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「規制委に予知する術はない」火山予知連会長が批判
火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長は、原子力規制委員会が進める原発の安全性の審査で火山の巨大噴火の... 火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長は、原子力規制委員会が進める原発の安全性の審査で火山の巨大噴火の前兆を把握することを条件にしたことについて、「原子力規制委員会に予知する術はない」と批判しました。 火山噴火予知連絡会・藤井敏嗣会長:「今の段階で何が起きるのか、測れば分かるというものではない」「予知連に予知しろと言われても、術がない。規制委にあるとも思えない」 藤井会長は3日の会見でこう話し、原子力規制委員会が九州電力の川内原発の審査で地殻変動を観測していれば、桜島の北側に広がる「姶良カルデラ」が巨大噴火する数年前に前兆が分かるとしている点を批判しました。また、原子力規制委員会が、気象庁が発表する「噴火警戒レベル」を原発の運転を止めたり、核燃料を運び出す際の判断基準の一つに考えていることについても「しょっちゅう止めることになる」と懐疑的な考えを示しました。
2014/06/04 リンク