『広汎性発達障害と境界性パーソナリティ障害の合併について その生育歴の特徴』

医療法人永朋会 理事長 加藤晃司ブログ医療法人永朋会は愛知、神奈川、東京、大阪、札幌で、児童精神科、精神科、美容皮膚科、美容外科のクリニックを6店舗展開しています。Z/X coffee founder。 起業したビジネスすべてのまとめブログはこちら↓ https://kjblog.net/ 今回は広汎性発達障害（PDD)と境界性パーソナリティ障害（BPD)の併存について考えてみます。 臨床上何度か、横断的にはBPDの診断を満たしているが、生育歴はBPDのものではない、というケースに出会ったことがあります。 横軸と縦軸が合わないためになんとなくしっくりこない、という感じです。 この場合、やはり何らかのピースが足りていない、と考えたほうがよいと常々考えており、とにもかくにも生育歴を再度見直すようにしています。 すると最初には見えてこなかったものが見えてくることがあります。 女性の患者さんだと、