宮本武蔵「昔はよかった…」

昔々、宮本武蔵という人がいました。武蔵は生まれが貧しく、実の親も正確にはよく分かっていません。武蔵は、学歴にも職歴にもまったく縁がない男でした。しかし、武蔵は自分の剣の腕前には自信がありました。そして、自分に才能があるのは、本当の親が名のある剣豪だったに違いない、と信じていました。 しかし、武蔵が生きていた時代は戦国乱世が終わり、天下太平の世の中になってしまっていました。そんな時代にも関わらず、宮本武蔵は剣豪として名を売り、末は「軍師」という役職に就きたいと思っていました。天下太平、つまり平和な世の中では、どれだけ人を斬り殺したかでは世間に評価されません。実力主義はもうとっくに終わってしまっていたのです。平和な世界で評価されるには学歴、職歴が必要でした。それがなければ、官職にも安定収入のサラリーマンにもなれません。となれば、彼女との幸せな結婚もマイホームも手に入りません。学歴も職歴もない彼

[Sediment]

信長の野望でちょくちょく隠れキャラ的な位置づけで武蔵出てくるけど、ステータス微妙なんだよな。戦争の才能はまた別なんだとは思った。

[tatage21]

まだ平和な時代にはなってない。天草の乱で武蔵は戦っている。また晩年は細川藩の剣術指南になってるし文章・絵画にも優れていたから教養もあったのだろう。ただ仇討を警戒する余り風呂に入らなかったので不潔だった