきりしている。今後は、この課題に内閣がどう対応するかが問題となる。 現在の皇室は、天皇陛下と22人の皇族で構成されている。このうち、未婚女性は8人。天皇陛下の孫の眞子さまが先月成人するなど多くが結婚適齢期を迎えている。 また、陛下を除いて現在7人の男性皇族のうち4人が60歳を超えており、皇位継承3位の秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さま(5)が結婚する頃には、皇族の数が極端に減っている可能性も否定できない。皇室全体の活動が制約を受けることも懸念される。 小泉政権当時の05年11月、首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」は、継承順位を「長子優先」とした上で女性
イベントは終了しました。88名の参加がありました。 ご参加ありがとうございました。 当日の発表資料と開催報告を公開しましたので,ご活用ください。 更新記録 ・ドキュメントを掲載しました。(2012/03/06) ・ビデオ映像を掲載しました。(2011/12/28) ・発表資料を公開しました。(2011/12/28) ・開催報告を公開しました。(2011/12/15) ・プログラムを公開しました。(2011/11/15) ・ウェブページを公開しました。(2011/11/02) 【概要】 ・ 本格的な科学の研究においては,文献や引用は重要であり不可欠となっています。 研究者や学生は,関連する論文記事,引用可能な資料はもちろんのこと,今時のツールであるウェブ,ブログ,ツイートを駆使し,それらを研究や執筆活動に有効かつ効果的に取り入れる努力をしています。彼らは授業や研究室で知的資源を共有し,またイ
国民新党の亀井代表は25日の記者会見で、東京都の石原慎太郎知事や大阪維新の会代表の橋下徹前大阪府知事らとともに新党結成を目指す意向を表明した。 次期衆院選をにらみ、民主、自民の2大政党に対抗する「第三極」をつくる狙いがあるとみられる。 亀井氏は記者会見で、「野田政権が弱体化している状況で、総力戦の体制をつくらないといけない」と強調した。その上で、「石原知事は大変なリーダーシップと発信力がある。橋下(前)知事もそういうものを持っているし、(愛知県の)大村秀章知事にもある。そういうものを結集していけばいい」と語った。 亀井氏は自民党時代に同じ派閥に所属していた、たちあがれ日本の平沼代表や、民主党の若手議員などにも参加を呼びかける考えだ。
お笑いトリオ、森三中の大島美幸(30)が25日、出身地である栃木県大田原市の「大田原ふるさと大使」を委嘱され、都内で行われた交付式に出席した。そっくりな顔立ちの津久井富雄市長を前に、「(街のことは)言葉じゃ説明しづらいけど…。私も市長もポッチャリ、目鼻立ちがはっきりしない顔。これが“大田原顔”」とPR。 吉本入りするまで18年間住んだ土地。「ガツガツしていない。積極的に前に出る方じゃない。どうぞどうぞが多い」と芸人らしからぬ気質を説明。「私とU字工事さん(同じ大田原出身)が出たのも『奇跡に近い』と言われる」と話した。
東通(ひがしどおり)原発(青森県)の敷地内に多数の活断層が存在することが確実だとする分析結果を東洋大学の渡辺満久教授(変動地形学)らの研究チームがまとめました。25日から千葉大学で開かれる日本活断層学会の学術大会で詳細を発表します。 東通原発は、東北電力の1号機が2005年に営業運転開始(定期検査で停止中)。東京電力が1号機の建設工事を今年1月に開始したほか、両電力はそれぞれ2号機の建設を計画しています。敷地内には多数の断層が確認されていますが、これまで両電力は「耐震設計上考慮する必要がある活断層ではない」としてきました。 研究チームは今回、両電力が政府に提出したトレンチ(試掘溝)調査結果を分析。12万年前や10万年前にできた比較的最近の地層を、切断したり変位させる断層が多数確認されました。それらが活断層の存在を暗示する変動地形に沿って存在していることからも、活断層である可能性が高いと結論
24日の衆院本会議で復興財源確保法案などが民主、自民、公明など各党の賛成多数で可決されました。日本共産党は反対しました。 反対討論で佐々木憲昭議員は、民自公3党の修正で見送られたたばこ増税が所得税に上乗せされるため、庶民には25年間で8・1兆円もの増税を押し付け、大企業には17・6兆円もの大減税を行うものだと批判しました。 「5%引き下げに伴うネット減税分を限度」といって負担増に反対する経団連の言い分を野田内閣は丸のみしたと指摘し、「財界の身勝手をおさえ応分の負担を求めるのが筋だ」と述べました。 また佐々木氏は、国税通則法改悪により、税務署の権限を強化し、税務調査や徴税事務における納税者の権利を実質的に後退させていると指摘。民主党は「納税者権利憲章の制定」を公約していたにもかかわらず、自民党の主張を取り入れ税務署の権限強化にかじを切ったことは許されないと批判しました。 佐々木氏は、消費税増
復興庁設置法案が24日の衆院本会議で審議入りしました。 日本共産党の穀田恵二議員は、東日本大震災復興の基本原則は被災者の生活と生業(なりわい)の再建だと指摘したうえで、「国の支援策は被災者の意向にそって生活再建に必要とされる対策を具体的にすすめることだ」と述べ、復興のための組織も「この基本原則が大事だ」と強調しました。 穀田氏は、「肝心なことは国が何をどこまで支援するか具体的なメッセージを示すこと」と主張。「国の支援がどうなるかわからないため、被災自治体は計画がつくれない、ここに復興を遅らせている一番の原因がある」と指摘しました。 復興庁について穀田氏は、政府がワンストップ(窓口での一括処理)で被災自治体の要望に対応すると言いながら、法案に職員の体制が示されていないと指摘。必要な職員を配置するとともに、支援に逆行する出先機関の廃止は行うべきではないと主張しました。野田首相は「現在の復興対策
玄葉光一郎外相は24日夕、外務省で記者会見し、在日米軍に勤務する軍属による「公務中」の事件・事故で、日本人被害者が死亡またはそれに類する被害を受けた場合、日本側の裁判権の行使の要請に対し米側が「好意的考慮」を払うとする日米地位協定の運用改善を行うことを、23日の日米合同委員会で米側と一致したと発表しました。 外相はまた、今回の合意に基づき、今年1月に沖縄市で「公務中」の米軍属が交通事故を起こし、当時19歳の與儀功貴(よぎこうき)さんを死亡させた事件で、裁判権の行使を要請して米側が同意したことを明らかにしました。 日米地位協定は、米軍人・軍属による「公務中」の犯罪は米側に第1次裁判権があると規定。米側が「公務証明書」を発行すれば日本の検察当局は不起訴にしてきました。この場合、米軍人は軍法会議で裁かれますが、軍属は米最高裁判決により平時での軍法会議にかけることが禁じられているため、2006年9
厚生労働省の社会保障審議会介護保険部会は24日、介護保険見直しについての議論のとりまとめを行いました。「要支援」と認定された人の利用料引き上げ(同省は財政試算で2倍増を例示)をはじめ、介護保険サービスの利用者に大幅な負担増を強いる6項目(別項)などについて、来年の2012年に実施可能なものから「順次具体化していくことを求める」と明記しました。 とりまとめは、政府・与党が「社会保障・税一体改革成案」で掲げた「給付の重点化」などの「改革項目の具体化と着実な推進が重要」だと強調。来年の実施を見送る項目についても、2015年からの実施を念頭に置いて同介護保険部会で「検討を進めていく」としました。 利用者負担増には委員から反対意見が相次ぎ、項目ごとの記述では賛否両論が併記されました。 同日の社会保障審議会介護給付費分科会でも厚労省が報告案を提示。介護サービスのうち生活援助(掃除・調理・買い物など)の
旧新生党が解党時に残した政治資金のうち1億円が、民主党の小沢一郎元代表の政党支部に資金移動していたことが24日、岩手県選挙管理委員会が公表した2010年分の政治資金収支報告書でわかりました。この旧新生党マネーの移動は09年も行われ、政党資金の私物化や政治資金規正法逃れの“迂回(うかい)献金”の疑いが指摘されています。 1億円の移動先になったのは、小沢元代表が支部長をつとめる民主党岩手県第4区総支部です。 政治資金収支報告書によると10年の1年間に同支部には、旧新生党系の政治団体「改革フォーラム21」(総務相届け出)から1億円の寄付がありました。 1993年に結成した改革フォーラムは当時の新生党国会議員44人が会員の政治団体。小沢元代表は会員の1人にすぎませんでした。 改革フォーラムには、新生党が94年12月に新進党に合流する際、新生党本部や10支部の資金9億2526万円が集められました。こ
来年4月からの医療保険の診療報酬と介護保険の介護報酬についての議論が本格化しています。政府の行政刷新会議(議長・野田佳彦首相)は「提言型政策仕分け」のなかで診療報酬の引き下げ、介護報酬の抑制を打ち出しました。 診療・介護報酬は、医療や介護のサービス費用です。その改定は、利用者が受ける医療・介護の内容や医療機関・介護事業者などの経営に直接かかわり、政策変更につながります。「医療崩壊」「介護難民」といわれる深刻な事態を打開することが求められているにもかかわらず、削減・抑制路線を推進しようとすることは重大です。 削減を加速する危険 診療報酬は2年に1度、介護報酬は3年に1度の改定で、来年は、6年ぶりの同時改定となります。 自公政権時代、社会保障のあらゆる分野で実行された削減路線のもとで、診療報酬は2002年から4回の改定がいずれもマイナスとなり、産科・小児科を中心にした医師不足、リハビリ医療の制
◇「顔を見ながら」深める思索 東日本大震災からの復興が進む東北で、一つのテーマについて見知らぬ同士が思索を語り合う「哲学カフェ」が盛り上がっている。大学教員らが6月、テーマを「震災」に絞って始めた。集まるのは、多くが哲学の門外漢たちだ。被災者を取り巻く「空気」や、原発事故の影響への懸念--。日常生活では言葉にしにくい「思い」の数々を難解な哲学用語を使わず、対話を通して深めている。 「関西で震災について何気なく話したら、地元の人たちに『被災者として苦しんだ分、高圧的に振る舞っている』と思われた」 10月、仙台市での4回目のカフェ。司会役の大学准教授、西村高宏さん(42)=同市=は、西日本では被災者を敬遠する雰囲気が生まれていると指摘した。この発言に触発され、約70人の参加者は、争いごとが絶えない政治と向き合いたくはないが、震災後の生活苦から抜け出すには政治と関わらざるを得ない戸惑いなどを口々
自転車の安全に関心が高まる中、事故に備えた保険が広まり始めた。損害保険各社は昨年3月までに自転車専用保険の販売を中止したが、新たにコンビニ店頭や携帯電話で契約できる利便性の高い保険が登場。公益財団法人・日本交通管理技術協会が交付する保険付きの「TSマーク」の枚数も前年から4割増え、加入意識は高まりつつある。 自転車は車やオートバイのように強制加入保険がない。損保各社は約30年前から「自転車総合保険」を扱っていたが、商品のスリム化や関心の低さ、経費がかさむことなどから販売を取りやめた。しかし、自転車と歩行者の事故急増や賠償金の高額化に加え、東日本大震災後に自転車通勤者が増加し、自転車保険に対する注目が高まってきたという。 セブン-イレブン・ジャパンは17日から、全国の店舗で三井住友海上火災保険の「自転車向け保険」の販売を始めた。既存の傷害保険に損害賠償時の補償をセット。個人型は年間保険料47
【ローマ藤原章生】新政権が誕生したイタリアで、移民の子に対する国籍付与をめぐる議論が活発化している。イタリアは19世紀の建国以来、「両親のいずれかがイタリア人」という「血統主義」を国籍付与の条件に掲げてきたが、ナポリターノ大統領は22日、「常軌を逸した愚かなことだ。子どもたちは国籍を渇望している」と述べ、国会での法改正を求めた。民主党上院議員は22日夕、国籍法の一部改正案を上院に提出。イタリア生まれの移民の子に国籍を与える「出生地主義」に113議員が賛同したが、「血統主義」を重んじる保守派は反発を強めている。 イタリアでは過去10年で東欧やアフリカ、アジアからの移民が10倍に増え、今年1月時点で約500万人、人口の1割近くに達した。慈善団体「セーブ・ザ・チルドレン」によると、イタリアで生まれ、イタリア国籍を持たない移民の子は約57万人で、全児童の約6%を占める。 92年制定の国籍法(第91
東京電力福島第1原発事故が被災地の正月準備にも影響している。汚染牛肉問題で稲わらから放射性物質が検出されたのを受け、福島県内では地元のわらを使った門松など、正月飾りの製作を取りやめる動きが出ている。小売店や神社でも慎重な対応を余儀なくされている。 白河・西郷広域シルバー人材センター(白河市)では屋内に飾る50センチほどのミニ門松を毎年約800個販売しているが、今年は製作を取りやめた。わらは農家から譲り受け、土や松も地元のものを使用。センターに登録しているお年寄りらの人づてで買ってもらうことが多かったという。 野崎吉和総務課長は「原発問題が収束していない中ではやむを得ない。縁起物なので子供のいる家庭でトラブルになっても困る」と複雑な心境だ。 一方、喜多方市シルバー人材センターは今年もミニ門松を例年通り約90個作る。「手作りなので見た目がよく楽しみにしている人も多い。購入するかどうかはお客さん
13日の東京株式市場は日経平均株価が大幅に続伸し、前週末比の上げ幅が1000円を超え、3万7900円を上回った。取引時間中に3万7900円台をつけるのは1990年1月以来、34年ぶ... マイクリップ登録する
21日に喉頭がんのため75歳で亡くなった立川談志さんが家元を務めていた落語立川流は直弟子21人、孫弟子も含めると約50人いる。亡くなった後の立川流について談志さんは弟子たちに「お前らの好きなように、やりたいようにやってくれ」と言っており、後継者を定めていなかったという。23日夜には土橋亭里う馬、左談次、ぜん馬、志の輔、談春ら直弟子15人が談志さん行きつけの銀座のバーに集まり、追悼会を行った。 志の輔は会見で今後について「一門で考えていくことになる」と話したが、追悼会でもその話が出た。結論は出なかったものの、一番弟子の里う馬を中心に「立川流として結束していく」ことで一致。落語協会への復帰や落語芸術協会や円楽一門会との合併の話は出ず、独自路線を継続していくという。
21日に喉頭がんのため75歳で亡くなった落語家立川談志さんが10月27日朝に容体が急変し、意識不明となる前に交わした筆談の内容が24日、分かった。また、都内で行われる予定の「お別れの会」では、談志さんは多くの人に愛されただけに、一般人の献花なども検討されているという。 談志さんの所属事務所「談志役場」社長で長男の松岡慎太郎さん(45)によると、10月26日はまだ元気で、見舞った慎太郎さんと筆談をしていた。声が出なくなっていた談志さんは突然、「今年、完全試合をしたピッチャーはいるか」とメモに書き、「プロ野球ではいない」と答えると、「大学や実業団でいないか」と重ねて書いてきたという。 談志さんは若いころからプロ野球ファンだった。「どうして完全試合のことが気になったか分からない。その後、病院を出たんですが、翌27日朝には容体が急変し、亡くなるまで意識は戻らなかった。それが最後の筆談になった」とい
目には目を、歯には歯を、そして「10人の最高級弁護士」には「10ページの紙爆弾」を、なのか-。清武英利前巨人GM(61)の代理人を務める吉峯啓晴弁護士(62)は24日、今日25日の会見に向け、A4用紙、約10枚の資料を用意していることを明かした。 この日、都内で取材に応じた同弁護士は、18日の解任発表時に巨人が発表した「5つの解任理由」について、そこで反論できるのかと問われ「もちろん」と断言。会見内容はその話かと聞かれると「それもあります」と、“も”をつけて返答した。「それ以外に、新しい話があるのか?」。その質問が出ると、吉峯弁護士は少し間をおき、落ち着いた口調でこう告げた。 吉峯弁護士 ちゃんとペーパーを出すので。ペーパーは結構長いよ。(A4用紙で)10ページぐらい。丁寧に書いておいたから、それを見てください。 渡辺球団会長からは21日、法廷闘争も辞さないとする清武氏に対し「もう10人ね
診療報酬本体部分引き上げ、見送り示唆…厚労相 (11月25日 11:27) 官房長官、宮内庁から懸念伝達認める (11月25日 11:14) 大阪と違う…森田知事、千葉市長と友好アピール (11月25日 09:13) 国保保険料軽減対象…年収310万円以下に (11月25日 07:19) 「女性宮家」創設検討を…宮内庁、首相に要請 (11月25日 03:01) 民主党両院議員懇談会、紛糾せず…TPPテーマ (11月24日 23:40) 民主党、TPPで両院議員懇談会…非公開 (11月24日 22:35) 民主党 政治「悪くなっている」76%…政権に不満如実 (11月24日 22:21) 世論調査 3次補正予算関連5法案可決、参院に送付 (11月24日 21:27) 自公、公務員給与削減法対案の骨子まとめる (11月24日 21:27)
宮内庁が、皇族女子による「女性宮家」創設の検討を「火急の案件」として野田首相に要請したことがわかった。 併せて安定的な皇位継承制度の実現も求めている。皇室典範は、女性皇族について、一般の人との結婚などにより皇族の身分を離れるとしており、女性宮家創設にあたっては、宮家の当主となる女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つよう、典範の一部を改正することになる。 現在の皇室の構成は、天皇陛下と皇族方22人。男性皇族方7人のうち4人は60歳を超えている。また、未婚の皇族女子は、天皇陛下の孫では皇太子ご夫妻の長女、愛子さま(9)、秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さま(20)、次女の佳子さま(16)の3人、昭和天皇の弟の三笠宮さまの孫にあたる彬子(あきこ)さま(29)ら5人、合わせて8人で、うち6人が成人されている。 宮内庁側は、今後、結婚により女性皇族が皇籍を離れるなどして皇族方が少数になると皇室全体の活動に支障が
格闘家・古木「現役の時より球見える」…トライアウト挑戦 12球団トライアウトに参加した元オリックスの古木 戦力外となった選手を対象にした12球団合同トライアウトが24日、ほっともっと神戸で行われ、投手37人、野手22人の計59人が参加した。09年にオリックスから戦力外通告を受け、格闘家に転身していた古木克明外野手(31)は球界復帰を希望して挑戦。6打数1安打1四球ながら、ブランクを感じさせないスイングで、視察した約100人の球界関係者にアピールした。第2回は12月5日にQVCで行われる。 現役時代と変わらぬ構えから、古木は迷いなくバットを振り出した。フルスイングだ。下柳のスライダーに詰まり平凡な遊飛。それでも、表情に悲壮感はなかった。「上出来じゃないですか」。約2年ぶりの真剣勝負を心から楽しんだ。 09年オフにオリックスから戦力外通告。合同トライアウトを受けたが獲得球団はなく、同年12月に
ドアラが落合前監督に“涙の”惜別メッセージ…中日 落合前監督への思いをつづったドアラ 中日の人気マスコット、ドアラが本紙に落合前監督への惜別メッセージを寄せた。2人の関係を「仲間」と言い切るだけに、「こういう時がきたか…。さびしいかぎり」としょんぼり。「本当に色々とおせわになりました。ありがとうございます」と別れを惜しんだ。 両者の仲が深まったのは数年前、指揮官が手を差し伸べてくれた時だったという。「(握手は)何年前か忘れたけど、マウンドであいさつする時。ビックリして、あんまり覚えてない…。でも(手は)大きかった気がする」。キャンプでは球場の監督室に呼ばれ、「たわいもない事。世けん話とか」を語り合ったという。 横浜でリーグ連覇を決めた際にも、手を取り合い、左翼席のファンへあいさつに向かった。良き理解者との別れに「忘れないで、覚えてて下さい」と“涙”をぬぐっていた。
ドアラ、痔の手術でVパレード欠席…中日 中日の人気マスコットキャラクター、ドアラが今オフに手術することが24日、分かった。シーズン終盤から持病の痔(じ)が悪化したため。最悪の場合、3月30日の広島との開幕戦(ナゴヤD)で得意のバック転を披露できなくなる可能性が出てきた。 前半戦でバック転の成功率が振るわず、今季は初の2軍落ちを経験。精神的ストレスも影響したのか、第7戦までもつれ込んだ日本シリーズ中も抗生物質で痛みを抑え、移動の新幹線では患部の負担を軽減する円形のクッションを座席に敷いて博多まで往復した。 球界屈指の人気マスコットの離脱は、高木新体制となる中日にとって痛いところ。復帰時期について、球団関係者は「開幕に間に合わせるために、この時期に決めたようです」と説明。手術は近日中で、10日間程度の入院生活が見込まれ、12月3日の優勝パレードは涙をのんで欠席する。 ファンサービスを大切にして
今季1回目の12球団合同トライアウトが24日、ほっともっと神戸で行われた。阪神下柳、中日河原、西武G・G・佐藤ら59選手が参加。投手が打者4人にシート打撃で対戦し、格闘家に転身した元オリックス古木も安打を放った。オリックス加藤大輔投手(31)は2三振を奪い、楽天入りを確実にした。第2回は12月5日にQVCマリンで行われる。 楽天はこの日、トライアウトを受験した加藤を獲得する方針を固めた。オリックスを戦力外となった加藤はシート打撃に登板し、直球が走り、打者4人に対し2奪三振。特長のナックルカーブも織り交ぜた。視察した楠城編成部長は「特に目についた。ナックルカーブも切れがあった。申し分ない」と高く評価した。横浜を戦力外となった稲田直人内野手(32)、ロッテを戦力外となった定岡卓摩内野手(25)の獲得も前向きに検討。ウイークポイントの補強を積極的に行う。
政治 外務省 枯れ葉剤「調査しない」 米側の疑義理由に2011年11月25日 Tweet 猛毒のダイオキシンを含む枯れ葉剤が本島北部で使われたとする元米軍人の証言が報道された問題で、外務省沖縄事務所は24日、「米側が一連の記事の信ぴょう性を疑っている」との理由から、国としても追加調査はしない方針を初めて示した。同日、名護市議会の比嘉祐一議長らが真相究明や基地周辺の環境調査実施を求める意見書を提出した際、明言した。 対応した伊従誠副所長は「現段階で追加調査は予定していない。北谷町などが情報収集していると聞いている。新情報があれば検討する」と述べた。伊従副所長は報道を受け米側に再確認した結果、米側は(1)報道写真のように枯れ葉剤を他の薬剤と一緒に貯蔵することはない(2)枯れ葉剤なら容器に印があるはず―など疑義があると回答したという。 仲村善幸市議は「新事実が出るのを待つのではなく外務省は
社会 日本にも米軍属裁判権 1月の沖縄市死亡事故2011年11月25日 Tweet 玄葉光一郎外相 【東京】玄葉光一郎外相は24日に記者会見し、米軍属による公務中の死亡事故など重大な犯罪について日米地位協定を運用改善し、米側が刑事訴追せず、日本側の裁判権行使に「好意的考慮」で応じれば、日本側で訴追できるとの新たな枠組みで米側と合意したことを発表した。 地位協定の運用を調整する日米合同委員会で23日に確認した。運用の改善で、米軍属の公務中の犯罪について日米双方とも刑事裁判を実施しないという“空白”は改善される見通しだが、公務中の犯罪は米側に第一次裁判権があるという地位協定の規定は変更しておらず、公務中の犯罪は引き続き米側が裁判権を有する。 新たな枠組みに合意したことを受け、沖縄市でことし1月に発生した交通死亡事故について、米側が同日、刑事訴追しない旨を通告し、那覇地検は加害者の米軍属の男
社会 過失致死罪を適用 那覇地検、不起訴から一転2011年11月25日 Tweet ことし1月、米軍属の男性が交通死亡事故を起こした現場の国道=23日、沖縄市 24日記者会見した那覇地検の平光信隆次席は、日米合同委員会の合意に今回の事故が例外的に含まれた背景について、「死亡事故という重大事案」であり、法務省を通して日本で裁判権を行使することを同委員会に提起するよう依頼していたと説明。那覇検察審査会の起訴相当議決も影響したことも明らかにした。 同日から起訴手続きを始めており、25日に自動車運転過失致死罪で起訴した後、記者会見で発表する。軍属男性の身柄については「逃亡や自殺の恐れなどもあり、処分に関わる」として明らかにしなかった。 軍属男性を5年間の運転禁止処分とした米軍に対し、日本で刑事訴追することに、同一の罪を二度裁く一時不再理には「かからないと理解している」と述べた。軍属への運転禁
防衛局長「工事反対は合点いかぬ」 政治 2011年11月25日 09時51分Tweet(1時間17分前に更新) 沖縄防衛局の田中聡局長は24日の定例記者会見で、東村高江のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)移設工事について「北部訓練場の過半を返還する大きな目的のためで、反対ということ自体私にはなかなか合点がいかない」と述べ、阻止を続ける反対派を批判した。 田中局長はまた「実力行使することを考えているわけではない」と述べ強制排除の考えはないとした。その上で「警察も道路交通法に反すると妨害している方々に警告していると聞く。そういう言葉に耳を傾けてほしい」と冷静な対応を求めた。 米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に関連し、代替施設での使用機種を垂直離着陸輸送機MV22オスプレイに変更することに伴う環境影響評価の修正について、田中局長は「音のデータの情報収集が中心」と述べ、騒音データの修正にとどま
記事一覧 新幹線金沢開業、危機感持ち対応を 商工会議所が知事へ提言 (2011年11月25日午前10時22分) 2014年度の北陸新幹線金沢開業による福井県内への影響について福井商工会議所は24日、官民が協力して対策に取り組むよう西川知事に提言した。まず県民が情報を共有するとともに、産業や観光などの分野でスピード感のある対策を求めた。 同会議所は4月、有識者を交えた専門委を設置。会員企業へのアンケート、九州新幹線が開業した熊本、佐賀両県の事例調査などを踏まえ、影響と対策を議論し、全体、産業、観光、公共交通、まちづくりの5項目から成る提言にまとめた。 提言では、金沢開業に対する県内企業、県民の危機意識が低いとし、積極的対策への機運醸成に取り組むべきだと指摘。行政が対策の方向性を定めた上で、民間から事業案を公募し重点支援する体制を求めた。 産業分野では、商店街の枠を超えた連携事業に対する
横浜市立図書館創立90周年を記念して、創立当時のレコードを聴く大衆文化講座「横浜で交差した音 日本編」が27日、栄区公田町の市立栄図書館(指田文夫館長)で開かれる。入場無料。 栄図書館によると、市立図書館は1921年6月の創立。講座は「音で横浜、日本、世界の90年間を回顧しよう」という企画で、5日には音楽評論家を講師に招いて世界編を開催した。 27日の日本編では、大衆芸能研究家の岡田則夫さんを講師に招き、岡田さん所蔵のSPレコードを聴く。 1923年9月1日の関東大震災で被災した大阪出身の落語家、二代目桂小文治の音声を記録した「時事 大震災難物語」や、関東大震災を題材に歌った石田一涙の「被服廠(しょう)の哀歌」など震災関連のレコードのほか、1928年の昭和天皇即位のラジオ中継や小泉又次郎衆院議員(小泉純一郎元首相の祖父)の演説などを流す。 指田館長は「貴重な音声資料を多くの人に聞い
パイオニア、世代交代進む 来月10日にバレー・プレミアL開幕 2011年11月25日 09:57 実戦を想定したブロック練習に取り組むシャイーヌ・スタエレンス(右)と香野晶子=天童市・東北パイオニア体育館 バレーボールプレミアリーグ女子のパイオニアレッドウィングスは24日、12月10日に開幕するリーグ戦を前に、天童市の東北パイオニア体育館で報道陣に練習を公開し、会見を行った。佐々木みき、多治見麻子らベテラン勢が抜け、一気に世代交代が進んだ今チーム。宮下直樹監督は「レシーブをはじめ守備を強化してきた。粘り強く一戦一戦全力で戦い抜く」などと目標を語った。 今季はベテラン勢に加え、エース栗原恵ら計7人が退団。浅津ゆうこ、森谷史佳ら6人が新加入し、大幅に入れ替わった。外国人選手として、昨季に続きオランダ代表のシャイーヌ・スタエレンスを迎え、計16人で臨む。スタエレンスはロンドン五輪最終予選の欧州
都市ガス製造来月上旬再開 仙台市ガス局・港工場 仙台市ガス局は24日、東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた港工場(宮城野区)の仮復旧工事が完了し、液化天然ガス(LNG)で製造した都市ガスの供給を12月上旬に再開すると発表した。 港工場では浸水で壊れた設備の補修に加え、製造施設内への浸水を防ぐため、ドアの機密性向上や窓の位置変更、制御装置の高所移設など、新たな対策を講じた。仮復旧を終え、29日には震災後初めて、マレーシアからLNG船「アマンセンダイ」を受け入れる。 同工場は、都市ガスを仙台、多賀城、富谷など7市町村に供給。現在は、新潟―仙台間のパイプライン(総延長約262キロ)から供給される天然ガスに、港工場で臭いを付けて出荷している。 仮復旧後は供給量全体の45%を製造で、55%をパイプラインで賄う。徐々に製造による供給を増やし、震災前の7対3の割合に戻していく方針。電気設備などの
岩手知事、釜石で来月仮設宿泊「越冬できるか確認」 岩手県の達増拓也知事は24日の復興本部員会議で「被災者が仮設住宅で冬を越せるかどうか確かめたい」と述べ、12月1日に釜石市の仮設住宅に宿泊する方針を示した。東日本大震災の被害が大きい東北3県で、知事が仮設住宅に泊まるのは初の試み。 県広聴広報課によると、達増知事は12月1日夕、釜石市で開かれる県政懇談会に出席後、市内の空き仮設住宅に泊まる。現在、場所の選定を進めている。食事は商店などで買い出した地元の食材を使い、仮設住宅で自炊するという。 県内では今月中に断熱材や二重窓、風除室がすべての仮設住宅に整備される予定。達増知事は仮設住宅での防寒対策が十分かどうかを確認する。
インターネット等で1冊にまとまっているもの(あくまで1冊でとのことだったので)が存在するのかを調べた。「莫高窟 全 一冊」、「莫高窟 全石窟」など、キーワードとなる語を組み合わせ検索するがそれらしきものヒットせず。 市内で所蔵する「敦煌」の本を取寄せ中を確認。全てがのっているものは見つけることができなかった。 中を確認した本の一例 702.22「図説敦煌」(河出書房新社、2000年) 702「敦煌莫高窟内容総録」(平凡社、1987年) 702「敦煌芸術精華」(1996年) S702「敦煌の石窟芸術」(中央公論社、1980年) 519.8「週刊ユネスコ世界遺産No62 敦煌の莫高窟ラサのポタラ宮とジョカン寺」 巻ものであれば、県内図書館等に「敦煌莫高窟1~5巻」、「敦煌石窟1~10巻」などの本があるが、これらも全492の石窟の中からの抜粋のようであった。また、インターネットの情報から「敦煌石
“自由に脱退できない”ということが明文化されているものは見当たらなかった。反対に“入退会は自由”といった内容のものがいくつかあったので次の資料を提供した。 「地域分権時代の町内会・自治会」(自治体研究社、2007年) 「あなたの町内会総点検 増補改訂版」(緑風出版、2004年) 「地縁組織論」(自治体研究社、1999年) 「新自治会・町内会モデル規約 新版」(自治体研究社、2004年)
次の本を参考にみてもらった。 「日本医薬品集一般薬 2008-09年版」(じほう、2007年) 「和漢薬百科図鑑 1全改訂新版」(難波恒雄/著、保育社、1993年) 「第十五改正日本薬局方」(じほう、2006年) 分類499、490の棚から漢方薬について書かれているものを選び中を確認。巻末資料等で“おもな生薬”についてのリストはあるが、利用者の求めるものは、主な生薬ではたりないとのこと。 R499「日本医薬品集一般薬 2008-09年版」付録のP155~漢方・生薬製剤の記載あり。原料については、成分及び分量の所に記載。 R499「第十五改正日本薬局方」一覧になっているものはないが“生薬総則”と“医薬品各条”(生薬等)の記載があったので参考にしてもらった。 499「和漢薬百科図鑑 1全改訂新版」P453~日本薬局方収載生薬一覧表(第8、第9および第12改正)あり。
『四国遍路日記』 澄禅/著 大東出版社 1977 の著者である「澄禅」は『四国遍路』 近藤喜博/著 桜楓社 1972 p248の引用文では「証禅」と記されている。どうして異なっているのか、どちらが作者なのかを知りたい。 『四国遍路研究』 近藤喜博/著 三弥井書店 1982 p362に『四国遍路』の引用文と同じ文があり、「證(澄)禅」とあるため、同一人物であり、「證」が『四国遍路』では「証」と記された可能性がある。また『四国遍路の研究』 頼冨本宏/著 国際日本文化研究センター 2001 p84には“澄禅大徳の「四国遍路日記」”という記載がある。 作者から調査を行い、澄禅、証禅について以下の文献を調べた。澄禅の記載はあるが、証禅はなし。 『国書人名辞典』第3巻 堤精二(他)/編 岩波書店 1996 p287 『密教辞典』全 佐和隆研/著 法蔵館 1997 p504 『密教大辞典』全 縮刷版 密
以下の資料を提供。 ・「日本経済新聞縮刷版1979年」4月24日朝刊9面、4月27日夕刊13面〔R071〕 ・「東急の文化戦略」(森彰英/著、日本ソフトバンク、1990) ・「どうしても西武に勝てない東急の研究」(藤井剛彦/著、YELL books、1989) ※〔 〕内当館請求記号。 1979年4月に開店しているのでその頃の新聞の縮刷版をみる。 ・「日本経済新聞縮刷版 昭和54年4月号」(日本経済新聞社、1979)〔R071〕4月24日朝刊9面P811に記事あり。東急流通グループと西武流通グループの争いにふれている。 ・「日本経済新聞縮刷版 昭和54年4月号」(日本経済新聞社、1979)〔R071〕4月27日夕刊13面P963に109開店の広告と東急に関する広告記事あり。渋谷の発展に尽くし、渋谷とともに発展してゆこうとする東急グループの第三次開発のための一つとあり。 ・「朝日新聞縮刷版
百科事典で見つけることができず,Googleにて“留萌沖三船沈没事件”をキーワードに検索. 「留萌沖三船沈没事件」は,「三船殉難事件」でも出ていることがわかり、そちらでも検索.下記資料を見る. ・『吉村昭 自選作品集 第4巻』 新潮社 1991 〔F・s08461667〕 この作品集の中の『烏の浜』が参考文献として挙げられていた. ・『慟哭の海:樺太引き揚げ三船遭難の記録』 北海道新聞社/編 1990 【他市;916】 上記資料同様に参考文献として挙げられていたため,座間市立図書館より借用. ・『國史大辞典 10 と-にそ』 吉川弘文館 1997 〔R210・s07154560〕 P841 尼港事件について記載あり. ・『日ソ政治外交史』 有斐閣 1985 〔319・s04049409〕 P205~ 7対外政策と世論―「尼港事件」と北樺太占領政策―に記載あり. ・『新版 日本の軍国主義 Ⅱ
「学校の勉強以外で教師や友人と深く触れ合ったのが、旧制高校でしたね。私は松本高校(長野県松本市、現信州大)に入ったことが人生の転機になり財産になったと思っているんです」。先月24日に84歳で亡くなった作家の北杜夫さんにインタビューした時の言葉を、今も口調とともにはっきり覚えている。毎日新聞の教育のページで今も続く「学校と私」のコーナーで、高校時代の思い出を話してもらった。その生活を描いた著作「どくとるマンボウ青春記」(1968年出版)には、旧制高校の教養教育や教師と生徒の触れ合いが、ユーモラスなエピソードとともに描かれる。その描写を暗記するほど読み、憧れて大学に進んだ私は「そんな教育こそが必要ではないか」と今、思う。 旧制高校は1894年に高等学校令により正式に設置され、一高(現東京大)から八高(現名古屋大)のナンバースクールや新潟や松本の地名がついた高校、武蔵や成城といった私立高もあった
所蔵のレコード1万枚を天童市に寄贈 オルゴール博物館 2011年11月24日 20:37 東北パイオニアから天童市に寄贈されるレコードコレクションとステレオセット 昨年6月に閉館した天童オルゴール博物館(天童市)が所蔵していた約1万枚のレコードコレクションについて、運営母体だった東北パイオニア(同)は、高級ステレオセットと合わせて天童市へ寄贈することを24日までに決めた。 コレクションはレコード文化を後世に残そうと集められ、県民から寄せられたものも多い。歌謡曲から洋楽、ジャズ、クラシック、アニメなどジャンルは多彩。ビートルズやカーペンターズなど洋楽作品が多く、ファンには懐かしい音源がそろう。博物館の営業中は館内の「レコード館」で、好きな作品を聴くことができ人気を集めた。 寄贈するステレオはレコードプレーヤー、アンプ、スピーカーの一式でパイオニアが生産した最高ランクの製品。現在の市場価格
女川のがれき、東京都が10万トン受け入れ 来月から搬入 記者会見で東京都に謝意を表明する須田町長(左)と小泉部長 東日本大震災で発生した宮城県女川町の災害廃棄物(がれき)を東京都に搬入して処理するため、都と宮城県などは24日、基本協定を締結した。都の受け入れ量は2013年3月まで約10万トン。12月に搬入を始め、12年2月以降に本格的な処理を開始する。 がれきは町内で選別して、可燃性の木くずなどをコンテナで鉄道輸送。福島第1原発事故を受け、2回放射線量を測定し、基準値を下回った分だけを搬出する。1日当たり300トンを都内の清掃工場で焼却し、焼却灰は埋め立てるか、セメント原料にする。 女川町のがれきは44万トンを超え、家庭用一般廃棄物の115年分。都庁で開いた記者会見で須田善明町長は「どうしても地元だけでは解決できず、心から感謝する。復興に向けた大きな一歩になる」と強調。放射線への不安か
気仙沼線などの復旧 JR仙台支社長「復興調整会議で議論」 JR東日本の里見雅行取締役仙台支社長は24日、仙台市内で開いた定例記者会見で、東日本大震災で被災して復旧の方向性が定まっていない気仙沼線などについて、専用レーンを利用したバスや次世代型路面電車(LRT)といった代替輸送による復旧も検討対象になるとの考えを示した。 ただ「JRとして特定路線への導入は考えていない」として、主体的には推進しないことも明言。実際の協議は沿線自治体や東北運輸局などとつくる復興調整会議に委ねる意向だ。 里見支社長は復旧の在り方に関して「地域にとってふさわしいものを議論することに意味がある」と説明した。その上で、線路を舗装した道路をバスが走行するバス高速輸送システム(BRT)やLRTを代替輸送手段の具体例に挙げた。 従来の鉄道に戻す再建案への言及は避け「(復旧は)あくまで地域の足を守るのがベース。その方法は
山形の冬、今からブルブル 福島からの原発事故避難者 冬の到来を控え、福島第1原発事故の影響で山形県内に避難してきた人たちが戦々恐々としている。福島県の中通り、浜通り地方は山形と比べて降雪量が少なく、多くの避難者にとっては初めて過ごす「雪国の冬」だからだ。少しでも不安を和らげようと、山形県は雪道運転などの講習会を無料で開催している。 「雪道での運転や雪かきは未知の世界。想像がつかない」 福島市から小4の長男(10)、幼稚園児の長女(5)を連れて自主避難し、10月に山形市のアパートに移り住んだ太田万里さん(36)は不安そうに語る。 夫は仕事のため福島の自宅に残り、母子3人での避難生活。福島では車を運転する機会は少なかった。「今は毎朝、娘を自転車で幼稚園まで送っているが、雪が積もればどうするか。雪が積もったり、凍ったりした道で車を運転した経験がほとんどなく、怖い」と心配は尽きない。 山形
中央教育審議会大学分科会大学院部会(部会長、有信睦弘・東京大監事)は24日、大学院前期博士課程の修了要件に筆記試験などを導入する方針を決めた。博士号取得者に幅広い専門知識を身につけさせるのが狙いで、現行の修士論文などに代替できるようにする。文部科学省は大学院設置基準などを改正し来年度から導入を図る。 大学院の博士課程には5年の一貫制と前後期の区分制があるが、大半は区分制を採用。修了要件には修士論文などが課されているが、研究テーマが早くから専攻分野に限られる弊害が指摘されてきた。試験は(1)専攻分野と幅広い関連分野の筆記試験(2)博士論文に向けた研究報告・口頭試問--の2段階で構成。導入は各大学の判断とし、修士課程だけの専攻には適用しない。【木村健二】
三陸鉄道の復興へ商品続々 被災レールを記念品に 震災からの復興を願って販売した記念レールを手にする三陸鉄道の望月社長。3回目の販売も検討している 東日本大震災で被害を受け、路線の3分の2が運休中の第三セクター三陸鉄道(岩手県宮古市)が、復興に向けた商品を続々と売り出している。震災で損傷したレールやオリジナルのせんべいなどで、路線の復旧工事費は国がほぼ全額を負担することが決まっているが、自力でも収入を上げようと奮闘中だ。 レールは5、10センチの2種類に切り分け、これまで2回、それぞれ3万円、5万円で販売した。高額なため売れ行きを危ぶむ声もあったが、8月の1回目は限定各100個が初日に完売。10月下旬に始まった2回目の販売(限定各100個)も年内に売り切れそうな勢いだ。 当初、被災したレールは廃棄も検討された。復興の象徴として商品化が決まると、社員総出で研磨などを手掛けたという。 望月
謎の天体「トルネード」(宇宙竜巻)が、回転するブラックホールから噴射された高エネルギーのガスの痕跡であることを、京都大理学部の鶴剛教授(エックス線天文学)と大学院生の沢田真理(まこと)さんが解明した。日本天文学会報告書に25日掲載される。 「トルネード」は強い電波を発するらせん状の天体で1960年に発見された。不思議な形から注目を集め、その正体について「超新星爆発の残骸」「回転する中性子星」など諸説があった。 研究グループは、世界最高感度を誇る日本のエックス線天文衛星「すざく」の観測結果を分析。渦巻きの両端に約1000万度の高温プラズマがあり、二つは形状や大きさがほぼ同一であることが分かった。さらに、国立天文台野辺山(長野県)の電波望遠鏡で、この「双子のプラズマ」と同じ位置に分子雲が存在することを発見した。 この結果、渦巻きの中心に回転するブラックホールがあり、両端から噴出した高エネルギー
【ジュネーブ斎藤義彦】クラスター爆弾を全面禁止する条約(オスロ条約)に対抗し、新型爆弾の保有や使用を容認する規制の緩い新条約案の交渉を担当する米政府高官が毎日新聞の取材に応じた。高官は「両条約が併存する世界が最善だ」と述べ、ジュネーブで25日まで開会中の軍縮会議「特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)締約国会議」で新条約案の採択を目指す考えを明らかにした。 会議では米国提案などを受け、議長国フランスから議長案が提出されているが、禁止推進派からオスロ条約の「骨抜き」との反発が出ている。これに対して、高官は「オスロ条約を尊重する。骨抜きにする意図はない」と反論した。新条約ができても日本を含めオスロ条約加盟国の「脱退は求めない」と述べ、新条約交渉で「好機を逃すべきではない」と各国に合意を求めた。 高官は、オスロ条約締結後、加盟国は増えているが、世界にあるクラスター爆弾の「85~90%」を保有する
3月の東日本大震災に伴う津波の被害を受けた福島県相馬市の松川浦で、貝など水底に生息する生物(底生生物、ベントス)の種の数が震災後に半減していることが東北大の調査で分かった。底生生物は沿岸の生態系の基礎になり、水産業復興のためにも種の多様性を回復させる取り組みが求められる。 松川浦は水深最大約5.5メートル、面積738ヘクタールの大型干潟。海水と真水が混合した塩分の低い汽水湖で、ノリやカキの養殖、潮干狩りが盛んだ。 調査は、全国約1000カ所で継続的に実態調査を行う環境省や松川浦で水産業支援に取り組む環境団体「世界自然保護基金(WWF)ジャパン」の委託を受けて、鈴木孝男・東北大助教(底生生物生態学)が実施した。 環境省の震災前の調査では干潟全域で約190種の底生生物が確認されていたが、震災後には83種しか確認できていない。特に被害が大きかった調査地点では、昨年5月には55種確認できたが、今年
【パリ宮川裕章】フランスのサルコジ大統領、ドイツのメルケル首相、イタリアのモンティ首相は24日、フランスのストラスブールで会談し、欧州債務危機の打開に向け協力することで一致、近く欧州連合(EU)にEU条約の一部修正を共同提案する方針を明らかにした。修正内容は明らかにされなかったが、危機国の予算などにEUが介入できるようEU条約の改正を目指すとみられる。ただ、仏独間で意見の分かれる欧州中央銀行(ECB)の役割拡大については修正案に含まれない模様だ。 会談後の記者会見で、サルコジ大統領は「ユーロ圏のガバナンス(統治)の向上に向け、条約の一部修正をEUに共同提案する方針を決めた」と述べた。 ユーロ圏の加盟17カ国には単年度の財政赤字を3%以内に抑制しなければならない財政安定成長協定が課せられている。ドイツは同協定に違反した場合の罰則強化などを主張しているとみられる。 モンティ首相は、13年の財政
青森県八戸市は24日、東日本大震災の津波で発生した県外の災害廃棄物を受け入れる、と発表した。搬入時に放射性セシウム濃度が100ベクレル以下であることを前提に、岩手県野田村と宮城県石巻市の可燃性のがれきなどを受け入れる。八戸市内にもまだ大量の災害廃棄物があり、焼却施設の処理能力もあることから、受入量は未定。【松沢康】
東京電力は24日、水素爆発のリスクを下げるため、福島第1原発1~3号機の注水量を減らし、圧力容器底部の温度を現在の40~68度から80度程度に上げる作業を開始したと発表した。圧力容器内の水蒸気量を増やし、水素ガス濃度を減らすのが狙い。さらに1~3号機の圧力容器内に窒素を注入する準備作業にも着手した。 東電によると、格納容器内へ窒素ガスを注入しているが、ガスが行き渡りにくい圧力容器上部に、放射線によって水が分解されて水素ガスがたまっている可能性があるという。 松本純一原子力・立地本部長代理は会見で「水素の低減が確認できれば再度、注水量を増やす。圧力容器温度は制御できる状況にあり、(圧力容器底部温度を100度以下にする)冷温停止の達成に支障はない」と述べた。 経済産業省原子力安全・保安院の森山善範・原子力災害対策監は同日の会見で「80度への引き上げは妥当。(圧力容器)内部の水素濃度は可燃限界(
政府の原子力災害現地対策本部は24日、東京電力福島第1原発事故で特定避難勧奨地点に指定された世帯のある福島県南相馬市の宅地で実施した2度目の放射線量調査の結果を公表した。9月に全体で817地点を調べたところ、154地点で初回の6~7月に比べ放射線量が上昇し、新たに指定基準を超えた地点もあった。伊達市内でも新たな調査で指定基準を超える高線量の地点が確認されており、対策本部は両市と協議し、近く追加指定を行う見通し。 特定避難勧奨地点は、局所的に年間被ばく量が20ミリシーベルトを超える恐れが高い「ホットスポット」で世帯ごとに指定される。「高さ1メートルで毎時3.0マイクロシーベルト」が目安だが、南相馬市は18歳以下と妊婦を対象に「高さ50センチで2.0マイクロシーベルト」との独自基準を設け、これまでに131世帯を指定。伊達市では113世帯が指定されている。 今回の調査で放射線量が増加した地点の一
会談冒頭に福島県の佐藤雄平知事(左)と握手する野田佳彦首相=首相官邸で2011年11月24日午前11時15分、藤井太郎撮影 野田佳彦首相は24日、福島県の佐藤雄平知事と首相官邸で会談した。佐藤知事は東京電力福島第1原発事故に伴う健康不安解消に向け、18歳以下の県民の医療費の無料化を要望。首相は「除染と健康管理は最優先だ。課題はあるが、関係閣僚に検討を指示したい」と応じた。 佐藤知事は迅速な損害賠償や、復興特区法案の優遇措置を福島県内限定で上乗せする特別法制定なども求めた。【福岡静哉】
【バンコク西尾英之】カンボジアの旧ポル・ポト政権(1975~79年)時代の大量虐殺を裁く特別法廷で、人道の罪などに問われた元ポト派ナンバー2のヌオン・チア元人民代表議会議長(85)らポト派の最高幹部だった3人に対する初の本格審理が21~23日の3日間、プノンペン郊外で開かれた。3被告は「裁判が不公正だ」などと法廷を批判した。 出廷したのはチア被告のほか、イエン・サリ元副首相兼外相(86)、キュー・サムファン元国家幹部会議長(80)。起訴された4人のうち元副首相の妻のイエン・チリト元社会問題相(79)は認知症が進んでいるとして法廷は公判を停止した。 チア被告は「裁判は真実の一部しか取り上げない」と訴えた。サムファン被告は「検察の主張はおとぎ話だ」と反発し、サリ被告は「96年に恩赦を受けている」と主張した。 特別法廷は03年に国連とカンボジア政府が設置に合意。多数の収容者が虐殺されたトゥールス
【ジュネーブ伊藤智永】国連のピレイ人権高等弁務官は23日、エジプトで先週末以来、軍政に反対するデモ参加者への弾圧で30人以上が死亡した事態に憂慮の念を表明し、エジプト当局の対応を非難する声明を出した。 ピレイ氏は声明で「軍と治安部隊は、催涙ガス弾やゴム弾の不適切な使用など明らかに行きすぎた弾圧を行っている」と指弾。エジプト政府に対し、弾圧を即時中止して責任を明らかにし、28日の人民議会(国会)選挙を平和かつ安全な環境で実施するよう求めた。
【テヘラン鵜塚健】ペルシャ湾岸バーレーン政府が設置した調査委員会は23日、今年2~3月に起きた反政府デモについて「治安部隊が多数のデモ参加者に過剰な武力を行使し、拷問を加えた」とする報告書を出した。政府も報告書を受け入れ、法律の改正や人権監視機関の設置に取り組む意向を表明した。 バーレーン政府はこれまで一貫してデモへの対応に問題がないと強調してきたが、エジプトやリビアで抗議デモを発端とした政権転覆が相次いだことから危機感を強め、一定の責任を認めることで「幕引き」を図る方針に転換したとみられる。 報告書によると、デモ弾圧で計35人が死亡し、約3000人が当局に拘束された。拘束後の電気ショックやむち打ちによる拷問で5人が死亡したという。「武力行使や拷問に関して政府の指示はなかった」と記したが、「イランが扇動した」との政府の主張は「証拠がない」と退けた。 バーレーンでは今春、国民の多数を占めるイ
【バンコク西尾英之】ミャンマー国営紙「ミャンマーの新しい灯」によると、ミャンマーの上下両院合同議会(連邦議会)は22日、市民に平和的な政治集会やデモを認める法案を可決した。テインセイン大統領の署名を経て成立する。旧軍事政権は学生が主導した88年の民主化運動や07年の反政府デモを武力で厳しく弾圧してきた。政治的な集会やデモの自由が公式に認められれば、民主化へ向け大きな進展となりそうだ。 議員の一人が24日、AFP通信に語ったところによると、法案では集会やデモを行う場合、5日前までに当局に報告する義務があると規定。参加者は旗や政党のシンボルマークを掲げることは許されるが、集会やデモの実施には政府機関や学校、病院、大使館を避けなければならない。 テインセイン政権は民主化運動指導者、アウンサンスーチーさんとの対話に乗り出し、国内メディアへの検閲制度を緩和するなど、国民の政治的権利の確保に取り組む姿
東日本大震災で発生した災害廃棄物の処理問題で、東京都と宮城県は24日、同県女川町の可燃性のがれき約10万トンを12月から順次受け入れ、都内で処理すると発表した。都は岩手県宮古市のがれきを受け入れているが、今回は23区と多摩地域の各市も協力する。都庁で記者会見した須田善明・女川町長は「被災地住民にとってがれきの山々は、物理的にも心理的にも復興への足かせとなっている」と述べ、広域処理への協力を呼びかけた。 国によると、宮城県で発生したがれきは1569万トン。このうち女川町には約44万トンあり、町の一般廃棄物の115年分に相当する。会見で小泉保・宮城県環境生活部長は、時折声を詰まらせ「広域処理をしてもらうために全力を挙げている。ただ残念ながら、原発事故の問題で消極的な自治体も多く、苦慮している」と述べた。 発表によると、がれきは23区や多摩地域の施設で焼却。搬出時から繰り返し放射線量を測定する。
厚生労働相の諮問機関、社会保障審議会介護保険部会は24日、税と社会保障の一体改革に反映させる介護保険制度改革案に関する意見書を了承した。現役世代(40~64歳)の保険料を収入に応じて決める「総報酬割り」の導入について「賛成する意見が多く見られた」とし、積極姿勢を示した。厚労省は早ければ12年度からの実施を目指している。このほか、年金収入約320万円以上の人の自己負担割合(現行1割)を2割にアップする案も賛成意見が多数を占めた。 また、厚労省は24日の同審議会介護給付費分科会で、介護職員の給与底上げに充てている一般会計の処遇改善交付金を今年度末で廃止し、介護保険財政で賄うことが望ましいとする報告書の素案を示した。 40~64歳の介護保険料は現在、健康保険組合など医療保険ごとの加入者数に応じて負担割合を決め、個々の保険料を設定している。一方、総報酬割りは加入者の収入総額に応じて決めるため、給与
ドイツで23日実施された新発10年物国債の入札が不調に終わり、欧州域内で最も財政が健全とされるドイツにも欧州債務危機の影響が及んでいることが浮き彫りになった。動揺は世界の金融市場に波及し、日経平均株価は約2年8カ月ぶりの安値を更新した。市場では、危機打開に向けた政策対応が実行に移されない限り、不安定な値動きは続くとの見方が強い。 ドイツ国債の入札で調達予定額に届かない「札割れ」は珍しいことではないが、市場関係者にとって想定外だったのは未達額の大きさ。60億ユーロ(約6200億円)の募集に対し、落札されたのは約36億ユーロのみ。バークレイズ・キャピタル証券の高橋祥夫チーフ外債ストラテジストは「未達額がここまで大きいのは異例」と指摘する。 札割れは、安全とみられていたドイツ国債でさえ、買い手がつきにくいことを示している。年2%という表面利率の低さが嫌気されたことも要因だが、野村証券の岸田英樹シ
「福島テレビ」の女子アナウンサーが退職して故郷の金沢に戻った。6歳の子どもがいるうえに新たな妊娠が分かったからだが、この“避難”がネットで話題になっている。11月17日付の北陸中日新聞に実名で登場、福島県民が聞いたら「エーッ」という話を吐露したからだ。 例えば――。 〈(震災後)初めて金沢に戻った時、友人が食事に連れ出してくれた。豊富な食べ物、汚染を気にすることもない。「これが普通の生活だったんだ」。涙が出た〉 〈伝えるニュースに「これでいいのか」という疑問がふくらんでいく。福島駅近くでサクランボをほおばる幼稚園児の話題。洗わないまま『おいしい』と言って食べる“安全性”のアピール。「これって放送していいの?」と思わずにいられない〉 記事を読んだ福島県民の胸中は複雑だ。 「彼女は夕方のニュース番組を担当し、原発事故後も視聴者に『汚染は心配ない』というニュースを伝えてきました。彼女が
国民新党の亀井静香代表が、石原慎太郎東京都知事を党首にした新党構想を主導していることが24日、わかった。すでに民主、自民、たちあがれ日本に所属する国会議員にも参加を呼びかけ、大阪市長選に出馬している橋下徹前大阪府知事が率いる「大阪維新の会」や、大村秀章愛知県知事が率いる「日本一愛知の会」との連携も模索する。27日の大阪府知事・大阪市長のダブル選の投開票を待ち、年内結党に向け活動を本格化させる。 複数の政界関係者が明らかにした。新党は「保守」と「増税反対」を旗印に掲げ、亀井氏は結党の見通しが立てば国民新党を解党し、新党に合流する構え。民主党との連立政権からの離脱も辞さないという。 亀井氏は、石原、大村の両氏と、たちあがれ日本の平沼赳夫代表には新党構想を伝えており、橋下氏にも市長選で支援表明して秋波を送る。10月24日には都内の日本料理店で、民主党の小沢一郎元代表、山崎拓元自民党副総裁と3者会
印刷 「槻の木の広場」の南端の可能性がある溝の跡=24日、奈良県明日香村、伊藤恵里奈撮影飛鳥寺西方遺跡 奈良県明日香村の飛鳥寺西方(せいほう)遺跡で、飛鳥時代(7世紀後半ごろ)の石組み溝が見つかった、と村教委が24日発表した。飛鳥寺の西側には、大化改新の立役者、中大兄皇子(なかのおおえのおうじ=後の天智天皇)と藤原鎌足(かまたり)が初めて出会った「槻(つき)の木の広場」があったとされる。溝は広場の南限だった可能性があり、過去の調査と合わせると広場の規模が把握できたとしている。 溝の遺構は飛鳥寺の南西約130メートルにあり、幅約90センチ、長さ約14メートルにわたって出土。中に約15センチ大の石が敷かれ、東西方向に延びていた。溝の北側は整地されて5〜10センチの小石が敷かれていたが、南側にはなく、溝が広場の南限を示す区切りだったとみられる。 同遺跡ではすでに、今回の溝のすぐ東側で南北方
ライフハッカー[日本版]に、「仕事場探訪:壁一面の棚を図書館のようにする、という提案」という記事がありました。 仕事場探訪:壁一面の棚を図書館のようにする、という提案 http://www.lifehacker.jp/2011/11/111123librarywork.html 私のほかにもこの記事が気になった方がいるようで、すでに、はてなブックマークがついていました。 この記事のタイトルのように、「壁一面の本棚=図書館」のイメージなのでしょうか? 隠すばかりが収納ではないはず。あえて見せるように物を配置し、好きなものはお部屋のインテリアとして活用してしまう「見せる収納」も収納方法のひとつです。 と記事にあるとおり、この本棚は見せるための本棚で、図書館の本棚ではないように思いました。もしかしたら、このような本棚の使い方をしている図書館もあるかもしれませんが。実際の図書館では、展示用に
水戸市の県立図書館で23日、愛読書の魅力を語り合って投票で一番人気の本を決めるビブリオバトル(書評合戦)が初めて開かれた。「面白い本に出会えた」と参加者。図書館側も「本好きの人が増え、足を運ぶきっかけになる」と期待する。 ビブリオバトルは2007年、京都大学に在籍していた谷口忠大さん(33)=立命館大学准教授=が「課題図書を皆で読む輪読よりも面白い方法を」と発案した。 参加者がお気に入りの本を持ち寄り、本の魅力を1人5分以内で順番に語る。出場者と聴衆が「一番読みたくなった本」に投票し、チャンプ本(優勝本)を決める。当初は京都大学の学内で行われていたが、全国へ広まりつつある。 県内では常磐大学文芸部が今年1月、学内で開始。文芸部の坂本和信さん(23)らが「学外の人にも体験してほしい」と県立図書館に協力を仰ぎ、実現した。この日は高校生から40代まで計12人が出場。聴衆も14人集まった。
「辞職の可能性を否定しない」。かたくなに辞職を否定してきた中津川市の大山耕二市長が方針を一転させた。住民投票で失職することを心配する支援者らと相談するためだという。一方の反市長派は「辞職なら敵前逃亡だ」と痛烈に批判している。 中津川市の大山耕二市長は、22日の記者会見で、「辞職の可能性も否定しない」と話し、住民投票を回避する可能性を示した。 この発言に、反市長派でつくる「新図書館建設に反対する超党派議員の会」の楯公夫会長(新政会)は「もし辞職すれば敵前逃亡だ」と憤りをみせた。 楯会長は「市長解職投票の本請求の時など、今まで何度も辞めるタイミングはあったはずだ。住民投票が間近にせまった今やめるとしたら無責任はなはだしい」と語気を強めた。 反市長派の新政会はこの日、市長が辞任した場合の対応について協議。早ければ、定例議会の始まる今月29日までに辞職届が出される可能性もあるとみて、候補者
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