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policywatch | ポリシーウォッチ - 今年の為替展望はどうなるか
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モルガン・スタンレーMUFG証券のフェルドマンです。今日は為替の話をさせていただきたい。昨年半ばの円... モルガン・スタンレーMUFG証券のフェルドマンです。今日は為替の話をさせていただきたい。昨年半ばの円ドルレート78円から最近は90円を超えた円ドルレートになっていて、凄まじい動きがあったがこれからどうなるか。私達は、さらなる円安が来るであろうと考えている。年末までに100円くらい行くのではないかと思うが考え方は次の通りである。需要と供給である。 供給はどうかというと、ドルの供給は基本的に輸出業者が稼いだドル ー (マイナス) 輸入車が使ってしまうドルのネットになる。これから原発が短期的には再稼働されないということが予想されていて、そうなると短期的なので少なくとも1年間はエネルギー輸入額がかなり高いままであろう。さらに、潰れてしまった工場、ここ数年間の円高により日本から撤退した工場が簡単には戻らないので、貿易出資が悪化することになり、これが円安要因の一つである。 資本勘定はどうかというと、こ