冷静かつ深みのあるエネルギー政策論を - 澤 昭裕

二元論ではないエネルギー政策 東日本大震災に伴う福島原発の事故、計画停電などを契機に、エネルギー政策が国民的話題になってきている。ここ最近、温暖化対策に引きずられる形でCO2対策しか頭になかったエネルギー政策が、「安定供給」の側面から見直されようとしているのは、よいことだ。 しかし、ほとんどのメディアが、脱原発か原発推進かという二元論の短絡的な構図を描こうとする。そうして、自然エネルギー推進を主張する人は脱原発、逆に自然エネルギーが進まないという見方をする人を原発推進の立場であるに違いないという先入観で、論者に対してレッテルを貼り付けるわけだ。私も、後者のレッテルが貼られているわけだが、事はそう単純ではない。 図をご覧いただきたい。原発に対する態度と自然エネルギーに対する見方とは、同じ軸上にあるわけではなく、別の軸の組み合わせだと考えるほうが正確だ。世の論者は、図のように少なくとも４つの象

[blueboy]

一件、正論。しかし国民の大多数は、それを望んでいない。「さっさとやめろ。何もするな」と大合唱。→　国民と国会議員に向かって語る方が有効でしょ。／ そもそも官邸に頼むのが方向違い。自分で提言を示すべき。

[elm200]

原発への惰性が強く働く日本で「冷静な議論を」なんて言えば経産官僚がほくそ笑み、なにも変わらず原発推進が続いて行くだけ。原発は社会の存続を脅かす極めて特殊な技術だからトレードオフじゃ語れない。

[FTTH]

そんな事云ってると池田信夫にbanされるぞ

[isshyman]

学者や記者はややこしく言うけど、ゴールは原発や化石燃料に変わる真の意味でリスクのすくないエネルギーのコントロールだとして、ソフトランでもハードランでもやっぱり原発廃止の方向しかないだろうな

[kotaponx]

たしかにあの「要請」でえらくややこしい話になってる。点検は精査すべきだが、復興に向け再稼働は必須というか急務だと思う。自然エネルギー推進は段階的というか漸進的に進めるべき。