エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
三つの物語 - アブソリュート・エゴ・レビュー
『三つの物語』 フローベール ☆☆☆☆☆ 岩波文庫の絶版本を古本で入手。活字体も古いし、旧かなづか... 『三つの物語』 フローベール ☆☆☆☆☆ 岩波文庫の絶版本を古本で入手。活字体も古いし、旧かなづかい。おまけに漢字も難しく、けっこう読めない。「いう」は「いふ」、「ほんとう」は「ほんたう」、「ように」は「やうに」。ページを開くとものすごい風格が漂う。読みづらいが、これはこれで雰囲気があって嫌いじゃない。 フローベール自身によって発表された最後の本らしい。遺作の『ブーヴァールとペキュシェ』は未完となっている。解説によれば、この三つの物語こそ、その形式においても精神においても、この人の芸術・作品の完璧な総合であるといわれている、らしい。確かにそういわれるのも納得できる見事な出来だ。私は『ボヴァリー夫人』しか読んだことがなくて、今ひとつフローベールという作家のすごさが分からなかったが、この本を読んでよく分かった。やはりフローベール、あのミラン・クンデラが絶賛するだけのことはある。 収録されて