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1840夜 『カオスの紡ぐ夢の中で』 金子邦彦 − 松岡正剛の千夜千冊
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1840夜 『カオスの紡ぐ夢の中で』 金子邦彦 − 松岡正剛の千夜千冊
カオスの紡ぐ夢の中で 金子邦彦 小学館文庫・ハヤカワ文庫 1998/2010 装幀:守先正 協力:「クォーク... カオスの紡ぐ夢の中で 金子邦彦 小学館文庫・ハヤカワ文庫 1998/2010 装幀:守先正 協力:「クォーク」編集部・「bit」編集部ほか 肩書によれば、金子邦彦は非線形複雑系の物理学や生物物理学の研究者である。専門は生命基礎論や力学系カオスだが、『生命とは何か』(東京大学出版会 2003)というずっしり重たい本を読んでみると、もっと広いプログラムを科学思想的に企図しているようで、生命科学全般を統合するための礎(いしずえ)を構想しているだろうことが伝わってくる。 しかもその目配りはすこぶるブリリアントで、多くの課題の位置づけにデリバリーされた独自のタグの按配も編集的にスマートなのである。どうも限定された専門性にはいられない御仁であるらしい。 もうひとつ感じるのは、『生命とは何か』は16年ほどたってヴァージョンアップされ、その名も小松左京(1713夜)のSF作品から抜け出した『普遍生物学』(