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母が娘をライバル視するのは仕方のないことなのか
古今東西あらゆるフィクション・ノンフィクションを見てもどうやら仕方のないことらしい。諦めてはいる... 古今東西あらゆるフィクション・ノンフィクションを見てもどうやら仕方のないことらしい。諦めてはいるが、自分の身に起こっていることでもある。 世代的に専業主婦を選択せざるを得なかった母は、鬼のような教育ママとなり、莫大な金と時間をかけて小学生の娘に10つもの習い事をやらせ、中高は片道2時間の学校からの週6で塾に通う生活を6年、そして娘はノイローゼになりながらも無事1人で生活できるような賃金を稼ぐ社会人になった。手頃な恋人を見つけて二十代のうちに結婚し、有難いことに子宝にも恵まれて共働きで慎ましく生活している。 母に言わせると全て母のおかげである。昔は嫌な気持ちもしたものだが、まあそれで嫌な気持ちになるのは私くらいなので今はあまり気にならなくなった。それは良いのだが、私が「母の教育のおかげ」でこのような「いわゆる幸せ」な人生を送っていることがやっぱり母はどこか気に入らないようなのである。 私が小