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「地上の楽園」の現実/北朝鮮帰国事業(菊池嘉晃) - 見もの・読みもの日記
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「地上の楽園」の現実/北朝鮮帰国事業(菊池嘉晃) - 見もの・読みもの日記
○菊池嘉晃『北朝鮮帰国事業:「壮大な拉致」か「追放」か』(中公新書) 中央公論新社 2009.11 私の場... ○菊池嘉晃『北朝鮮帰国事業:「壮大な拉致」か「追放」か』(中公新書) 中央公論新社 2009.11 私の場合、そもそも「在日コリアン」という問題系を意識したのは、90年代以降ではないかと思う(遅っ!)。であるので、1959年から84年まで、四半世紀にわたって続いた「北朝鮮帰国事業」についても、その存在を知ったのは、ごく最近のことだ。本書は、「北朝鮮による壮大な拉致」、いや「日本政府による厄介払い」という具合に評価の錯綜するこの問題を、起源にさかのぼって丁寧に、客観的に論じた労作である。 私が本書から学んだこと(再認識したこと)を挙げていこう。まず、在日コリアンが渡日した要因は(1)生活難(2)留学など(3)戦時動員(4)前記三者の家族として、の4パターンに大別される。(3)に関して「強制連行」があったことは事実だが、戦後の在日社会において(3)の比率は1割程度に過ぎないという。また、渡日者