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橋下徹氏に見る憲法学通説の病理~その4:逃走への執着編~
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橋下徹氏に見る憲法学通説の病理~その4:逃走への執着編~
橋下氏にとっては、今さら篠田のような学者の存在価値を認めることなどは、絶対にできない相談だろう。... 橋下氏にとっては、今さら篠田のような学者の存在価値を認めることなどは、絶対にできない相談だろう。したがって橋下氏は、「降伏」論はなかったことにして、別の話に移行していかなければならない。 どうすればいいか。そこで浮上してきたのが、「逃走」論である。 伊藤氏の説明で顕著なのは、侵略戦争にさらされたときに政策決定者が行うべきなのは、予測される人命損失数の算術的計算だ、という発想方法である。伊藤氏が降伏を勧めるのは、失われる人命の数が、戦闘を行う場合よりも常に少ない、と仮定しているからである。したがって、降伏が妥当ではなくなるのは、降伏しなかった場合に失われる人命の数が、降伏した場合に失われる人命の数を下回る場合だけだ、ということになる。伊藤氏や橋下氏にしてみれば、そのような(彼らにとってはいわば)「例外的な」事態であることが証明されれば、降伏しなくてもいいぞと譲歩してもいいことになる。そこで橋