絶体絶命？再試について

NON RIDERE, NON LUGERE, NEQUE DETESTARI, SED INTELLIGERE 卒業の季節が近づいてきた。ということは、再試の時期でもある。 知らない方のために言っておけば、再試とは、卒業間近の学生が、本試験に落ち、どうしてもその単位がないと卒業できないため、特別に実施される再試験のことである。 ＊ 大学で過ごす時間の中でしか培えないものがある――回り道の時間、散歩の時間、パサージュの時間、媒介の時間、遅れの時間。そういったものを守り、将来に引き継いでいくのは、私たち大人の務めであり、国家や社会の務めである。 哲学そのものの中に回り道、散歩、パサージュ、媒介、遅れを許容するのでなければならない。なぜなら哲学とはつまるところ、回り道、散歩、パサージュ、媒介、遅れであるからだ。 と前に書いた。だが、すべての「遅れ」「回り道」が等価であるわけではない。 ＊ 「試

[gorotaku]

あるある。しかしこれが大学教員あるあるになるぐらい多くの学生が、「ここで勉強して試験を通らないと人生ヤバいけど勉強しない」という危ない橋を渡ろうとするのが何故かはわかんない。

[zyugem]

一人だけ違う基準で成績付けてしまったら，他の不合格学生と不平等な扱いになって大問題。外部に説明できない。情状酌量なんてシラバスに書かれてないのよ。

[charliecgo]

同様に、卒論、修論が悲惨でも通してもらおうとする人々もいるが、こちらの場合は比較的温情措置がなされやすい。先生はそういうお荷物を抱えたがらないので。

[houyhnhm]

レポートで通してもらったので何とも言いづらい。

[machida77]

とある教授は、父云々を持ち出されると思わず情状酌量してしまいそうになる、と語っていた。まあ、その教授も結局は容赦なく落としていたが。

[dlit]

「いや待て、考えてみると、学校の試験ほど、客観的な基準で自分を計ってもらえるのは、人生の中でむしろ稀なことではないか…。」

[t-kawase]

正論過ぎる。「お前の本気・必死さってその程度なの？」って奴が多すぎ。かくいう僕は、非常勤先では「立つ鳥跡を濁さず」で全部通してやったけどね。

[QTL_chicken]

「落第する。それもまた人生だ。そこから予想もしなかったまったく別の道が開けるかもしれないではないか。」　件の学生に同情する気は無いが、自分の場合2回ばかり落第して、得られたものは特に無かったな（ぇ