『阪急と京福の連携(4)』

京阪大津線の復興研究所大津線とは、京阪の京津線と石山坂本線の総称です。 この大津線の活性化策を考えることが当ブログの目的です。 そのために、京阪線や他社の例も積極的に取り上げます。 では、京福との連携を強めるにあたって、阪急側で何かできることはないでしょうか。それを考えた場合、「西院への特急停車」が検討課題として浮上してくることになります。 「京阪間直通輸送の将来(4)」において、阪急京都線特急の停車駅から淡路と茨木市を外す代わりに南茨木に停めることを提案しました。これに西院が加われば、結局のところ停車駅の数は現在と変わらなくなってしまいます。 しかし、南茨木と同様に、西院も広い意味での京阪間直通輸送において重要な駅です。平成24年度版『都市交通年報』に掲載されている2010（平成22）年11月9日火曜日の交通量調査によれば、西院の一日あたり乗降人員は38,529人です。長期的には微減傾向