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短編小説書き出し考
僕は小説を読むのは好きなのだが文章を読むのはあまり好きではないという、どうしようもない性質を持っ... 僕は小説を読むのは好きなのだが文章を読むのはあまり好きではないという、どうしようもない性質を持っている。 酷いときは最初の一行を読んだだけで本を放り出すこともある。なにか事件が起こる前にだらだらとまえがきのようなものが続くともう読む気が失せてしまうのだ。 なので冒頭ではさっさと本題に入って、その世界に引きずり込んでほしいと常々思っている。 特に気合を入れて臨む長編と違い、軽い気持ちで読み始める短編ではその傾向が強い。 そこでちょっと気になったので短編小説の書き出しをまとめてみた。 【日時型】これは、れいの飲食店閉鎖の命令が、未だ発せられない前のお話である。太宰治 眉山 それは九月初旬のある蒸し暑い晩のことであった。江戸川乱歩 D坂の殺人事件 それは新婚二年目の夏のことでした。筒井康隆 傷ついたのは誰の心 【情景描写型】フロントグラスがいつの間にかまた薄く曇り始めた。石原慎太郎 完全な遊戯
2017/07/05 リンク