久しぶりの読書「都市と星」

「都市と星」は1956年にアーサー・C・クラークによって書かれた作品で、生や死までもが都市に管理される未来を描いている。ここで言う死は都市に回収されることであり、回収された人は赤子に作り変えられて都市から産まれてくることになる。 面白いのが、生まれた赤子が成長すると、前世、つまり回収される前の人の記憶がよみがえることである。そのため死はこの世界で恐れられるものではない。その代わり、人々は都市の外を異常なまでに恐れる。都市の加護が及ばないからか。 しかし、主人公は特殊な存在である。前世の記憶がないのだ。つまり、都市ができてから初めて産まれたのである。そして、彼には都市の外への恐怖がない。主人公は外の世界に興味を抱くようになる。 特筆すべきはその未来観であり、今読んでもはっきりと「未来」を感じる設定になっている。これが1956年に書かれたとは到底思えない。 これ以上はネタバレになるので書かない

[cider_kondo]

旧版(銀河帝国の崩壊)の方が好きだなー(SF教養主義者並感／ほい、町山先生のhttp://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20140519／id:death6coin＜いや、雰囲気でちょっと似てる部分ありますよ(といっても30年近く昔に読んだので記憶曖昧ですが

[tick2tack]

進撃の巨人の元ネタだー　とか言ってた増田が居たな http://goo.gl/ftwJFR / クリストファープリースト「逆転世界」とかどうでしょ

[consigliere]

都市と星、良かったか。うんうん、よくわかる。次はクラークの短編を読んでみるんだな。

[death6coin]

へぇ、さすがクラークだな。鋼鉄都市の広所恐怖症とは違うんだろうな。／id:cider_kondo 都市は子宮を志向しているみたいなムーブメントがあったんですかね？

[mugi-yama]

個人的にあらすじ聞いただけでゾクッとくる小説ていったらこれと『高い城の男』が双璧

[gimonfu_usr]

　　　（　白鹿亭ていう本、科学的センス皆無で地学教師を泣かせたワシでさえ面白かった。クラーク作品〔だったかな？〕けどハードSFぽくなくて、ホラ吹き男爵の小噺集みたいな本でした。　）

[sds-page]

アーサー・C・クラークは古典の中でも現代人に読みやすい話なので好き

[okemos]

#sfjpn

[dazz_2001]

SFは男の浪漫。何故か気になる。

[hihi01]

懐かしいな。少年の頃、幸せなSF読みだった。

[brookbach]

めも

[sugimurasaburo]

SFならクラーク「幼年期の終り」、SF以外なら横山秀夫「D県警」シリーズ、宮部みゆき「杉村三郎」シリーズはどうでしょう。