松竹伸幸『「君たちはどう生きるか」異聞』

松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba 保守リベラルからリアリスト左翼まで仲良く（中翼） あまりの猛暑が続いて、リモートワークになっていることの有り難みを、この間しみじみと感じた。とはいえ、8月9日に記者会見で東京に行くなど、外に出ることをゼロにするわけにはいかない。でも、その東京でも、いつもなら美術館めぐりでもするところだが、今回は映画館に入って外にでないことにした。そして観たのが、「君たちはどう生きるか」だった。 この原作は、私にとって、あまりいい思い出になっていない。中学生の頃、父親が買ってきて、「いい本だから読め」と強制された。文学少年だったら関心を示したかもしれないが、私はそういう子どもではなかったので、率直に言って作品の水準についていけなかったのだ。 そうしたら父は、「お父さんも中学生の時に読んだのだぞ」などとのたわまった。中学生と言

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"大叔父「この塔では支えきれない」…私には「この党では支えきれない」に""かつてソ連・東欧の実態を目の当たりにして教条的なマルクス主義や唯物史観を公然と批判した宮崎ならその程度のことは言いそう"