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『精神医療における場所、空間、時間の考え方』
精神医療、特に薬物療法は、処方するドクターが違うと、効きかたも異なるといったエントリを過去ログに... 精神医療、特に薬物療法は、処方するドクターが違うと、効きかたも異なるといったエントリを過去ログにアップしている。 良く言われるのは、内科医や外科医が向精神薬を使っても、精神科医のようには効果が出ないこと。 これはリエゾンをしていると、よくそれを感じる。逆に降圧剤や不整脈の薬などは専門の内科医が使った方が僕たちが処方するより効くのではないかと思う。 新薬の治験で往々にして良好な効果が発現せず、発売まで時間がかかったり、発売が見送られたりするのは、この「慣れない薬を治験する」ということに大きな問題がある。だから、治験は無駄とは言わないが、柔軟な判断が必要とされる。 精神医療は、特に薬物のように明確な薬理作用を背景とする治療ですら、理解できない部分が混入している。 ジェイゾロフトは治験で不調だったため、ファイザーはあまりに弱気に見える添付文書を発行していた。あのような文章だと、患者さんに推奨でき
2010/07/16 リンク