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<日銀の異次元緩和政策の「その後」>
"21世紀における金融政策” (教科書、2062年出版)より <日銀の異次元緩和政策の「その後」> 2012... "21世紀における金融政策” (教科書、2062年出版)より <日銀の異次元緩和政策の「その後」> 2012年の安倍自民党政権成立後、日本銀行は金融政策実施に当たって政府との連携を強め、年率2%のインフレ実現を目標に掲げて、「異次元緩和」と呼ばれる大胆な金融緩和策を実施した。 2013年以降、日銀は国債とETF(指数連動型上場投資信託)を最初毎年50兆円、そして80兆円づつ買い続けた。さらに2016年には「マイナス金利」政策を導入し、イールドカーブの人為的な操作にも手を染めた。 それらの結果、2018年4月時点で、日銀の国債保有割合は発行済総額の5割に達し、ETF総額に占める日銀の保有割合も8割に達していた。 にもかかわらず、日銀はまだ2%のインフレターゲットに達成することができなかった。2017年の物価上昇率はわずか0.3%であった。 「もう買うものがない。」というのが2018年度を迎え
2019/03/27 リンク