『アメイジング・スパイダーマン2』は、この敵でなければならなかった！

日本映画・洋画を問わず、ネタバレ・あらすじを交えて感想(レビュー、 批評、 解説…?)を語りながら、映画の魅力を再発見していきましょう。ラストを明かすことも。 【ネタバレ注意】 サム・ライミ監督の『スパイダーマン3』には、ヒロイン、メリー・ジェーンの恋敵として、グウェン・ステイシーが登場した。そのグウェンが、新シリーズではヒロインになっている。まったく逆の扱いだが、原作ではどちらかといえばグウェン・ステイシーがヒロインでメリー・ジェーンは恋敵だったから、これも新シリーズの原点回帰の表れだろう。 そして『アメイジング・スパイダーマン2』には、メリー・ジェーンが登場する予定だった。『ファミリー・ツリー』でジョージ・クルーニーの娘を演じたシェイリーン・ウッドリーをキャスティングし、すでに撮影も済んでいたそうだから、実現すれば『スパイダーマン3』と好対照の展開になっただろう。 『アメイジング・スパ

[okbc99]

“非リア充の観客をまずはエレクトロに感情移入させ、その気持ちをピーターが受け継ぐ。”