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橋下市長の「撤退する勇気」
大飯原発の再稼働について橋下市長が「正直、負けたといえば負けた。そう思われても仕方がない」と述べ... 大飯原発の再稼働について橋下市長が「正直、負けたといえば負けた。そう思われても仕方がない」と述べて話題を呼んでいるが、私はこの「負けっぷり」は潔いと思う。 ニューズウィークでも書いたことだが、橋下氏はかなり前から再稼働反対論の筋が悪いことは理解していたのではないか。5月11日には、次のようにかなり率直な発言をしている。 池田さんは法治論を展開している。それは認める。ただしそれは電気事業法40条の省令基準が福島事故後も同じであることを前提。電気事業法が想定していなかった原発事故があったのだから基準を変えるということもありでしょう。しかも省令だから経産大臣の判断一つ。 ただここで難しいのが国家経済ですね。ここは池田さんの論に理ありです。正直ここはお手上げです。悩んでいます。ですからここはもう価値判断。世代の違いもあるのかもしれませんが僕は国家経済を少し後回しにしてもというポジションに立ちます。
2012/06/01 リンク