『男はつらいよ』 という作品が嫌い

子供の頃から見ていたので馴染み深い作品なのだが、どうにもこの作中に登場する車寅次郎が大嫌いだ。 何が嫌いかというと、自分は好き放題しておいて他人のやっていることには口をはさみ、 逆に自分が指摘されると逆ギレするという有様だ。 ある作中で、寅次郎がいない間に叔母がメロンをそこに居る人の分だけ切って食べるというシーンがある。 みんなで、さぁ楽しく話でもしながら食べましょうというところに寅次郎が帰ってきて、自分の分のメロンはどうした？と言う。 寅次郎は不在だったのだから当然切っているわけもないが、その事に腹を立てて「俺のおかげで手に入ったメロンだ」と主張する。 不在の寅次郎の分も残しておけばよかったというのも間違いではないが、その事に関していつまでもグチグチと繰り返し、 叔父がブチ切れて金を投げつけて「好きなだけ食ってこい」と怒鳴った所に、寅次郎は激昂する。 それを見たヒロインは腹を立てて「男が

[totoronoki]

ああいうバカで嫌なヤツでも人の助けになったり助けられたりで生きていける社会、共同体に視聴者は安心するんだよ。実際にはそんなものはなかったから余計にね。

[klaps]

仕事が辛かったときに毎晩酒飲みながら見てた。適当でもいいんだなーって思って救われた。みんなはそんな寛容な世界は無いって言うけど、それはどうかな。

[ototsuki]

落語聞かない人なのだろうな。与太郎噺とおんなじ構図でしょ。

[neko2bo]

寅次郎自身では無く彼の様な無用の長物を赦す(幻想の)社会を描いた作品だったのかも。急激な経済成長と社会の効率化に対する当時の前近代的な人々の戸惑いを反映した、ガス抜き的な作品だったのではないでしょうか。

[gurinekosan]

リアルタイム視聴者に聞くと、人格云々ではなく、束縛されない自由な（ように見えるファンタジー的）生き方が憧れだったらしいです。最近で例えると、脱社畜サロン？

[hobo_king]

寅さんは好き嫌い抜きで興味深いキャラ。強気に見せるも弱く、陽気に見えて実は陰気、人に囲まれつつ酷く孤独、居場所が有るようで無い。彼一人で昭和が影に捨ててきた社会的弱者の全てが説明出来そうな程。

[waitingforspring]

何だろうね。自分がはみ出せないからこそ、はみ出して生きる姿に憧れたんだろうか。高度成長期、会社に従ってひたすら働いたサラリーマンの悲哀なのかも。

[reharmonize]

おさるのジョージみたらショック死しそう。飼ってるおじさんが仏すぎるとわが家でいつも話題になる

[hiroharu-minami]

心の底から馬鹿が嫌い、馬鹿が許せないって人が本当に多くなったのかもなあと、こういう文章を見て思う。

[mujisoshina]

寅さんはあくまでも社会に適合できないダメ人間であることを描きつつ、周りの一般人が悩んでいることを常識を飛び越えてかき回し解決に導くという構図。常識に囚われすぎている社会への風刺だよね。

[eiki_okuma]

男はつらいよ、社会的弱者讃歌なんですよね。定職もなく金もなく女もなく、そんな男が一話通して成り上がるわけでもなく描かれる。人間誰しも弱い部分はあるので、そこに共感する物語。ちいかわと一緒。

[gyakutorajiro]

#スラヴォイ・ジジェク 「他者の失敗とか弱さとか罪悪感といったものもまた同一化の特徴たりうる」。妹のさくらや舎弟の登、柴又の町の人々等、弱くても肯定してくれる寅さんへの「他者のまなざし」にも同一化したい

[ext3]

アレ見てる当人がクズなんだよな。あれに共感できるってことはそういうこと。あんまり聞きたくないかも知れないが、つまり増田の親は

[Wafer]

そんな人のためにリアル寅さんは実際にどうなのかを撮った映画があります。きっついでぇ

[gkmond]

『武器としての「資本論」』に言及があって読んだが、これは階級意識じゃなくて「迷惑なやつムカつく」って書いてあるだけじゃないか。「わからない」も「好きになれるのがおかしい」だ。不思議なところはないじゃん

[minminzemi81]

『男はつらいよ』の車寅次郎は､つまり江戸落語の「八つぁん､熊さん」に相当します｡それでは､古典落語のどこが面白いか？と､言われてもね｡日本人の琴線にふれる話だから､じゃないかな｡

[k-happiness3chan]

同感！ 一方で山田洋次の作品　遥かな山の呼び声　は百回観ても、百回泣けます。

[tsurukamedaikokuten]

「何が面白かったんだろう？」と言われれば、私は寅さんのまっすぐな自己矛盾が好きでした。それにしてもこのブログの筆者様にがおっしゃる通り、こんな上司がいたら最悪です笑

[djsouchou]

与太者が感動を生む、みたいなのがウケてたのだと思う（好きか嫌いかで言ったら大して感心ないので、ふわっとした事しか書きようがない）

[rizenback000]

ワイも子供の頃から嫌いだった…釣りバカも…

[nika1vf]

なんか少し前にTwitterで話題になってた「アナ雪はありのままの自分の曝け出しを肯定しまくるから嫌い！」に通じるものがある（「それは一部を見て誤解してるだけでそういう作品じゃない」的な意味で）

[soylent_green]

メロン騒動の話か？　あれは山の手だと笑って終わりだが、下町だと「でも食べちゃった家族も悪いよねえ」という感想になるんだと山田洋次が言っていたそうだ

[amd64x64]

普通におもしろいよ。初期作品しか見てないけど。

[netafull]

その発想はなかった “ヒロインに対して迷惑をかけていることを気にもせず、トラブルを巻き起こすその姿は現代でいえばSNSでバカなことをする人と似ているのだ。”

[hestigo]

あの作品凄く観やすいんだ。山田洋二が言いたい事を寅さんに言わせてさくらが疑問を呈しつつヒロシが「ああ、わかる気がします」ってつづけておいちゃんおばちゃんが「そんなもんかねえ？」で〆る。対立がないんだ。

[taro-r]

ドラマとか映画とかたいていダメ人間を主役にしてるような気がするんだけど…。好き嫌いというより面白いかで，あまりリアルに考えると，うぇー，となるのでしょう。

[ikeike443]

テキ屋は寅さんが始まった初期の頃からもう絶滅危惧種で、寅さんみたいな人は当時から十分迷惑だったんだけど、まだまだああいう時代についていけない男がいっぱいいたんだよね、という話だと聞いてる（観たことない

[dowhile]

「バカが戦車でやってくる」観ようぜガルパンの原作だよ（大嘘）

[FTTH]

多分、通して見たことがない。（増田のような印象を持つだろうと思ったから、である）

[deztecjp]

終了して間もなく四半世紀になる作品をわざわざ嫌いとかいわなくても……と思ったら、2019年12月27日に新作が公開されるというので、のけぞった。

[xufeiknm]

まじめに働く労働者を馬鹿にするクソ映画なのに、監督は共産党お抱え

[fu-wa]

あれは内容がどうとかではなく、山田洋次という無能のせいだよ。

[craprak]

私も寅さん苦手だけど、主人公がクズな映画がダメとなると、「時計じかけのオレンジ」がなんであんなに面白いか説明つかないのよね。嫌いな理由を説明するの、難易度高い。

[akiat]

主人公が魅力的でないのに人気の作品はたくさんある。エヴァンゲリオンの碇シンジやAlicesoftのランスとか、ヘタレだったり鬼畜だったり。ただ主人公の周りに魅力的なキャラクタがいることが多い。

[witch-doktor]

子どもの頃はああいうおもしろいおっちゃんに親しみを感じていたが中学生くらいになってくると段々と嫌な気持ちを持つようになり、そして今はもう懐かしい風景のようになってしまった。大人になるとは。

[norikki]

実は産まれてこの方見たことない（39歳）

[interferobserver]

ポリコレ的には『つらいよ』のほうがいい。

[meech]

後期の寅さんの甥の大学受験あたりを大学前後に見るとむず痒くなる

[rissack]

ああいうふうにてきとーに生きてみたいなぁというあこがれ

[dgen]

多分私は最初から最後まで通して見たことがない。進歩の無いマンネリズムだし、ヒーローみたいな活躍をするでもないし、笑いどころも無い。その辺の近所の家を撮影してるのと大差ないと感じる。釣りバカも同じ。